①迎賓館 赤坂離宮

当サークルでは参加費を取らない代わりに、入場料が高い場所にも積極的に行くようにしています。
今回最初に訪問する「迎賓館 赤坂離宮」は有料の見学コースが4つあるので、一番値段の高い「和風別館・本館・庭園」のコースに参加してきました。
四ツ谷駅からちょっと歩くと見えてくる正門。
この辺から入口(西門)に行く間、ガードマンにめちゃくちゃ声を掛けられます(館内も含め監視の目がすごい)。

ここは元々「東宮御所」として明治42年(1909年)に建設されましたが、その外観があまりに華美すぎることや、住居としての使い勝手が悪いことなどを理由に御所ではなく離宮として使われるようになりました。

戦後、赤坂離宮は皇室から国に移管され、国会図書館や弾劾裁判所など様々な施設として使われたのち、昭和49年(1974年)からは世界各国の賓客を迎え入れる迎賓館として使われるようになりました。

本館はまたのちほど、まずは「和風別館」の見学です。

こちらはガイドツアーとなっており、主催者は何も喋らなくていいのでとても楽であります。

和風別館は赤坂離宮が迎賓館となった昭和49年(1974年)に建てられたもので、純和風のおもてなしをする施設として使われています。

中は撮影禁止なので下の一枚くらいしか写真はないのですが、最近ではアメリカのトランプ大統領も訪問しています。

縁側で撮られたこの写真、とんでもないエサやりですが、こうなってしまった理由なども教えてもらいました。

「和風別館」のコース後は自由見学となります。

本館裏手の主庭には噴水池があって絶好の撮影スポットとなっております。

さて、この後はいよいよ本館内部の見学でしたが、中はとにかく豪華絢爛!

部屋に入るたび「こりゃすげえなぁ…」と驚きながら見学しました(撮影禁止)。

本館見学後は、外観をチェック。

西洋風の宮殿建築かと思いきや、実は鎧武者などの和のデザインも取り入れられています。

星がかわいらしい天球儀、面白い頭をした霊鳥、500円玉にも使われている五七の桐の装飾。

前庭のカフェで休憩し、出口(正門)へ。
とても綺麗な建物でしたが、お客も多く監視の目も厳しいのでもう少しゆっくりと見学できたらなぁ、とも思いました。

②民音音楽博物館

電車で信濃町に移動してきました。

信濃町といえば某宗教団体の本拠地であり、次の訪問地「民音音楽博物館」も同じ宗教団体が運営しています。

ただし、こちらでは勧誘等は一切なく、古典ピアノや自動演奏楽器、ディスク型オルゴールなどの素敵な音色を楽しむことができます。

最後の演奏のみ池田大作先生(最近全く姿を見ませんが…)作詞「森ヶ崎海岸」だったのはご愛敬。

③御岩稲荷田宮神社と陽運寺

片目がただれた悪霊のお岩さんが登場する江戸時代の怪談「四谷怪談」。

怪談話自体は創作ですが、お岩さんが実際に住んでいた場所には現在「於岩稲荷 田宮神社」と「陽運寺」が建っています。

まずは「陽運寺」。

お寺の中にカフェ!!!

これ去年はなかったんだよね、ついにここまでやっちゃったか。

なんというインスタ蠅スポット。

草もご丁寧に最初からさしてあった。

とにかくインスタ蠅スポットが多く、人によっては違和感を抱くレベルかも。

お岩さんに関係のあるお寺?なので歴史スポット「お岩さんゆかりの井戸」などもあります。

この井戸とお岩さんにどんな関係があるのか、多分誰も知らない。

「陽運寺」の向かいにある「田宮神社」。

インスタなど全く意識していない地味な神社だなぁ。。

地味な田宮神社ですが(てか派手にする必要はない)、江戸初期に実在した本当のお岩さん(旦那さんを支えて家を豊かにした良妻)が屋敷内に勧進した稲荷神社がこの「田宮神社」なのです(現在の神社は戦後に再建したもの)。

では「陽運寺は?」となりますが、それはここでは書けませんzzz

今回は撮影NGスポットが多く、写真はちょっと少なめですが内容は超充実でした。

最初の赤坂離宮、自分も含め初めての人が多かったので、みんなでその豪華さに驚きまくりでした。

信濃町のスポットも色々とカオスな感じで参加者の皆さんの印象に残ったんじゃないかと思います。

では今回はここまで、また次回以降もよろしくお願いいたしますニコ