本日は小学校の家庭教育学級で講演をさせていただきました。

このご縁に心から感謝します。

 

改めて、良好な人間関係は、聴くことから始まるのだなぁと感じます。

ここでの聴くとは、「相手の気持ちに寄り添う」ことを指します。

 

寄り添ってもらえると、

私のことを理解してくれた

私のことを大切に思ってくれている

それが伝わるのです。

 

特に、ちょっと心が弱っているときや、

不安や不満、怒りなどのいわゆる負の感情を抱いている時に、

気持ちに寄り添ってもらえると、

元気が回復していきます。

励ましてもいないのに、自然に、です。

その人が、自らの力で、乗り越えるのです。

 

きっと寄り添ってもらう経験をたくさんした子どもは、

寄り添うことができる人に

思いやりのある人に

自分で考え行動できる人に

そして、自分も人も大切にできる人に育つでしょう。

 

子どもとの会話の中に、

寄り添う言葉がけをプラスしてみてはいかがですか?

 

新たな気づきがあったら幸いです。

 

 

 

今年も半年が過ぎてしまいましたね。

九州地方の台風による被害が大きくならないことを祈っています。

 

さて、私の師匠である、鈴木由美子先生の「親子学」「親業デー」「マインド」の講座に月1回、多くて月3回(滅多にないけど)足を運んでいます。講座のある日は、できるだけ予定を入れずに、参加できるように調整しています。

 

講座に参加することが、とても貴重になっています。

子どもを自立した大人に育てあげるため、親子の絆づくりのための言葉がけの講座ですが、もう一つ楽しみなのが、自分自身の心を知ることができることです。

 

子育ては自分のことは後回しにしがち。

自分が何が嫌で、どう感じていて、何を伝えたいのか。

それを見つめ、整理する作業が、言葉がけを学びながらできるからです。

 

私の気持ちに気づかなければ、

「わたしメッセージ」はできあがりません。

なんとなくの「わたしメッセージ」では、相手に伝わらないのです。

 

今までの言葉がけでも、子どもは育ちます。

学んでいない人の方が多いと思いますし。

 

でも、私は、子どもの心を育て、自立させ、親を頼らずとも生きていける大人に育てたい。

いずれは、家庭をもち、子育てをしていける大人に。

そして、自分が親であることに喜びを感じながら子育てをしたい。

 

そのために、学びは必要だと、改めて、学んでいる意味を考えてみたのでした。

 

明日は、川越市のある小学校の家庭教育学級で言葉がけの講座を開きます。

この信念を基に、楽しい講座にしてきます。

 

 

 

 

 

 

 

超、超、超、お久しぶりです。。。
毎日の忙しさに、すっかりブログのことを疎かにしていました。
 
しかし・・・
再び書いてみようと思い立った、そのきっかけは、
平成29年1月27日に「蔵里」で開催した『親子学講座in川越』に
参加してくれたママからの一言。
「ブログ書いてたんですね~、読みましたよ。」
「参考になっています!」と。
本当に嬉しかったんです。
ありがとうございました。
だから、また書いてみようと思えたんです。
私の心を動かしてくれたママに感謝です♪
 
その講座に参加してくれたママたちの共通するものは、
〇怒りたくないのに、怒ってしまう。
〇どうしたら子どもに私の想いが伝わるのだろうか。
自分を変えたい、どうにかしたいと思っていることです。
 
”学びたい”・・・その強い気持ちが、
講座に参加するという行動に表れていると思います。
だって、みなさん、小さいお子さんを連れてきて、
飽きてしまう子ども達をあやしたりしながらも、
メモをとったり、先生のお話に耳を傾けたりしてるんですもの。
 
「知らなかったことを知る」
その喜びって大きいです。
まして、一番今自分の心を大きく占めている”子育て”で
初めて知る、”言葉がけ”。
こんな言葉がけで子育てしてみたら、
この先、どんな親子関係が待っているんだろう・・・
この子はどんな子に育つんだろう・・・
自分はこの子にとって、どんな親になっているんだろう・・・
楽しみは膨らむばかり。
 
学び続けて、
ピンチをチャンスに変えていきましょう!
 
 
 
 
 
 
この春、小4になる末っ子の息子のことです。

この子は、1歳すぎの歩き始めたころから、
ボールを蹴って遊んでいました。

お兄ちゃんがサッカーをやっていたのもあって、
長時間、私たち家族は、週末はサッカーのグランドにいました。
下の子を長時間飽きさせないために、
ボール蹴り、キャッチボール、追いかけっこ、砂遊び・・・
とにかく外遊びをさせて過ごしていました。

環境ってすごい!
サッカーがめちゃめちゃ上手くなり、
足も速くなり、
ボール投げも遠くに飛ばせられ、
キャッチ力もすごい・・・
そんなスポーツ万能な子に育ちました。

誰もが、
「サッカーやるんでしょ?」
「その肩なら、野球もいけるね!」
「陸上のクラブチームもあるから、そこでもいいかも。」
色んなアドバイス(?)をいただきました。

