今年は紅葉が例年より遅れ気味で、まだイチョウすら緑色だったりする。

紅葉メインで立ち上げたこの企画は見事に時期を逃してしまい、ただの自然散策になってしまったショック
「僕のせいじゃないよ、自然のせいだよ」と言い訳はするけど、やっぱり主催者としては責任を感じてしまうなぁ。
でもこんな遠くまで集まってもらったので、みんなで自然散策だけでも楽しむとしましょう。
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①御岳渓谷
古くから霊山と崇められている御岳山の麓にある多摩川沿いの遊歩道。
JR御嶽駅を中心としたおよそ4kmの遊歩道は、気軽に歩きながら四季折々の渓谷美を楽しめる観光スポットになっています。
御嶽駅近くの御岳橋、御岳小橋付近は少し色づいていました。
奥の建物は玉堂美術館。
大イチョウはだいぶ黄金色になっていますね。
多摩川の水も綺麗で、ウォータースポーツを楽しむ人たちもたくさんいます。
河原には巨大な岩も転がっているので、ボルダリングを楽しむ人たちも。
遊歩道はこんな感じ。
広くはありませんが舗装されているので、ヒールとかサンダルじゃなければ普通に歩けます。
休憩用のベンチもあるけど、この時期は人が多く全然座れなかった。。
後のスケジュールもあったので、みんなの撮影時間も少なくなってしまって申し訳ない。
休憩所も人が多くてのんびりさせてあげられなかったし、主催者である僕にとっては散々な結果になってしまったショック
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②寒山寺
中国・蘇州にある寒山寺から寄贈された釈迦像を祀るお寺で、多摩川にかかる楓橋のたもとにあります。
本堂の格天井にはなぜかされこうべの絵も…ちょっと怖いアセアセ
こちらには誰でも撞ける梵鐘もあります。
しまった、僕も撞きたかったのにガイドがあって撞くの忘れた!

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③櫛かんざし美術館

江戸から昭和にかけての櫛とかんざしを中心に、季節に合わせた作品など約400点が展示されています。
展示ホールからは多摩川の流れと美しい渓谷を見ることもできます。
みんなは庭で休憩してました、寒くなかったかい?
さて、ホールから写真を撮っていると美術館の人が来て「〇〇さんが来ますよ!」と教えてくれた。
なぬ、〇〇だと!?どうやらテレビのロケがあるらしい。
「ヤバいよ、ヤバいよ~」と興奮して待っていると、なんと〇〇とゲストの△△都知事が本当に来た!
ロケの様子を見学し、帰りは写真撮影にも応じてくれていたので、僕もパチリ。

出川さん、気さくでいい人だったよニコ
ちなみに12月22日放送らしい、僕映ってるかな?
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④青梅駅周辺商店街
バスで青梅に移動しました。
街道沿いに今でも明治、大正、昭和の町屋建築が残る青梅では、90年代から「映画看板」を設置し、レトロな街として町おこしを行ってきました。

しかし、今年になって看板絵師さんが亡くなってしまい看板の修復ができなくなったことから、映画看板を撤去して今後は「猫」をモチーフにした看板やキャラクターで町おこしを図るそうです。
ちなみに上の写真は9月の下見の時に撮った写真ですが、現在は「ニューシネマパラダイス」の看板は撤去されています(現在の写真はあとから登場)。

で、これが通りのあちこちにある猫をモチーフにした映画看板。
これだけ見に青梅に来る人がいるのだろうか、ていうかもう看板破けてますよ…。

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⑤青梅赤塚不二夫会館
「映画看板」で町おこしをする青梅駅周辺商店街は、青年時代に映画看板の仕事に従事していたギャグマンガ家・赤塚不二夫に協力を依頼し、当地にて「青梅赤塚不二夫会館」が開館しました(青梅と赤塚先生に直接の接点はない)。

館内には原稿や写真、出版物などが展示されており、トキワ荘をイメージした部屋や、赤塚不二夫の愛猫・菊千代を祀るバカ田神社などもあります。

「天才バカボン」「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」など主要作品をアニメで楽しんできた僕にはとても楽しい場所でした。
撮影禁止だったけど、赤塚先生の写真もすごく面白かった。

23区内にあればもっと人が来るはずなのに、本当にもったいない。
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⑥昭和レトロ商品博物館
昭和30~40年頃の懐かしいお菓子、タバコ、薬などのパッケージを展示する小さな博物館。
懐かしい昭和のアイテムが所狭しと並んでいます。
亡くなった看板絵師さんの作品も展示しています。
絵師さん亡き今、この看板も貴重なものとなりました。
恐ろし気な「雪女の部屋」を発見(隣のキョンキョンの看板が謎)。
「雪女の部屋」では青梅が舞台とされる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談「雪女」を紹介しています。
ここの建物自体が古く、天井の染みとか薄暗さが怖さを引き立てています。
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⑦昭和幻燈館
昭和レトロ商品博物館の別館で、青梅でデビューした有田ひろみ・ちゃぼ親子による作家ユニット「Q工房」の作品を展示しています。
猫をモチーフにした作品(看板やぬいぐるみ、ジオラマ)をメインとした、不思議でかわいい雰囲気の場所です。
昔の青梅のジオラマなども。
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⑧住吉神社
1369年、近くにある延命寺を開山した季竜和尚は、裏手の山に故郷・摂津国から勧進した住吉明神を祀り、寺門の守護神としました。
16世紀、領主によって青梅の鎮守社となり、古い社殿が現在も残っています。
長い階段を上った先にある社殿。
暗くてよく分らんだろうけど、彫刻も手が込んでいました。

参道には町おこし用の大黒天猫と恵比須猫が祀られています(暗くて撮れていなかったので、下見の時に撮ったものを使用)。
ちなみにこれだけ猫を押しながら、本物の猫ちゃんには全く会えませんでした。
青梅についてはどうにも辛口評価になってしまった。
今回訪問した場所は全て近くにありこの辺は観光客も少しはいるけど、商店街自体に活気がないというか寂れすぎ。
流行りの猫を使った町おこし…大変でしょうがまぁ頑張って下さい。
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というわけで御岳渓谷~青梅の散策はこれにて終了。
今回はいろいろとミスも多くて、みんなに楽しんでもらえたか心配になった回でした。
見頃も逃してしまったので、機会があればもっと紅葉の美しい時期に遊びに行ってみてください紅葉
さて、日が沈むのも早くなって後半の青梅は暗い写真が多くなりました(暗いといっても16時~17時なんだけどね)。
冬場は寒さや日照時間に配慮し、散策の内容もちょっと少なめにしたいと思います。

寒い中、出歩くのは大変だと思いますが、またよろしくお願いしますクリスマスツリー