こんにちは
日々塩分6g未満の減塩ごはんに取り組んでいる管理栄養士 おかのゆいです。
はじめましての方へ。自己紹介はこちらです。
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減塩料理というと、「美味しくなさそう」と拒否反応を示す方もいらっしゃるでしょう。
〇ただでさえ家事に仕事に忙しいし、毎日のメニューを考えるのも大変。減塩なんてそんな余計な事考えたくない!
〇食事くらい好きな物を好きな味で食べたい!
よくわかります!
いきなり全部を減塩するというとハードルが高いかもしれませんが、まず何か1品だけでも塩分控えめにしてみるのはいかがでしょうか。
はじめの一歩。
まずはお味噌汁からちょっとだけ変えてみませんか?
粉末だしより天然出汁がおすすめ
鰹節や昆布、いりこなど素材から出汁を取るのは理想ですが、そこまでは求めません!
私も市販のだしパックを使っています。
私も鰹節と昆布を使うのは年に数回で、お正月のお雑煮や時間に余裕があるときです。
色々種類があるのでお好みの物を探してみてください。
(まれに、だしパックそのものに塩味がついている場合もあるので、原材料を見てください。)
出し汁は少なめで具沢山
出し汁が多いほど味付けのための味噌をたくさん使うことになりますので、出汁は普段より少なめに。そのかわり、季節の野菜、お芋類を普段より多めに入れてみてください。
そうすることで全体のカサも増えるので「少ない」という印象はあまりありません。
具を大きく切り過ぎると煮るのに時間がかかってしまい、もともと少ない出汁が蒸発してしまいますので。短時間で煮えるサイズに切ると良いです。
具の選び方
出汁の風味にさらに具材の味も加わることで、ぐっとおいしさが増します。
大根、もやし、ごぼう、玉ねぎ…おすすめです。(地味ですか?)
お芋類は塩分を体外に排泄する働きがあるカリウムという成分が多いので、こちらもおすすめです。
きのこ類も旨味が出るし、きのこに含まれる食物繊維も余分な塩分、コレステロール、有害物質を排泄してくれます。
冷蔵庫のお野菜と相談して使うことが多いですが、このようなポイントを知っておくと、より体に良い選択ができると思います。
あ、お味噌汁の具は1種類だけではなく2〜3種類入れた方が彩も良くなりますし、食べていて飽きません!
「今日のお味噌汁は〇〇ばっかりだね」というクレームも防げます。
コクの出る油揚げや天かすもお忘れなく!
最後に香りの物をプラス
仕上げにネギなど香りのものをいれます。
食卓で七味をかけるのも良いですね。
お椀を顔のそばに持ってきた時の香り、一口目を味わった時の香りが薄味をカバーしてくれます。
お味噌汁は地域や各ご家庭でそれぞれこだわりや特色があると思います。
取り入れられそうなところがあればぜひ実践してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日のお味噌汁は白菜、人参、しめじ(見えない)。最後にネギを入れました。