Weekend Wine

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2024年5月5日 晴れ 22℃

ワイン Viognier De Rosine 2020 Stephane Oger

評価 89

BBRでプリムール購入した6本の4本目。北ローヌのヴィオニエ。先月開けた瓶がかなり熟成が進んだ感じだったので続けて開けてみた。アルコールは13%。コルクは長さ50㎜。色調はやや濃いレモン色。ディスクは厚い。香りはリンゴ、アプリコット、マンゴー、ジャスミン、濡れた石など。凝縮した果実味と中程度の酸があり、オイリーな口当たりのミディアム(+)。余韻はやや長い。熟成感はやはりあってフレッシュ感が無くなりつつあるが先月のよりもマシだった。まだ何とか持ちそうだが、残りの2本も早々に飲みきりたい。

飲んだ日 2024年5月4日 晴れ 22℃

ワイン Rumors Seleccion Toro 2014

評価 90

うきうきワインで購入、2,945円。スペインの赤、DOトロ。造り手はボデガス ルマーズだがネットから情報は得られず。トロ地区はフィロキセラの被害を受けにくく、多くのブドウは接木をせずに植えられており、樹齢も大変高いことで知られる。このワインも接木されていない樹齢145年のブドウから造られる。ブドウはティンタ デ トロ100%で、テンプラニーリョのシノニムと言われることが多いが、別の土着品種との意見もあり、いずれにせよスペインの他の地域のテンプラと異なり、皮は厚く、色が濃いタンニンの多いフルボディのワインとなる。トロ地区はスペイン内陸部の大陸性気候でルエダ地区に接し、北部にはデュエロ川が流れる。標高は700m前後と高く、日較差が大きいため酸が保持される。まだ知名度が低いが、リベラ デル デュエロに次ぐ地域として注目されつつある。このワインは有機栽培の単一畑から手摘みで収穫され、フレンチオーク樽で18~20ヶ月間の熟成を経て瓶詰めされる。アルコールは14.5%。コルクは長さ50㎜。色調は透明感のある濃い目のガーネット。グラスの底がうっすら見える濃さ。香りは熟成香主体で腐葉土、キノコ、ドライプルーン、ドライレーズン、ブラックチェリーなどで少しのヴァニラ。味わいはフルボディで力強く、酸は中程度でタンニンはやや多め。素晴らしい味わいで、この価格で熟成したテンプラ?が味わえるのは嬉しい。

 

飲んだ日 2024年5月3日 晴れ 18℃

ワイン Sileni Lodge Grand Reserve Chardonnay 2019

評価 91

エノテカで購入、定価3,630円。ニュージーランドのシレーニが造るシャルドネ。ホークス ベイの暖かい気候と涼しい気候の畑のブドウをブレンドして造られる。手摘みで収穫したブドウは房のままプレスされ、フレンチオークの樽で発酵され、澱と共に10ヶ月間の熟成を行う。アルコールは13.5%。スクリューキャップ。色調は緑がかった、やや濃いレモンイエロー。香りはやや強くレモンやライム、りんご、白い花、クルミ、ヴァニラなど。味わいはフルボディで風味強く、やや酸は高い。余韻も長く、1年ぶりに飲むが相変わらず素晴らしい。去年より少し熟成が進んだ感じだが複雑性が高まり、さらに飲み頃となっている。