コロナも少し落ち着いた感じがあるので、5ヶ月ぶりにサークル再開です。
今回のスタートは高輪ゲートウェイ駅。
駅名はともかく、「周りに何もない駅」と言われるのは不本意だなぁ…観光スポットは普通にたくさんあると思うけど。
今回はそんな高輪ゲートウェイ駅から歩いて行けるスポットを巡りますニコ
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①高輪橋架道橋
「高輪橋架道橋」は高輪ゲートウェイ駅近くにある線路下の道路(ガード下)です。
ここは「異常に天井が低いガード下」として有名な珍スポットにもなっています。
この辺りは現在再開発の真っ只中にあり、高輪橋架道橋もそのうち撤去される予定です。
今回は以前に主催者が撮った写真も織り交ぜながらご紹介します。
この場所に初めて行ったのはわりと最近でしたが、その時の高輪側の入口。
長さは230mほどですが、道路が微妙に曲がっているので出口の光は見えません。
むき出しの線路の鉄骨がガード下らしい雰囲気を出しております。
下見に行った8月。
線路が撤去され始め、工事現場感が出てきました(車も通行不可になった)。
この写真はスマホ撮影なので道路先が真っ黒にしか映っていませんが、この時も出口は見えなかったような…。
今回、みんなで行ってみてビックリ!
道路の途中の天井が撤去されて、光が漏れてる!!
「出口の光が見えない」「オレンジのライト」などのトンネルっぽさがよかったのですが、だいぶ様変わりしていましたショック
コロナさえなかったもっと早くに来られたんだがなぁ。

とはいえ、さすがに天井の低さは変わらず。

ここはかつて水路だったので、人や車が通る高さというものがそもそも考慮されていない道路なのです。

参加者さんの中には背の高い方もおり、かがみながら歩くのが大変そうでしたイヒ

海側まで到着しました。

ちょっと面倒だけど、高輪側へ戻ります。

撤去部分は高輪寄りにあったから、海側からは見えないはず!

ダメだ、微妙に見えてたえーん

この企画は雨で一度潰れてしまったので、その時参加できなかった人たちのためにもう一度開催予定なんだけど…早めに開催した方がよさそうだなぁ。

だいぶ様変わりはしているけど、とりあえず現存しているうちに歩けてよかったニコ

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②泉岳寺

泉岳寺は1612年に創建された曹洞宗のお寺です。

山門一階天井下の「銅彫大蟠龍」もチェックしましょう。

泉岳寺が当地に移動した際、建設に協力した大名の1つが赤穂藩(現在の兵庫県)の浅野家です。

それをきっかけに浅野家は泉岳寺を菩提寺と定めました。

泉岳寺と言えば忠臣蔵(赤穂事件)のゆかりの地!

登場人物である浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)や赤穂四十七士のお墓がある場所でもあります。

赤穂四十七士のリーダー・大石内蔵助(おおいしくらのすけ)の像も建っています。

忠臣蔵の内容については、下記の動画でご確認下さい。

忠臣蔵は史実である赤穂事件を物語化したものなので、一部脚色された部分があります。

去年は「決算!忠臣蔵」という映画がありました。

コメディタッチの作品なので、若い人でも見やすいかも。

まずは義士木像館に入って、普段は1つのグループ扱いで終わってしまう四十七士のメンバーを数名ご紹介しました。
次に赤穂義士記念館で資料の見学など。

墓所にやってきました。
最初に浅野内匠頭のお墓をお参りしましたが、一連の事件の発端となった人物なので後世の評価はイマイチかもガーン

奥さんの瑤泉院(ようぜんいん)のお墓は工事中でした。
「決算!忠臣蔵」では石原さとみが演じており、泉岳寺の墓所も少し登場します。

四十七士の墓所。
四十七士なのにお墓は48基…理由を知りたい方は次回の泉岳寺回においで下さいニコ

彼らの戒名は全て頭に「刀」がついています。
写真真ん中のお墓は、討ち入りで最もめざましい働きをしたと伝わる不破数右衛門(ふわかずえもん)のお墓。

なぜか1基だけ「刀」のついていないお墓(写真左)がありました。
理由を知りたい方は次回の泉岳寺回においで下さい(しつこい)。

大石内蔵助の長男で、四十七士の最年少・大石主税(ちから)君のお墓。
わずか16才で命をかけて討ち入りかぁ…僕が16才の時はどうだっただろう。
16才って高1とか高2だよね、確か1日4時間くらいスーファミのストⅡやってた頃だ、恥ずかしいなぁショック