私もその気になって、
”私が”この子の才能を伸ばさなくては!と意気込み、
幼稚園に入ったら、スイミングスクールに入れて、
小学校からは、地元のサッカーのクラブチームに入れて、
お兄ちゃんのように、私たち夫婦はまたサッカーに情熱を注ぐ日々が待っている。
そんな夢を抱いていました。

ただ、当の本人は、何もやりたがりませんでした。
幼稚園に入って、無理やり入会させたスイミングスクールも2カ月でやめました。

周りの人たちは、口々に
「何もしていないの?勿体ない!」と言います。
それが、私を余計に苦しめました。

そして、私は、今度こそは!と思いました。
でも、また同じことをやってしまったのです。
小学生になって入会させたサッカースクールも2カ月でやめました。

本人がやる気がなかったのです。
私は、親として、大事なことに気づかされました。
私は、本人がやりたいことを見つけるまで「待つ」決心をしました。
小学生にもなると、
殆どの子が何かしらの習い事をしています。
何もやっていないのは我が子だけという状況といっても過言ではありません。

でも、もう焦りませんでした。
自分に、何かぶれない芯ができているかのようでした。

そして、この春、
とうとう、本人の口から、
「お囃子をやりたい、習ってもいい?」
という言葉を聞くことができました。

待望の、待望の、本人の口からでた言葉!!!

「川越祭りでいつか山車にのってみたいんだ!」
「太鼓をうってみたい」
「俺、ひょっとこが一番好き」

待ってて良かった。

親は、子どもに成長させてもらっているのかもしれません。
焦っちゃだめなんです。
「この子のため」が
「この子のためになっていない」ことがあるんです。
それに気づかされました。

日々、勉強、修行・・・
でも、このドタバタが楽しいと思える日々です。


今日、長男は始業式。
とうとう高校2年生としての学校生活が始まります。

春休みの半分はサッカー部の春季合宿で不在だったので、
私は長男との一緒の時間はとても楽しみでした。

そんな春休み中に、
長男のいろんなつぶやきを耳にしました。

「合宿中、夜は洗濯が仕事で、遊んでなんていられなかった」
「宿舎からグランドまでは1年生は走り。ちょーキツかった」

また新年度に向けて、

「クラス替え、したかったのに・・・」
「やべぇ、宿題が終わらねぇ・・・」
「教室が5階って、めんど~だなぁ・・・」

などなど。

つぶやきというか、ボヤキ。

私は、いちいち反応しないことを心に決めて聴くことが、
不思議にできました。

”いちいち反応する”と、どうなるか。
それは、私の意見を言いがちになるということです。

息子のために、良かれと、
「あなたのその考え方、間違っているよ」
「今こそ、正しい価値観を伝えなくては」
そんな風になってしまうんです。

でも、ぼやいているときにそれを伝えてもダメ!

「ふ~ん」「そうなの」「キツかったんだね」「ゆっくり休めなかったのね」
「クラス替えしたかったの」「宿題終わらないと、焦るね」
「5階まで行くの、大変ね」

やることは、ただ聴くだけ。

長男には自分で解決する力がある!
もうそう信じてやれるから、
母としては、聴いてやるだけ。

今日、朝、元気に学校に行く姿を見送りながら、
いつも応援しているよって心の中でつぶやく私。

私も気持ち新たに、”親”を頑張るよ!
見ていて危なっかしい我が子。

我が子が、小学生、中学生になっても、
親の目から映る我が子は、
心配の種です。

いつから・・・
という区切りはないけれど、
いつからだか、
子どもは親を頼らずに、ひとりで、
自分の問題を乗り越えていける力を
身に付けている。

それを信じてやれるかどうか、
親は問われていると感じるときがある。

子どもが悲しい想い、辛い想いをするのを、
目の当たりにするとき、
親は心が張り裂けそうになる。

大丈夫か、なんとかしてやりたい、
なんとかしてやらなければ、
我が子が壊れてしまいそうで。

いや、ちょっと待って!

子どもの問題だよね。

親の私が、子どもの代わりはできないんだ。

子どもが、ひとりで、その壁を乗り越えるのを、
黙って、見守って、祈って、
待つしかないときがある。

それは、親としての決心。
そう決めたら、貫くしかない。

その辛い想い、経験は、
我が子にとって、
必ず成長の糧となり、
新たな一歩を踏み出し、
扉を開ける力になることを知っているから。


こんなことを書いていて、
1年前の息子にも、
そんな想いを抱いた自分がいたことを思い出した。

今は、娘に、
同じことを想う母でした。







最近嬉しかったこと。

それは、中一の娘が、わたしメッセージを使って、

○相手の行動
○自分への影響
○感情
の三部構成のわたしメッセージを使って
友達に伝えていたこと。

うわって思いました。
すごい!

私たち親は、子どものモデルになるということ。
子どもには、私の良い影響を与えたいものです。


子どもの行動で、嫌だなと感じることは多々あります。

そんなとき、子どもへどんな言葉がけをしていますか?

