あちあちな日常、みなさま1日お疲れさまです。
今回はメディアについて。
つい最近まで都知事選が行われていた。結果は大体予想通りであったが、1人躍進した人がいた。その人は地方の市長を経験した方で、僕もかろうじて知っている位の人だった。
そんな人が躍進したのだ。元野党幹部の知名度のある人よりも多い票を得たのだ。
これ自体は立派なことだと思う。
しかし、
選挙後に、何やらこの人の選挙後のメディアの受け答えが問題になっていた。
どんな問題か?
簡単に言えば、相手の質問に答えないか、言葉尻にケチをつけてマウントを取る、みたいな態度である。
そんな問題になった対応の中でも、ある社会学者とのやりとりが話題になっていた。社会学者の質問に対して、それはさっき言ったので答えない、というものだった。
それに対して、答えてもらってないから再び質問している、と返す社会学者。
それに対しても納得がいかず答えない選挙立候補者。
そんなやりとりが延々続き、時間は終わりになっていた。
この動画をユーチューブで見つけて、見ていたのだが、念の為に2つのチャンネルで見ていた。すると面白い現象が起こっていた。
1つ目のチャンネルはこの候補者が今話題だからと挙げていたっぽい、動画で、そこのコメ欄トはこの候補者へのバッドなコメントばかりだった。
2つ目はこの候補者の名前がついたチャンネルで、どちらかというと候補者に好意的と思われるチャンネルである。こちらのコメント欄は質問をした社会学者及び他のメディアの質問者へのアンチなコメントで溢れていた。
同じ所を切り出してるけど、こんなにも真逆なコメントで溢れるのかぁ、と関心が湧いた。
そこで、今度はメディア媒体の番組自体が運営しているユーチューブチャンネルでのインタビューを見てみた。これは、先程のシーンとはまた別のシーンでのインタビューである。
しかし、この候補者の対応は大体同じで、質問者に噛みつくか、マウントを取りがちな発言が多かった。このやりとりに対するコメント欄は、やはり普段からこの番組を聴いている人が多いのか、候補者に辛辣、質問者に擁護的、であった。
この一連の流れを見ていて思ったのは、ネットメディアというのは真ん中が抜け落ちている様にみえるメディアだなぁ、ということだ。
ネットでは同じような考え方の人が一箇所に集まる現象があるなぁ、と感じていたが、それをエコーチェンバー現象というらしい。
真ん中の人はあまり声を挙げないから、大きい声がすべてに見えてしまう。特に、限られた世界であれば尚更だ。最初の社会学者とのやりとりでは、1つの世界では候補者が悪者、もう1つの世界では社会学者が悪者、で埋め尽くされている。
この流れを見ていて、
あ、
アメリカみたいじゃん、となった。
ネットの記事なんかは大体、〜な考えを持っている人をターゲットに、というのが先鋭化されている。それは何も、こういう考えを持っている人に都合が良い内容とも限らず、こういう記事を出せば怒る人が見にくるだろう、というパターンもある。
なんか、砂糖落としたら蟻が集まってくる、みたいな現象だが、事実人間もそういう習性があるのだろう。僕もそうだろうし。
しかし、それにしても、政治の世界でこれはちょっとマズいかもなぁ、と感じる。お互いの意見をぶつけて落とし所を見つけるのが政治な気もするが、このまま行くと、とにかく多数決で1票でも多く取れば勝ちで、それにすべて従わなければ、みたくなってしまう。
だらけきった平和がモットーな僕としては、そんな正義で互いに切りかかったりせんと、ちょっとしっかり話してみたらどうかね?とのんべんだらりとおもうのである。