Weekend Wine -16ページ目

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2025年11月15日 晴れ 16℃

ワイン Chateau Payrou 2008

評価 89+

市内のワインショップNで購入、6,380円。ボルドーのシャトー ペイルー、カスティヨン コート ド ボルドーAC。サンテミリオン出身の女性醸造家カトリーヌ パポン ヌーヴェルが1989年にシャトー ペイルーを購入し、赤ワインのみを生産している。サンテミリオンの東端の道に隣接するブドウ畑は4.5haと小規模で平均樹齢は80年以上。土壌は粘土質でメルローの栽培に適する。ユーロリーフとAB認証を取得している。このワインはシャトーのファーストワインでメルロー90%、カベルネフラン10%のブレンド。ブドウは手摘みで収穫し、自然酵母で発酵。新樽1/3で12ヶ月間の熟成を行う。コルクは長さ50㎜。アルコール13%。色調はガーネットでグラスの底がうっすら見える濃さ。香りは強くブラックチェリーやスミレ、シナモン、クローヴ、レザー、土、湿った落ち葉、コーヒーなどで複雑でとても良い。味わいは辛口のフルボディ。果実味が充実し、とてもフローラル。生き生きした酸がとても良い。タンニンは熟して滑らかと思ったが、飲み進めると蓄積して収斂性が強くなった。メルロー主体としてはタンニンはかなりしっかりしている。まだ固さがあって、もう少し時間が必要か。余韻も長めで非常に良くできたボルドーワイン。

 

飲んだ日 2025年11月11日 晴れ 14℃

ワイン Vina Falernia, Donna Maria Cabernet Sauvignon, DO Valle de Elqui 2020

評価 89+

うきうきワインで購入、2,180円。チリのカベソー、DO ヴァレ ド エルキ。造り手のファレルニアは1998年設立の家族経営のワイナリー。チリのブドウ畑では最北のエルキ ヴァレーに位置する。降雨量は年間100mm以下しかなく灌漑は不可欠。ブドウ畑は自社所有が320haで契約畑が100ha。乾燥した土壌のため接木をしない自根での栽培が可能。畑はエルキ ヴァレーの各地に点在し、比較的海に近い標高350mの畑から標高2000mの渓谷まで気候の異なる地域に点在している。このドナ マリアはどの畑かは不明。手摘みで収穫し、低温で72時間のマセラシオンを行い、ステンレスタンクで発酵。フレンチオークの樽で6ヶ月間の熟成を行う。コルクはDIAM5で長さ45㎜。アルコール14%。色調は赤みがかった透明感のあるガーネット。カベソーとしては、やや薄めの色。香りはやや強くカシスやブラックチェリー、シナモン、クローヴ、土など。辛口のミディアム(+)ボディで酸はやや強め。タンニンは良く熟し、量は中程度と多くない。恵まれた気候でブドウが完熟しているせいかカベソー特有の青いピラジンの香りは感じられない。やや果実の濃縮感が少ない感じがあるが、この価格帯では複雑性もあり非常に良い。

 

飲んだ日 2025年11月8日 晴れ 18℃

ワイン Syrah, Hawk’s Bay 2023 Te Mata

評価 88

エノテカで購入、定価3,520円。ニュージーのシラー、ホークス ベイGI。ホークス ベイは北島の東側で海から近く、温和な海洋性のボルドーに似た気候。造り手のテ マタはホークスベイで19世紀からワイン造りを行うニュージーを代表するワイナリー。北向きの畑は水捌けが良い砂質主体で、メルローやカベソー、ピノ、シラー、シャルドネ、ソーヴィニョンブランなどを再生農法と精密ブドウ栽培で育てている。このワインはギムレット グラヴェルズやブリッジ パなどの優良な自社畑のシラー100%で造られる。収穫したブドウは除梗、マセレーションを行い、区画毎に発酵。フレンチオークの樽で12ヶ月間の熟成を行い、伝統的な卵を用いた清澄を行い瓶詰めされる。スクリューキャップ。アルコールは13%。色調は紫がかった淡いルビー。グラスの底がはっきり見える濃さ。香りはやや強くカシスやブラックベリー、ブルーベリー、黒コショウ、シナモン、ナツメグなど。辛口のミディアムボディで酸の強さは中程度。タンニンはスムーズであまり強くない。余韻はやや長い。力強さは無いがフルーティでスパイシー、スムーズな味わいは北ローヌ的でとても良く出来ている。