2017年4月にサークルを立ち上げて、今回で100回目となりました。

最初は某SNSからスタートし、今はサークル専用のHPを作って運営できるほどになりました。

自分はしゃべりが上手いわけでもなく不愛想な男なので続けられるか心配でしたが、参加してくれた皆さんのおかげで100回まで続けることができました。

このご時世なので今後のサークル活動はしばらく低迷しそうな感じではありますが、まだまだ紹介しきれていないスポットはたくさんあるので、これからも頑張っていきたいと思いますニコ

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更新が遅れましたが、去年12月に開催した「上野毛~自由が丘 散策」の感想をブログに書いていきたいと思います。

「昼には雨が止むよ」という天気予報は外れるし、しかもとても寒い日でしたな…雪だるま

幸い途中から雨は上がりましたが、一日中どんよりとしておりましたので、写真はちょっと暗い感じになっております。

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①上野毛駅

今回の集合場所である上野毛駅は、世界的に有名な建築家・安藤忠雄の作品です。

道路を挟んだ駅の両出口に屋根がついており、そこには大きな丸い穴が開いています。

頑張れば僕でも考えつきそうなデザイン 常人には考えつきそうにない斬新なデザインであります。

参考までに…都内にある安藤作品としては、表参道ヒルズ、21_21 DESIGN SIGHT、東横線渋谷駅があります。

装飾の少ないモダンな建築が得意のようです。


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②五島美術館
五島美術館は東急グループの創設者・五島慶太の美術コレクションを保存、展示している美術館です。

五島慶太は、経営に関して時に強引な手段を使うこともあったので、「強盗慶太」の異名で呼ばれることもあったとかアセアセ

訪問日は「茶道具取合せ展」を鑑賞しました(中は撮影禁止)。

ここの展示内容は毎回わりと渋めですが、僕は嫌いじゃないので何度も行っていますニコ


本館の裏には武蔵野の面影を残した庭園が広がっています。

雨が降っていますが、ちょっとみんなで歩いてみましょうか。

この庭園、傾斜があって一周するとけっこう大変です。

今回は一部だけの散策でしたが、紅葉も楽しめました。

世田谷には大昔の古墳が残っている場所がけっこうあります。

庭園内にも小さい古墳がありました。

この辺りは武蔵野台地のへりに当たるので、一部の場所から富士山を見ることもできます。

残念ながらこの日は荒天だったので、何も見えなかったくもり

雨の中出歩くのは好きじゃないけど、出たら出たでいい写真が撮れたりします。

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③等々力渓谷

等々力渓谷は、武蔵野台地の南端部分を谷沢川(やざわがわ)が侵食してできた長さ約1キロメートルの渓谷で、東京23区内で唯一の渓谷です。
渓谷内には散策路が設けられており、都内とは思えない自然の中での散策に加えて、湧水や地層観察もできます。
普段は多くの人が訪れる場所ですが、この日は雨なので全然でした。
ただし雨が降ると足元が滑りやすいので要注意です。
この付近にも古墳がいくつか残っています。
こちらは渓谷沿いにある等々力渓谷3号横穴墓(おうけつぼ、斜面に作られたお墓)。
センサー式ライトで中をのぞくことができます。
古墳時代末期~奈良時代の有力者の墓と推定されており、中からは人骨や副葬品が出土しています。
今回の訪問地ではありませんが、近くにはこんな大きな古墳もあります(野毛大塚古墳)。
ここは祟りの話が残っているちょっと怖い場所でもありますおばけくん
しばらく歩くと不動の滝に着きました。
この日は水流れてなかったのかな…たまに流れてても、小便小僧の小便程度の水量だった気がイヒ
滝の横の階段を登っていくと等々力不動尊に着きます。
等々力不動尊は、平安時代末に開山されたとされ、「等々力のお不動さま」として親しまれています。
こちらは紅葉の名所でもあります。
雨とコロナのせいで例年より人出が少なかったので、今回はここで記念写真を撮りました。
再び渓谷に戻って日本庭園を散策し、書院で休憩。
雨も収まってきて一安心です。
駅に向かって渓谷を戻ります。
人が少なくてよかったなぁ、写真の道付近は幅が非常に狭いので、すれ違うのも大変なのです。
渓谷のシンボル・ゴルフ橋。
ぬかるみが心配でしたが、転ぶ人もなく戻ってこれました。
渓谷入口では渓谷内外の気温の違いが分かります。
当日はそこまで温度差がなかったけど、暑い時期はけっこうな気温差があります。
またまたサークルとは関係ない話ですが、僕は夜の等々力渓谷を歩いてみたくて深夜3時に渓谷に行ったことがあります。
渓谷は街灯もないので地獄の入口のような闇が広がり、本気で怖くなって脱兎の如く撤退しましたアセアセ
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④九品仏駅
九品仏駅は東急大井町線に属する駅で、各駅停車(5両)だけが停車する駅です。
しかし、ホーム有効長が4両分しかないため、二子玉川寄りの1両がドアカットされる(ドアが開かない)珍しい光景を見ることができます。
写真は撮ったけど、これ見ただけじゃ何を言いたいのか全然伝わらなさそうzzz
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⑤九品仏浄真寺

17世紀、珂碩(かせき)上人が創建した浄土宗のお寺が浄真寺です。
浄真寺には「九品往生」、すなわち九つの極楽往生のパターンを表す九体の仏像がいるので、通称「九品仏」と呼ばれています。

山門付近にはたくさんの保護猫ちゃんたちがいます。
写真には2匹猫がいるけど、分かるかな?

