Weekend Wine

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2026年4月4日 曇り 21℃

ワイン Montes Alpha Special Cuvee Cabernet Sauvignon 2022

評価 92+

エノテカで購入、定価5,500円。モンテス アルファの上級キュヴェ。DOコルチャグア ヴァレー。カベソー85%にシラー10%、カルメネール10%のブレンド。新樽率60%で16ヶ月間の熟成。コルクは長さ50mm。アルコール14.5%。色調は濃いルビー。グラスの底は殆ど見えない。香りは強く、カシスやブラックプラム、ブラックチェリーなどの黒系果実にインク、杉、ヴァニラ、シナモンなど。辛口のフルボディでピュアで凝縮された果実味が印象的。酸は高く、タンニンは多いが熟していて細かく上質。余韻も長く素晴らしい味わい。まだ若いがすでに美味しく飲める。カベルネの青っぽさも無く、よく熟した果実のみを使ったのだと思う。

 

飲んだ日 2026年3月28日 晴れ 20℃

ワイン Pinot Noir GV Collection Central Otago 2022 Gibbston Valley

評価 90+

ワインショップNで購入、6,050円。セントラルオタゴのピノ。造り手のギブソン ヴァレー ワイナリーはセントラルオタゴのギブストンに位置するワイナリー。先駆者的存在で、この地域が注目されるはるか前の1976年に土地を購入し1987年に最初をワインをリリース。ギブストンとベンディゴに畑を所有し、2010年にオーガニックの認証を取得。ピノがメインだがピノグリやリースリングなども栽培している。セントラルオタゴはニュージーでは唯一の大陸性気候。南アルプスに囲まれ乾燥した気候で灌漑が必要になるが真菌性病のリスクが少なく薬剤の使用を抑えられる。このGVコレクションはベンディゴ44%、ピサ53%、ギブソン3%と異なる畑のピノをブレンドして造られる。部分的に全房発酵を採用。穏やかな抽出を行いながら、14~28日間のマセラシオンを実施。フレンチオーク(新樽比率15%)で10ヶ月間の熟成を行う。スクリューキャップ。アルコールは14%。色調はグラスの底がはっきり見える透明感のある淡いルビー。香りはやや強く、ラズベリーやレッドチェリー、レッドプラム、ブラックプラム、スミレ、ヴァニラ、クローヴなど。辛口のミディアムボディで、熟した赤系、黒系果実に樽由来の風味が加わり複雑な味わいとなっている。酸は高い。タンニンはやや少なめで非常に細かく熟している。口当たりも滑らかで余韻もやや長い。アルコールの高さも感じず、素晴らしいセントラルオタゴのピノ。

 

 

 

飲んだ日 2026年3月27日 晴れ 19℃

ワイン The Source, Chenin Blanc Reserve 2024 Nashik, Sula Vineyards

評価 89+

うきうきワインで購入、2,178円。初めてのインドのワイン。造り手のスラ ヴィンヤーズは1999年の設立。スタンフォードを出てシリコンヴァレーのオラクルで働いたラジーヴ サマントが帰国後、インドワインの聖地であるナーシクでワイン造りを始めた。一般的にワイン用のブドウは緯度30°~50°が生育に適していると言われている。同じ緯度でも海流などで気候は異なるがワイン生産国として最も低緯度に位置するアルゼンチンのサルタは南緯24~26°と低く、暑さから逃れるめにブドウは標高1,500m~3,000mで栽培されている。このワインの産地であるナーシクは北緯20°でアラビア海から100km程、内陸にあり、標高は600mあるが熱帯気候である。このような場所でブドウ栽培が行われていることが不思議だったが、ジャンシス ロビンソンが2017年にこれに関する記事を書いているのを見つけて謎が解けた。何と5月に粗剪定を行い、さらに夏のモンスーンの後に2回目の剪定を行うことで、ブドウの生育期を南半球と同じ10月から3月にしているということである。10月から3月の平均気温は23.5℃で十分に高温だが、4月から10月だと26.5℃なので、かなりましになる。ネットでシュナンの畑の写真を見れたが、コルドン仕立ての立派な樹木に育っていた。またナーシクの降雨量は年間3,000mmととんでもない量だが、大半は5月から10月に振り、ブドウの成長期はほとんど降らないために乾燥していて、むしろ灌漑が必要とのこと。このワインはシュナン ブラン100%でフレンチオークの樽で熟成される。スクリューキャップ。アルコール12.5%。色調はレモングリーン。ごく僅かな濁りは濾過、清澄をしていないためか。香りは強くナシやリンゴ、白い花、ヴァニラ、クローヴなど。辛口のミディアム(+)ボディで、シュナンらしい果実味と伸びる酸。凝縮感があり、余韻も長い。サヴィニエールなどの上質なシュナンを思わせる味わいで非常に良く出来ている。樽の風味が強すぎて、折角の果実味が隠れてしまっているのが大変惜しい。それでも価格を考えると素晴らしいコストパフォーマンス。