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さやみる小説館

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『好きやで』

『もう疲れた』

『えっ?』

『何時も口だけや』

『…………』

『好きって思ってへんやろ?
   もう私に飽きたんやろ』

『違うっ…飽きたんじゃない』

『別れよ…耐えられへん』

『……美優紀』


ガチャッ


別れを告げた美優紀は
ずっと二人で
過ごしてきた
想い出の部屋を
泣きながら出て行った



『飽きたんじゃない
   愛を無くしたわけでもないねん』



今でも美優紀のことが
好き…それは
何時までたっても
変わることはない
でも私は最低なことをした
美優紀という
大切な人がいるのに
違う人のところに
行ってしまった
でもそれは1回だけで
その時は私も
酔っ払ってたから
あんまり覚えてへんかった
ちゃんと謝って
許してくれたはずやのに
私は美優紀を
不安にさせていた


『これが定なんやったら
   諦めようかな…
   ずっと思ってるだけで
   もぅ…いいよ』



チャリを飛ばして
海にきた
大声で今の私の
気持ちを露わにして
少しでも罪悪感を
拭おうとした



『まだ愛が残ってるから
   戻って来てほしいっ‼︎
   美優紀のことが好きやから
   ……頼むから
   戻って来て!』




『…フフッ
   普段それぐらい
   素直やったら
   不安にならへんねんけど?』

『…っ。美優紀?』

『その気持ちってホンマ?』

『う、ぅん』

『じゃ、もっかい付き合う?』

『美優紀…間違ってるで』

『何が?』

『別れてへん
   私、いいよって言ってへん』

『っ、、、』

『でも戻って来てくれてよかった』

『ぅん』

『信じてな』

『?』

『私のこともっと信じて』

『ぅん』

『はぁ……ホンマによかった』

『なぁ彩』

『なに?…ンッ』

『私も好きやで』

『し、知ってる////』