今回は東急大井町線沿いの観光スポットを訪ねてみましょう。

スタートはおしゃれなスイーツの街・自由が丘からです。

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①自由が丘駅周辺
お昼前の集合だったので、早々に食事にしましょう。

甘いもので申し訳ないんだけど、お昼は駅近くの洋菓子店「モンブラン」へ。

モンブランは日本で初めてモンブランケーキを売り出したお店で、「日本のモンブラン発祥の店」として知られています。

皆さんには名物のモンブラン含む好きなケーキを食べてもらいました。

会っていきなり食事はどうかと思ったけど、最初で会話ができるので悪くなかったかも。

おしゃれな街・自由が丘もかつては谷畑(やばた)という名の農村でした。

現在ではおしゃれなスイーツの街として有名ですが、「自由が丘デパート」「ひかり街」のような闇市の名残も残っています。

歩いている時に見つけたものすごい路地。

この路地には気付かなかったなぁ、自由が丘にこんな場所があるとはアセアセ

熊野神社に着きました。
参道には3連の鳥居があります。

中世~近世にかけて熊野詣が流行し、自由が丘の熊野神社も本宮から分霊されて建立されたそうです。
古くから「谷畑の権現さま」として親しまれており、境内には碑衾村村長・栗山久次郎の銅像も建てられています。

静かで雰囲気の良い神社であります。

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②九品仏(くほんぶつ)浄真寺
17世紀、珂碩(かせき)上人が創建した浄土宗のお寺が浄真寺です。

紅葉の名所なので、このサークルでは秋の定番コースとなっております。

コロナも落ち着き、人出もだいぶ戻ってきました。
個人的に人混みが苦手なので、これ以上戻らなくても大丈夫ですzzz

写真では分かりにくいですが、3つのお堂が写っています。

お堂には上品堂、中品堂、下品堂の名がついています。

各お堂には上生、中生、下生の3体の阿弥陀如来像が鎮座しています。

3つのお堂にそれぞれ3体、すなわち計9体の阿弥陀如来像があることから、浄真寺は別名「九品仏」と呼ばれています。

下は最も格式の高い上品上生の阿弥陀如来像です(お色直しの関係でちょっと汚れてますが)。

上品上生の生き方をするとお迎えがリッチになります。

皆さんも上品上生の生き方をしましょう(まぁ、坊さん以外は無理ですけどねアセアセ)。

本堂前の紅葉も綺麗です。

本堂にはご本尊の釈迦如来、散髪に行きそびれた五劫思惟阿弥陀(ごこうしゆいあみだ)、九品仏のゆるキャラ・きゅっぽんがいます。

建て直しによって綺麗になった閻魔堂には、地獄の住人たちが待ち構えています。

手前から懸衣翁(けんえおう)、閻魔大王、奪衣婆(だつえばばあ)。

閻魔大王はお賽銭を入れることで説法が流れるハイテク閻魔となっております。

紅葉の色づきにはバラツキがある感じだったけど、十分綺麗でしたにやり
初めてくる方も多かったようなので、楽しんでもらえたようです。

九品仏駅から電車で移動します。

九品仏駅ではホームから1両分がはみ出してしまうため、先頭or最後尾の1両のドアが開かない「ドアカット」という光景を見ることができます。

タイミングが合えばダブルで見ることもできますにやり

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③等々力渓谷

等々力渓谷は、武蔵野台地の南端部分を谷沢川が侵食してできた長さ約1kmの渓谷で、東京23区内で唯一の渓谷です。

入口のとんぼの看板。

渓谷内には散策路が設けられており、都内とは思えない自然の中で散策ができます。

湧水や地層観察も。

こちらも人がたくさんいました。

散策路の中には狭い場所や濡れている場所もあるので、気をつけて歩きます。

世田谷には古代の墳墓が点在しており、等々力渓谷にも「等々力渓谷3号横穴(おうけつ)」というお墓が残されています。

ちょっとしたスポットですが普通の人たちはここに気付かずスルーしていきます。
ここまで来たなら見学していけばいいのに、勿体ない。

渓谷のゴール地点にある不動の滝に着きました。

ここからは階段を登って紅葉の名所である等々力不動尊に向かいます。

階段の上部では崖下の紅葉が見頃でした。

木によってバラツキはあったけど、全体的に今年の色づきは良さそうですな。

「等々力のお不動さま」として崇敬を集めている等々力不動尊。

売店でコーヒーやソフトクリームなどを買って、ベンチで休憩しましょう。

境内はイチョウの葉の黄色い絨毯が敷かれていました。
紅葉の赤と黄色、どちらも楽しめたニコ

崖下から階段方向を撮影。

このアングルから撮るのも悪くないね。

一度渓谷を降りて、対岸にある書院でも休憩。

うちのサークルは内容がてんこ盛りなので、休憩ができるところでは休憩しましょうくま

もと来た道を引き返します。
両日とも天気が良くて、素晴らしい自然散策ができました。

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④玉眞院 玉川大師

二子玉川に移動し、真言宗の寺院・玉川大師へ。

玉川大師の地下5mの場所には、1934年(昭和9年)に作られた地下霊場「遍照金剛殿」があります。

遍照金剛殿は撮影禁止なので、公式HPからキャプさせてもらった画像でどうぞ。

長さ100mの地下霊場には300体もの石仏が安置されており、石仏を拝むと四国八十八ヶ所を巡るのと同じご利益があるとされています。

実際に入場した人にしか霊場の雰囲気は伝わらないと思います。

かなりの非日常体験が味わえたんじゃないかなにやり


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今回はここまでです。

訪問地自体は少なかったですが、各地の内容は濃いものばかりで皆さん楽しんでもらったようでしたニコ

コロナの新種も流行ることなく、これからも無事開催できればと思います。

参加された皆さん、ありがとうございました。

また次回以降の企画もよろしくお願いします富士山