『彩ちゃんっ』
『フッ…ごめん
守れへんかった』
『ううん
彩ちゃんは
ちゃんと守ってくれたよ』
『……ごめん』
『わかったから。
とりあえず帰ろ?』
『あぁ。』
ボロボロな彩ちゃんを
支えながら歩く
ずっと苦笑してるけど
めっちゃ悔しいんやろうな
歯を食いしばって
涙目になっている
なんで?
なんでこんなに
ボロボロになるまで
戦ったん?
もし彩ちゃんと
私の立場が逆やったとしたら。
私は彩ちゃんの為に
立ち向かったかな?
ううん……
たぶん逃げれる
チャンスがあったら
彩ちゃんを置いて
逃げてたと思う
やっぱり彩ちゃんは強いな
私なんか駄目駄目や。
まだまだやわ
彩ちゃん見てると
諦めたらあかんって
思えてくる
『っ、、痛い!』
『我慢してよ』
『マキロン嫌いやねん』
『そんなん言ったら
手当出来ひんやん』
『やらんでええわ』
『もー、、、
動かんといて』
『いややわ
美優紀下手くそやから
逃げてるねん』
『じゃぁもうやらん』
『……だぁぁっ
わかったわ
動かへんやから
早くして』
『ホンマに
素直じゃないな』
『うっさいわ』
やっとの思いで
家の前に着いたら
彩ちゃんは
自分の家へと
向かうから
無理やり彩ちゃんの
腕を掴んで
私の家に連れてきた
そのままソファに
座らせて手当てをしてるねん
『……ありがとう』
『ぅん』
『美優紀に助けて
もらってばっかやわ』
『私も彩ちゃんに
助けてもらってばっかやで?』
『……そっか。』
『部屋行こ?』
『あぁ…話すわ』
『ぅん』
階段を上って
私の部屋に行く
フラフラと歩く
彩ちゃんを
ぼんやりと見ながら
部屋に通す
久しぶりに部屋を
見られるから
緊張してくる
『適当に座って』
『ぅん…何か
部屋変わったな』
『ちょっとだけやで』
『可愛くなった』
『フフッ…
急にどうしたん?
照れるやん////』
『そう思ったから
言っただけやし』
『ふぅーん』
彩ちゃんの口からは
『話』は出てこうへん
雰囲気が悪いんかな?
『ダサいと思うかもしれんけど
それが3年前からの
私の姿やから…だから
まぁ……とりあえず聞いて?』
『ぅん』
たとえ彩ちゃんが
ダサかっても
私の中の彩ちゃんは
永遠の好きな人やから
安心して?