皆さん
こんにちは
先週末、私は前々からしたいと思いながらも先延ばしにしてきたモミジの輪切り芽挿しをとうとう行いました。作業内容はブログ上でyupaさんから情報をいただいていたので迷うことなくできたのですが、何点か作業後に思うところありましたので、備忘録として書き残しておきたいと思います。
1.輪切りである意味(切る角度について)
以前、別の植物を挿し木した事が一度だけあったのですが、その時参考にした本には「切る角度を斜めにして根が生える形成層の表面積を広くする」なんてことが書いてあった気がします。
しかし、今回の挿し芽ですが「輪切り」との事でなぜだろうと思いました。最終的に根張りの関係で「輪切り」なんだろうとの考えに至り、納得。想像すると斜めの切り口に根が生えてしまっては根張りが台無しになってしまう気がします。
2.挿す深さ
植える深さですが、双葉と地面との間隔はある程度空けたほうがよいと思いました。実際には寒い中での作業で(完全ないい訳です(・・;))早く済ませたいと思いながらの作業をした結果、双葉ギリギリまで埋めてしまって後の祭りです。最悪、植え替えの時期に根の位置を上げて対処すればよいと思っていますが、時間があれば植え直す事も考えてみます。
3.本葉と双葉の間隔
節の間隔を詰めたいがために行う作業ですので、本葉と双葉の間隔が重要だと思いました。間隔はなるべく短い方がよいと考えると、本葉が出て双葉と密着している間で、双葉が少ししっかりしてきたら良いのでしょう。間隔が空きすぎるのは良くないのはわかりますが、やってみてわかることかもしれませんので、まずは試してみたいと思います。
とはいえベストタイミングは僅かの間だけのようです。一気に成長していてタイミングを逃す事があると思いますのでご注意。(私もその一人です)
4.間引き
少し罪悪感もありますが、とても大事だと思いました。
栽培面積の制限もありますし、苗の良し悪しの判断力を鍛える為にも、個々の木の質を上げるためにも「選別」作業は重要だと思っています。今回はモミジの種をプランターに約200個ほど植えましたが、輪切り挿し芽を行ったのは約40株でした。間引きは、苗が込み合いすぎたら徒長しないために必要でしょうし、本葉と双葉の間隔が間延びした苗についても必要だと思います。
5.株立ちを目指しての寄せ植え
ある本に苗をひとまとめにして木綿糸でくくり、寄せ植えする方法が書かれていましたので試みてみました。しかし書いてある通りに作業したつもりですが、結果として上手く糸でまとまりませんでした。
結んでも葉の部分が干渉し合ってそれぞれの茎が好きな方向を向いてしまいますしお手上げでしたが、なんとか最後には茎が変な方向に向きながらもまとめて挿し芽をして、今後に向けて課題を残した格好になりました。
ある程度の茎の長さが必要なのか。糸をかける部分を数か所に分けた方がよいのか。はたまた別のコツがあるのか(双葉を切ってからまとめる等)。実は本の挿絵が間違っていて、きれいにまとまっていない方が正しいのか。
ヤマモミジが次に控えていますので、今後も色々試してみたいと思います。

