読書の秋 | ソンイ オフィシャルブログ Powered by Ameba

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小説や本をあまり今まで読んでこなかったんだけど、
今年に入ってから本が好きになりました






東野圭吾さんの「秘密」を読んで、
結末に衝撃を受けて!!!!


「秘密」に関しては、ハマりまくって映画もドラマも借りて見た!


本を読むようになった大好きな作品です。




それから10作以上は本を読んだんだけど、



最近読んだ本を紹介するね☆





上海行ってる間に読んだ、
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東野圭吾さんの「虚ろな十字架」
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キャッチコピーの「死刑は無力だ」


最初は「ハテナ?」だったけど、

読んでからは納得してしまう言葉でした。






”死刑”という重いテーマの本だし、

内容も悲しすぎる事件がいくつもあって
読んでいて気分が明るくなる作品ではけしてないけど、

読まなかったら死刑についていつまでも他人事としてしか考えてなかったんだろうな、、、と。





加害者が死刑になれば、亡くなった方が戻ってくる


それなら死刑は無力ではないけど、そんな事は願いでしかないし、


加害者が重い十字架を背負って罪を償う意思があったとしても、
被害者や遺族の心が満たされる事はないんだよね。






被害者側の気持ちも、

加害者側の気持ちも、


両方経験してるかのような気持ちの描写がさすが東野圭吾さんだなと思いました。







ただ、21年前の2人の過ちは、ちょっとストーリーの中で無理やりすぎないかな?と思っちゃった。。

さすがに、親気づいてあげようよ。。。って。


だってそれくらいむごくて、許せない事なんだもん。。

現実でこんな事件あったら悲しすぎる。。






読み終わってから表紙の樹海の写真を見ると、余計悲しい気分になる。。
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一歩道を踏み外して加害者になれば、
自分だけじゃなく家族、親戚とたくさんの人が生きづらくなるし


そして被害者側は自分は経験しないでしょなんて、誰もが言い切れる事ではない。



どちらも他人事じゃないし、

どちらの立場になったかでは「死刑」に対する考えは全く違うものになるよね。




死刑は無力。





もし、自分が被害者側になった時、

私は加害者に何を求めるのかな。。。


死刑が無力なら、もうなにも求めないのかな。。