下見に行った日は5匹も猫ちゃんがいましたニコ

この辺には全部で何匹くらいの猫がいるんだろうにやり

九品仏も紅葉の名所として有名ですが、ここはちょっと終わりが近い感じでした。

こちらは新しく建て直された閻魔堂です。

昔の閻魔堂の中はこんな感じでした。

閻魔大王と、サンズリバーで亡者の衣服を剥ぎ取る鬼女・奪衣婆(だつえばばあ)がいました。

新しい閻魔堂内。

閻魔様は前と変わりないようですが、お賽銭を入れるとありがたい説法が流れるハイパー閻魔化しておりました。

奪衣婆は新しくなっているようです。

昔の婆はだいぶくたびれてたからなぁ。

こちらは新キャラの懸衣翁(けんねおう、けんえおう)。

奪衣婆が剥ぎ取った衣類を衣領樹(えりょうじゅ)という木の枝にかけ、枝の垂れ具合で亡者の生前の罪の重さをはかる妖怪だそうです。

仁王門。

手前の木の紅葉はとっくに終わり、葉すら落ちてたアセアセ

本堂と対面にお堂が三棟建っていて、それぞれ「上品(じょうぼん)堂」「中品(ちゅうぼん)堂」「下品(げぼん)堂」と呼ばれています。
三棟のうち真ん中にあるのが一番格式高い上品堂です。

 

で、それぞれのお堂の中に「上生(じょうしょう)」「中生(ちゅうしょう)」「下生(げしょう)」の三体の阿弥陀如来像が安置されています(つまり、全部で9体)。
一見同じように見える9体の如来像ですが、手の位置や指の形で区別することができます。

本堂内も見学しました。
立派な本尊、アフロヘアの五劫思惟阿弥陀(ごこうしゆいあみだ)、彫刻や天井画など見どころがたくさんです。

奥には九品仏のゆるキャラ「きゅっぽん」がいました。
九品仏と同じく青い螺髪が特徴です。

今年の紅葉企画も微妙に見頃を外してしまったなぁ。

もう少し早ければな、紅葉企画は時期の見定めが難しい…。

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⑥宮本三郎記念美術館
宮本三郎は1905年に石川県に生まれ、1935年より奥沢にアトリエを構えた洋画家です。
1998年、世田谷区は宮本三郎の遺族から膨大な作品群や資料、土地の寄贈を受け、2004年、宮本三郎記念美術館が開館しました。

ずっと宮本三郎さんの作品一本の美術館とは、逆にすごいメモ

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⑦奥澤神社
室町時代、吉良氏(世田谷の領主)の家臣・大平氏が奥沢城を築城するにあたって、守護神として八幡神を勧請して建立されました。

奥澤神社では、藁の大蛇が厄除けの守護神として崇められており、毎年9月の例祭「厄除の大蛇お練り」では藁の大蛇が奥沢の町内を巡行します。

鳥居には前年度の藁の大蛇が巻き付けられています。
本殿です。
よく見ると奥の方に何かがいます。
本殿内にいるのは今年度の藁の大蛇。
巡行を終えた新しい大蛇が本殿に置かれ、入れ替わりに本殿にいた前の大蛇が鳥居に移るという流れみたい。
なお、2020年度はコロナの影響で例祭は行われなかったようです…う~む、疫病除けの大蛇もコロナには勝てないのかショック

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⑧モンブラン(自由が丘の洋菓子店)

モンブラン初代社長は創業前、ヨーロッパ旅行の際に見たアルプスの山々に魅せられて、帰国後「モンブラン」という洋菓子店をオープンしました。
ヨーロッパの茶色いモンブランを日本風にアレンジして作り出された黄色いモンブラン(栗の甘露煮を使ったクリームを使用)は、やがて定番ケーキの一つとなり、自由が丘の洋菓子店「モンブラン」は「日本のモンブラン発祥の店」として広く知られるようになりました。

というわけで、最後はご希望の方たちでモンブランに行って各々好きなケーキをお持ち帰り。

元祖モンブランはいかがだったでしょうかニコ

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というわけで、今回はここまで。

雨の降る寒い日でしたが、皆さん最後までお付き合い頂きありがとうございましたニコ
サークルについてですが、緊急事態宣言中は確実に休止となります。

今後の予定は緊急事態宣言次第となりますが、何かあればHPに随時掲載するので、お暇な時にでもまたHPをのぞいてみて下さい。