※写真は第110回&第111回を混ぜて使用しています。
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①キャロットタワー
2022年、最初のサークルは毎年恒例の世田谷線沿線散策です。
キャロットタワーは赤いレンガ風外壁の高層ビルで、最上願の26階は無料の展望スペースになっています。
山の向こうには富士山も見えますな。
今回の訪問地もここから見えます。
両日とも天気が良く絶好の散策日和でした。
キャロットタワーの下にある東急世田谷線の三軒茶屋駅へ。



1858年、井伊直弼の安政の大獄が始まると倒幕を訴えていた松陰も捕えられ、1859年、伝馬町牢屋敷にて斬首されました(享年29歳)。
境内には松陰先生のお墓もあるのでお参りしましょう。

吉良家の家臣だった大場家は、江戸時代になると井伊家によって代官に任命され、明治初期までその職を世襲していました。
世田谷代官屋敷は代官所兼大場家の住居として使われた建物で、表門と主屋は重要文化財に指定されています。
こちらは主屋。
切腹の間や白洲跡も残っている立派な建物であります。
代官屋敷の敷地内には世田谷区立郷土資料館も設置されています。
同じ世田谷区内にある九品仏などの説明もあります。
最近のサークルに参加してくれている方には分かりやすいかも。
戦国時代からの歴史を持つ「世田谷ボロ市」は代官屋敷の前の通りで行われます。
ものすごい人出らしい


世田谷城祉公園では、わずかに残された世田谷城の空堀や土塁を見ることができます。
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⑦豪徳寺
吉良氏の時代に創建された弘徳院は、吉良氏の没落後は荒寺になっていました。
江戸時代、彦根藩二代藩主・井伊直孝は白猫に招かれて弘徳院に入り、これをきっかけに弘徳院は井伊家の菩提寺となって豪徳寺と呼ばれるようになりました。
現在、彦根市は戦国武将・井伊直政(直孝の父)の赤兜と、豪徳寺の白猫を組み合わせたキャラクターを市のマスコットと定めています。
赤兜をかぶった白猫…独特のゆるさで大人気となったこのキャラクターこそ「ひこにゃん」です
2006年に建立された新しい三重塔。
そんなに高くないですが、塔の頭部分はキャロットタワーからも見えます。
こんなところにも猫が隠れています。
豪徳寺は招き猫だらけのお寺として非常に有名ですな。
たくさんの招き猫がいるのは招福殿の奥です。
うわぁあああああああ~招福殿が工事中だぁ
招き猫が増えまくって置き場も足りなくなっていたので、多分拡張工事中なのでしょう。
安心して下さい、招福殿の裏手に少しだけ置いてありました。
いつもよりはちょっと少なめですが、初めての人にはインパクト十分かも。
工事後はどんな感じになるのかな、僕も楽しみにしておきます。
奥にある井伊家墓所へ。
こちらが井伊直孝のお墓であります。
豪徳寺の名は、直孝の法名(久昌院殿豪徳天英大居士)からきています。
彦根藩の13代藩主・井伊直弼のお墓。
日本の開国という偉業をなした反面、安政の大獄では吉田松陰をはじめとする有能の士を多数処刑したことから、後世の評価が極端に分かれる人物となっています。
招福殿が見れなくて残念でしたが、またいつか工事が終わった時にでも行ってみて下さい。
井伊家の歴史も学べるし、とても良い場所です
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三軒茶屋駅まで戻って終了です。
たっぷり遊んで疲れましたなぁ。
今回はここまで。
招き猫電車や招福殿が見れなかったのはちょっと残念ですが、それでも内容盛りだくさんの楽しい企画だったかと思います。
また次回以降もよろしくお願いします
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1日目は1時間ほどみんなで食事をし、その後に夜の展望台に行きました。
夜景もとっても綺麗でした