下見に行く時間も少ないのでまた去年と同じ企画の予定ですが、11月最終週に企画をあげてみたいと思います。
①九品仏浄真寺
浄真寺には「九品往生」、すなわち九つの極楽往生のパターンを表す九体の仏像がいるので、通称「九品仏」と呼ばれています。
立派な仁王門(紫雲門)。
去年は紅葉真っ盛りだったのに、今年はこの有様
ほんのちょっとだけ紅葉を発見。
こういう時は、赤緑黄で組み合わせれば少しは絵になるな。
大イチョウは黄金色に色づいていました。
落ち葉のじゅうたんがとても綺麗。
境内に入ってまずは九品仏を見に行きましょう。
本堂と対面にお堂が三棟建っていて、それぞれ「上品(じょうぼん)堂・中品(ちゅうぼん)堂・下品(げぼん)堂」と呼ばれています。
その中に「上生・中生・下生」の三体の阿弥陀如来像が安置されていて、「品」と「生」を組み合わせて九体となります 。
例えば下の「下品堂」の像は、右から「下品下生」「下品上生」「下品中生」を表しています。
三棟のうち真ん中にあるのが一番格式高い上品堂です。
「拝むならここで…」という人が最も多い場所ですな。
奥には九品仏のゆるキャラ「きゅっぽん」がいます。
で、これが今年。
何かおかしいと思ったら青いヅラが取れてるぽん
紅葉は全然でしたが、見どころたくさんのお寺なのでみんな満足していたようです
その他、境内には閻魔&奪衣婆の地獄コンビがいる「閻魔堂」などもあります。
日曜日、九品仏をあとにしようとすると山門のところに猫ちゃんが降臨!
そろそろ冬毛かしら、もふもふで暖かそうですなぁ。
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日曜日、等々力駅に到着すると…またなんか変な奴が登場!
ゆるキャラランキング1279位(多分このくらいやろ)のご当地キャラ「とどロッキー」じゃねーか!
青ヅラの取れたきゅっぽんと戦えぽん!
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③等々力渓谷
東京23区で唯一の渓谷「等々力渓谷」に着きました。
「気になっていたけど来るのは初めて」という方が多く、こんなに自然豊かな場所ながら駅のすぐそばにあることに驚いていました。
入口にある温度計。
渓谷内は涼しいけど、もう今の時期はあまり関係ないかな
緑の中で目立つ真っ赤な「ゴルフ橋」は、渓谷入口のシンボルであります。
川に沿って細い道を進みます。
ところどころ濡れている場所がありますが、これは湧水が流れているところです。
途中には古墳時代~奈良時代のものとされる横穴墓もあります。
入口に近づくと中の方をライトが照らしてくれる親切な作りです。
渓谷の先にある「不動の滝」。
知らない人にはどこに滝があるのか分からないかも
近くの階段を上っていくと「等々力不動尊」があります。
ここも去年は見事な紅葉だったのに、今年は全然でした。
紅葉が撮れなかったので、代わりに菊でも撮るか…。
近くにある庭園も散歩しましょう。
こちらではミカンが美味そうに実っていました(少しくらい分けてくれ)。
上野毛駅駅舎にある謎の穴。
「確か有名な人が作っているはず」としか分からなかったので、僕の宿題になりました。
調べた結果、この駅舎を作ったのは建築家の安藤忠雄氏で、表参道ヒルズや21_21もデザインしています。
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④二子玉川公園、帰真園
上野毛駅からしばらく歩き、多摩川沿いにある「二子玉川公園」へやってきました。
家族連れリア充がここぞとばかりに湧いている、2013年開園の新しい公園であります。
公園内にある庭園「帰真園」は世田谷区初の周遊式日本庭園ですが、何か歴史的ないわれがあるわけでもない、本当にただの日本風の庭園です。
なんの歴史もないただの庭園なのですが、非常に美しく作られており、手入れも行き届いています。
ここも紅葉が楽しめるのですが、色づいていたのは一部だけでした。
そういう時は、見せ方で勝負であります。
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⑤玉川大師
二子玉川駅を抜けて「玉川大師」へ。
ここには仏の胎内をかたどった地下霊場があり、みんなで参拝してきました(撮影禁止なので写真はありません)。
ここは少し怖いから一人でお参りするより、みんながいてくれた方が安心かも。
あまり知られていないお寺ですが、どうよ、インパクトがあって楽しかったでしょ
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