新選組は、幕末の京都で尊王攘夷派の弾圧を行った幕府の浪士隊で、局長・近藤勇、副長・土方歳三、一番隊組長・沖田総司が特に有名です。
日野市は土方歳三の生誕地であり、また新選組の成立に縁があることから、新選組のふるさととしてまちおこしを行っています。

集合場所である万願寺駅近くには土方の生家があり、現在は「土方歳三資料館」となっています。

訪問日は休館中でしたので、またいつかサークルで行ってみたいです。

資料館からしばらく歩いた場所にある石田寺(せきでんじ)へ。

石田寺には土方歳三のお墓があります。

土方歳三は新選組で活動後、戊辰戦争では官軍(明治政府軍)と戦いましたが、北海道の五稜郭で戦死しました(享年34歳)。

遺体は行方不明なのでお墓と言っても詣り墓なのですが、歴史的有名人のお墓にお参りができて感激であります。

電車に乗って高幡不動(高幡不動尊 金剛寺)へ。
高幡不動は室町時代に建立された古刹で、「高幡のお不動さん」として人々の崇敬を集めています。
土方歳三の菩提寺であることから、土方や新選組に縁のあるお寺にもなっています。
不動堂は、室町時代に山中から移築再建された重要文化財のお堂です。
奥殿には、平安時代後期に作られた本尊・不動明王と、その眷属の矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)を祀っています。
宝物や新選組に関する資料も展示しているので、仏さんに関する知識を挟みながら案内させていただきました。
大日堂では、鳴り龍天井や優れた彫刻群、新選組の位牌も展示されています。
都心からは少し離れていますが、見どころの多いおすすめのお寺さんです。
古いものではありませんが、立派な五重塔もあります。
境内奥はちょっとした山になっており、散策も楽しめます。
境内は、出店や骨董市でたいへん賑わっていました。
今回は土方像の前で記念写真を撮りました。
境内散策後、近くの開運そばで昼食。
お腹も減っていたので大変美味しくいただきましたニコ
高幡不動駅から再び電車で移動し、百草園駅へ。
次の目的地・京王百草園に行く途中にはものすごい登り坂があり、みんなちょっと大変そうでした。
こういう都合の悪いことはHPのコース紹介には書かないのじゃ、すまんなガハハイヒ
しばらく坂を上ってようやく京王百草園に到着しました。
園自体も山の斜面にあるので、ここでも坂や階段を使った移動が多いです。
京王百草園は、江戸時代にあったお寺の庭園「百草園」がその始まりとされ、現在は京王電鉄によって管理されていることからその名がつきました。
梅の季節には約50種500本の梅が咲き、梅まつりも開催されています。
梅の見頃を見計らって企画しましたが、今年は梅(白やピンクの梅)の咲き具合がいまいちでした。
まぁこればっかりは僕のせいにされても困るので、堪忍してください。
ロウバイはけっこう咲いてました。
梅以外にも様々な花も楽しめます。
フクジュソウやマンサクなど春先の花が見頃でした。
松連庵前の広場では軽食も楽しめます。
みんなに飲んでほしかった梅ジュースが売り切れで残念えーん
松連庵では雛飾りの展示も。
春らしくていいですなぁ。
お客さんもそこまで多くないので、園内をのんびりと散策できます。
今回はここまで。
訪問地は少なかったですが、各所をたっぷり時間をかけて楽しんでいただきました。
参加者の皆さんにも好評だったので、当企画はまたいつか開催してみたいと思います。
では、次回以降の企画もよろしくお願いしますニコ