「やめなさい」
「なんでそんなことするの!?」
「何度言ったらわかるの」

こんなセリフがすぐに口から出てしまうものです。

言われた子どもの気持ちになって考えたことはありますか?
小さなお子さんだって、感じるはず。

「ママは私のこと嫌いなんだ」
「ママは私のことを悪い子だと思っているんだ」
「私はダメな子なんだ」

「ママの言う通りになんかするもんか」
「ママなんか嫌いだ」

って。

これらの言葉は、子どもとの関係を悪くするばかりです。

どう伝えればいいか。

その前に、自己分析が必要です。
なぜ私はその行動が嫌いなのかと。
そのときに私への影響を考えてみるのがポイント。

例えば、夜遅くまで起きている子に
なんとか早く寝てほしい。

私への影響はなんでしょう?
夜遅くまで起きていると、朝起きられなくて、何度も起こさなくてはならない
または、仕事に行く時間に間に合わなくなる
などでしょうか?
じっくり、自分への影響を分析してみるのです。


それを、夜遅くまで起きていると、朝起きられなくて遅刻するよ
と、言ってしまうがちですが、
これは、子どもへの影響を伝えているのです。

子どもは、どう反応するでしょう。
「大丈夫だよ、ちゃんと起きるから・・・」
ですかね?
何も言えなくなっちゃいますよね。


だからこそ、子どもに、私が困る理由、影響を伝えるのです。
非難がましくなく、子どもの自尊心を傷つけることなく、子どもとの関係を悪化させることなく。

「遅くまで起きていると、朝おきられなくて、
ママが何度も起しに行かなくてはならないから困るの」
とか、
「遅くまで起きていると、呼んでもすぐに起きられなくて、
ママがご飯の支度の手を止めて呼びに行かなくてはならなくて、困るの」

これが、”わたしメッセージ”となるのです。

非難がましくなく、子どもの自尊心を傷つけることなく、関係を悪化させることなく、
伝わるのです。

超久しぶりの書き込みです。

先日、こんな嬉しい言葉をかけていただきました。
「ブログを読んでいますよ!最近更新がないですね」って。

それはもう感激してしまいました。
再び私にスイッチを入れてくれました。
本当にありがとうございます!

ではでは、早速・・・最近考えていることです。

突然ですが、私は『自己表現』が苦手です。

私は、今こんな気持ちです。
私は、こんなことを大切に考えているんです。

自己表現って、”わたしメッセージ”なんですよね。

目の前で起きていることに対して、
自分が何を感じているのか、
相手にわかってほしいことは何か、、
自分が一番伝えたいことは何なのか。

すぐに見つけられないし、
そこがはっきりしないから、
伝えたいことが上手く伝わらない。
回りくどくなったりする・・・う~ん。


子どもの行動で、
どうしてもやめてもらいたいこと。

どうして、その行動が私は嫌なのか、
しっかり自分を見つめて、自己表現してみよう。
自己表現は、相手を否定しない、批判しない。

否定や批判は、反発を生むだけ。

~「わたしメッセージ」で子育てをする~

子育てだけではなく、人間関係すべてに通用するもの。





お盆をすぎ、夏休み後半戦に突入です。

私自身、子どもとの向き合い方を見つめなおすという宿題を
自分に課した今年の夏休みですが、
おかげさまで、毎日が早すぎ、もう後半戦かと感じるほどです。

私への依存を解く = 息子の自立


「ママ、つまんない、何したらいい?」
というセリフを聞かなくなりました。

「あ~、今日は遊ぶ友達がいなくてつまらないな」
というセリフは時々耳にはしますが、
「何したらいい?」は無くなりました。
その代り、
「何しようかな?」へ。

これ、大きな成長でしょう?

私のストレス・・・ゼロですよ。
嬉しい限りです。

「オセロしたいけど、ママひま?」
なんて聞いてきます(笑)
「洗濯物たたみ終ったら、できるよ!」
「じゃあ、用意して待ってる‼」
こんな楽しい会話ができている毎日に感謝です。


勉強も今年は手を抜かないことにしました(笑)

1学期の様子や通知表をみて、
漢字の学習が不得手だと判明。

一日(お出かけした日は除く)3文字練習し、
その3文字は、その日にテストするという目標を掲げました。
(無理のない目標がミソ!)

最初は嫌々でしたが、その都度、どうして練習する必要があるのか、
私の子どもへの気持ちを話つづけました。

そのうち、私が仕事で留守のときに、漢字練習をやり終えていたり、
兄や姉がリビングで勉強していると、
一緒にやったりする姿が見られるようになりました。

親の接し方・・・少し意識を変えるだけで、
これだけ子どもに変化が見られるとは!

子どもに考える力をつけてもらいたい
子どもが自分で自分の問題を解決したり、
乗り越えたりする力をつけてもらいたい

そう意識するだけで、
親がどう関わるべきか、
どう言葉がけするべきなのか、
が見えてきます。

夏休み後半戦、私も宿題、さらに頑張りますよ!