リーダーである大石内蔵助のお墓。
せっかく四十七士の墓所に来たので、みんなでお線香もあげてきました。
事件から300年経った今でも忠臣蔵は人々の心を打つ仇討ちの物語として語り継がれています。
今回は忠臣蔵のゆかりの地・泉岳寺への訪問ということで、説明もたくさんになっちゃいました。
忠臣蔵を全然知らないという方もいたので話を聞くだけで大変だったかもしれないね、すまんのzzz

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③承教寺

承教寺は高輪の二本榎通りにある日蓮宗のお寺です。

街中にある普通のお寺なんだけど、ここにいる狛犬が実にインパクトがあります。

これが承教寺の狛犬。

人間の頭、動物の体という怪物的な狛犬で、ネットで調べると様々なHPで妖怪の件(くだん)と紹介されていました。

件は予言の能力を持つ半人半牛の妖怪です(画像はwikiから借りました)。

子供の頃から水木しげる先生の妖怪大百科を読んでいた僕にはおなじみの妖怪ですが、「これ本当に件か?」と思っていました。

だって顔が全然日本の妖怪っぽくないんだもんガーン

承教寺の件の正体について知りたい方は、次回の(略)

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④高輪消防署二本榎出張所
高輪消防署二本榎出張所の建物は1933年(昭和8年)に完成した建物で、都内で唯一望楼が残されている消防署です。
第一次世界大戦後に流行した「ドイツ表現派」という建築様式の建物で、そのレトロな外観から東京都選定歴史的建造物にも選ばれています。

当日は外観だけの見学予定でしたが、なんと中も見学できるとか!

職員さんにお願いして早速見学してみましょう。

優雅な感じの階段ですが、これ消防署なんやでイヒ

消火用具の展示室。

丸太から梯子にトランスフォームするその名も丸太梯子にビックリしましたガーン


お願いしたら屋上も見せてくれました。

ここの望楼からはかつては東京湾も見えたとか。

車庫には昔のポンプ車も置いてありました、綺麗に手入れされてますね。

ちなみに現役の消防署なので、出動があった場合は見学できないそうです。

ここは訪問予定にも入っておらず、主催者自身も初めての訪問でした。

写真撮りに一生懸命でなかなか集中して見学できなかったので、今度はじっくり見学したいですニコ

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⑤港区立郷土歴史館
自然・歴史・文化を通して港区を学ぶ施設として、複合施設「ゆかしの杜(もり)」内にて2018年11月に開館しました。
建物は1938年(昭和13年)に竣工した「旧公衆衛生院」の建物を利用しており、スクラッチタイルで覆われたゴシック調のデザインが外観の特徴となっています。

郷土歴史館というと地味そうな印象を持たれているのか、僕の企画でも人が集まらなかったことが多いですショック
でも、ここは建物を見るだけでも十分価値があると思うんだけどなぁ。

中央ホールは二層吹き抜けで、まるで洋館のようです。
バシバシ写真を撮っていたら係員さんに「お好きなんですね」みたいに言われてちょっと恥ずかしかったイヒ

旧講堂は竣工当時のまま残されています。

今回は高輪橋架道橋で記念写真を撮りましたが、よくよく考えたら全然インスタ蠅しないので、こちらの旧講堂で撮り直しましたキラキラ

参加者の皆さん、二度の撮影協力ありがとうございます。

コロナの影響で入れませんでしたが、コミュニケーションルームもとても楽しい場所です(写真は2018年に撮影したもの)。

こちらは無料で入れるようなので、またの機会に行ってみてください。

というわけで、今回はここまで。

久しぶりのサークルで僕も少し緊張しましたが、最後まで楽しく散策できました!

今後もコロナの影響でどうなるか分からない状況ですが、とりあえず落ち着いているうちは少し多めに開催できたらなぁと思っています。

皆さんご参加ありがとうございました、また次回以降もよろしくお願いしますニコ

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※松島屋

泉岳寺の裏手にある松島屋は「東京三大豆大福」の一つとして有名です。

みんなの分の豆大福を買うために8:40に店に並びます(開店前から行列ができるお店です)。

50分後の9:30に開店し、行列の先頭で無事豆大福を確保。

開店直後だけど30人は人が並んでいました。

午前中には売り切れてしまうお店なので、どうしても欲しい場合は早めの予約をおすすめします。

今回は泉岳寺の休憩所で大福を頂きましたが、皆さん美味しかったでしょうか?ニコ

僕は家で食べたので、写真を撮ってみました。

松島屋さんの豆大福は塩味が基本です(塩豆大福)。

あんこたっぷりだけど絶妙な塩加減なので激甘ということもなく美味しく食べられますニコ

なお、皿は100均の白皿しかありませんでした(黒皿がほしかったな)。

次回の泉岳寺回でも無事に買えるように頑張ります。