2020年最初の企画は毎年恒例の「新春の世田谷線沿線 散策」です。

天気予報にずっと雨マークがついていて直前まで心配しましたが、無事開催できてよかったニコ

-------------------------------------------------------

①キャロットタワー
「キャロットタワー」は三軒茶屋のランドマークになっているレンガ風外壁の高層ビルで、最上階の26階は無料の展望スペースになっています。

世田谷方面です。

写真中央の電車が世田谷線で、太子堂八幡神社、松陰神社、豪徳寺など今回の訪問地も確認できます(街中の森の部分)。

都心方面もよく見えます。

夜も開放されているので、夜景も楽しめます。

ちょいともやってますが、東京タワー、そしてはるか遠くにスカイツリーも見えます。

-------------------------------------------------------

②東急世田谷線と三軒茶屋駅
キャロットタワーと直結する世田谷線の三軒茶屋駅。

この駅は「ヨーロッパ風駅舎にレトロな路面電車が走る駅」として「関東の駅百選」にも選ばれています。

「世田谷線散策きっぷ(340円)」を買って、ここからは電車で移動であります。

世田谷線と言えば、豪徳寺の招き猫をモチーフにした「幸運の招き猫電車」!

事前に招き猫電車が来る時間を調べていたので、みんなで乗ることができました。

電車内も猫仕様となっております。

パシャパシャと電車内で写真を撮りまくる参加者さんたち。

完全に怪しげな集団と化していましたえーん

-------------------------------------------------------
③太子堂八幡神社
西太子堂駅で下車し、近くにある「太子堂八幡神社」へ。

住宅地の中にある神社ですが、参拝に来る人はけっこういます。

御朱印も人気のようです。

境内で飼われている幸せウサギも見どころです。

ハッチーとピータンは体を寄せ合ってお休み中でした。

子ウサギもいます。

もふもふで可愛いですなニコ

ビニールウサギ堂は今年も健在でしたアセアセ

おみくじ売り場(あ、売り場って言ったらいけないんだっけ)も充実です。

女性の皆さんは早速チャレンジしてました。

-------------------------------------------------------

④松陰神社

若林駅で降りてパン屋さん「ピーターセン」へ。

みんな何を買ったか見ていなかったのですが、美味しかったかな?

そのまま歩いて松陰神社へ。

ここはその名の通り幕末の志士・吉田松陰を祀る神社です。

吉田松陰は長州藩出身の思想家、教育者です。
松下村塾で教鞭を執り多くの逸材を育成しましたが、井伊直弼の安政の大獄が始まると捕えられ、倒幕を企てた罪で斬首されました(享年29歳)。

当地にお墓が建てられ、のちに松陰先生を祀る「松陰神社」が建立されました。

境内には松陰先生のお墓もあります。

幕末の有名人なので、参拝ついでに見学に来る人もたくさんいました。

レプリカですが松下村塾も建ててあり、歴史スポットとしても見ごたえ十分です。

-------------------------------------------------------
⑤世田谷代官屋敷&世田谷区立郷土資料館
電車に乗って上町駅近くの「世田谷代官屋敷」へ。

年末年始の伝統行事「世田谷ボロ市」はこの周辺で開催されます。

江戸時代、彦根藩井伊家が世田谷を領有した際に代官に任命された大場家は、この屋敷を役宅として使用しました。

現存する18世紀の主屋と表門は重要文化財に指定されています。

去年は補修工事中で外観がちょっと見えた程度でしたが、今年は工事も終わって室内もよく見えるようになっていました!

同じ敷地内にある「世田谷区立郷土資料館」も見学。
こちらでは世田谷区に関する歴史や民俗資料等の展示を行っています。

ここで本日二回目の食べ歩きコーナーです。

下見の時に見つけた台湾肉包のお店「鹿港(ルーガン)」へ(写真撮り損ねたのでお店のHPのキャプです)。

大きくてふかふかのマントウや肉まんなど、みなさんに好きなものを食べてもらいました。

女性は一つが限界かな…と思っていたら、普通に二個食べてる人が多くてちょっとびっくり。

美味しかったみたいでよかったニコ

このお店、行列のできる人気店だったことを知らず、みんなをけっこう待たせてしまった。

主催者としてこういうのはよくなかったな、申し訳なかったですショック

-------------------------------------------------------
⑥世田谷城祉公園
室町時代~戦国時代に世田谷を領有していたのが吉良家です。
豪徳寺周辺は彼らの本拠地であった世田谷城が建っていた場所であり、空堀や土塁が一部現存しています。

-------------------------------------------------------
⑦豪徳寺
江戸時代、世田谷は彦根藩井伊家の領地になり、二代藩主・井伊直孝の頃、豪徳寺は井伊家の菩提寺となりました。

直孝と豪徳寺を結びつけたのは一匹の白猫であり、その猫は有名なゆるキャラ「ひこにゃん」のモデルとなりました。

境内の三重塔は2006年に建立された新しいもので、あちこちに猫が隠れています。

十二支のネズミの彫刻にまぎれている招き猫とか。

白猫のお墓をもとに「招福殿」が建てられ、「招き猫」が作られるようになったと言われています。

招福殿の横には有名な招き猫置き場があり、最近は外国人にも人気のスポットとなっているようです。

相変わらずすごい数の招き猫ですなアセアセ
満員電車かよガーン

井伊家の菩提寺ということで、歴代当主のお墓もあります。

豪徳寺の誕生に関わった井伊直孝公のお墓…普通の人はスルー気味なので残念だなぁ。

この人がいなけりゃ豪徳寺も存在しなかったかもしれないし、ひこにゃんだって誕生しなかったんだぜ。

日米修好通商条約の締結、安政の大獄、桜田門外の変と、幕末の重要事項に関わった大老・井伊直弼のお墓。
こちらは歴史上の有名人なのでたくさんの人が見学に訪れていました。

-------------------------------------------------------
⑧世田谷八幡宮
こちらも吉良家の時代に創建されたという「世田谷八幡宮」。
世田谷の総鎮守として地域の人たちから信仰されている神社です。

奉納相撲が有名で、境内には土俵も設けられています。

暗くなってきて明かりの灯る厳島神社。

インスタ蠅しそうな写真が撮れました。

「今日は進行が早くて時間が余ってるなぁ~」と思っていましたが、肉まん屋の待ち時間が響いて結局終わりは夕方に。

暗くなってくると寒さも堪えるので、冬場は16時くらいには終わらせたいのが本音なのです(毎回遅いけどあせる

-------------------------------------------------------
というわけで今回はここまで。
都心から少し離れていて乗る機会の少なさそうな世田谷線ですが、沿線には名所もたくさんあるので楽しんで頂けたかと思います。
寒い中ご参加ありがとうございました、また次回以降もよろしくお願いしますニコ