第62回「両国 散策」

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すっかり遅くなりましたが、10/21に開催した両国散策のブログです。
この企画、歴史散策系なのであまり人気がなさそう…と思って日曜日だけの開催にしたのですが、僕の予想に反してたくさんの方々に集まってもらいました。
逆にこれは面白いぞ!と自信満々で立ち上げた企画に人が集まらなかったりキャンセルを食らいまくったり、60回以上企画を開催していても人気の有り無しは未だに読めません…。
最近は散策サークルも増えていますが、長く続けるって本当に大変なんだなとつくづく思います。
前置きが長くなりましたが、両国散策の感想です。

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①両国花火資料館

今も開催されている「隅田川花火大会」ですが、両国では江戸時代から花火大会が開かれていました。
「両国花火資料館」では長い歴史を持つ両国花火の紹介を行っています。

看板は大通り沿いにありますが、資料館自体は路地の奥にあるのでちょっと気付きにくいかも。
こういう見落としがちな場所を見学できるのは、主催者さんの下調べのたまものでありますにやり
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②回向院

江戸時代の「明暦の大火」による焼死者を葬った「万人塚」を始まりとする寺院。

江戸時代以降、回向院で勧進相撲が定期的に興行されていたことから、相撲とも縁が深いお寺です。

「全ての生あるものを供養する」という理念から災害による死者や刑死者、さらには様々な動物たちまで幅広く供養しています。

境内の一角には古いお墓や供養塔がたくさん並んでいます。

「膃肭臍供養の石碑」。

見世物にされていた膃肭臍=オットセイを供養しているそうです。

有名な泥棒「鼠小僧次郎吉の墓」もあります(横にねずみの天敵・猫ちゃんを祀っているのが面白い)。

鼠小僧のお墓には金運アップや合格祈願のご利益があるそうで、参拝者はお墓(お前立ち)を削って持ち帰ることができます。

多くの参拝者がお墓削りにチャレンジしていますが、墓石の削り粉を持って帰るのは大変。
今回、みんなが持って帰りやすいように、主催者さんがポチ袋などを用意してくれていました(素晴らしいサークルです)ニコ

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③旧両国国技館跡

回向院にて勧進相撲が定期的に興行されていたことから、明治時代、境内に「旧両国国技館」が建設されました。

特徴的なドーム屋根から「大鉄傘」という愛称で親しまれましたが、昭和の終わりに解体。
跡地に建つビルには土俵の位置がタイルで記されていますが、言われなきゃこんなの誰も気付かない…。

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④吉良邸跡(本所松坂町公園)

最近は時代劇も少なくなりましたが、昔はよく年末に放送していた「忠臣蔵」。

「忠臣蔵」のクライマックス、赤穂四十七士による討ち入りの現場になった吉良上野介の邸宅があった場所であります。

両国の人々はこの名所を惜しみ、当時から残る「吉良の首洗い井戸」を中心に一部を「本所松坂町公園」として整備しました。

こんな小さな公園ですが、訪れる人はけっこう多い史跡です(客はだいたい中高年ですが)。


なんだかよく分からないけど、斬りつけられて、挙句の果てに討ち入りで殺された吉良さん(右)。

逆切れで殺されちゃったようなもので、ちょっと可哀そう。

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⑤勝海舟生誕の地

江戸城無血開城を成し遂げて江戸の街を戦火から救った幕臣・勝海舟は、現在の両国公園付近で誕生しました。

公園内には石碑や大型パネル「勝海舟幕末絵巻」などが置かれ、その偉業を讃えています。

勝先生の気分で座れる椅子(刀装備)。

僕も座って個人的に写真が撮りたかったけど、最近すっかり太ってしまい自分の写真を撮りたくなくなってしまった。

冬のうちになんとか痩せなきゃあせる

近くには「芥川龍之介・生育の地」もあります。
芥川龍之介が通った両国小学校には「文学碑」も建っています。

両国にはたくさんの名所があるわりに、当時からの現存史跡が少ないのがちょっと残念かな。

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今回、告知はほとんどしなかったけれど、実は食べ歩きスポットがけっこうありました。

「両国メンチカツ」のメンチカツはお肉があっさり味だけど、とても美味しかったです。

ドーナツも売ってるじゃん、甘さと塩気、気分によって好きな方を楽しめるのは嬉しい。

適当に芋蜜ソフトクリームの写真を撮ろうとしたら「看板と一緒に撮ったらいいですよ」とアドバイスをもらった。

なるほど、インスタ蠅する写真が撮れました!

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⑥旧安田庭園
江戸時代に造られた潮入り回遊庭園で、明治になって安田財閥の所有となり、のちに東京市に寄贈されました。

それなりに整備された庭園ですが、ここは無料で公開されています。

天気もよかったので、絶好の散策日和でした。

小さい男の子に亀のえさやりを妨害されて怒っていた男性参加者(そこそこおっさん)がいました。

実に大人げないなと思いました(あんたやん…)

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⑦横網町公園(東京都慰霊堂、東京都復興記念館)

1923年(大正11年)、関東大震災が発生し、造成地となっていたこの地には多くの避難民が集まっていました。
しかし、周囲から発生した火災が火災旋風となって避難民に襲い掛かり、ここだけで3万8千人もの人が命を落とすことに。
1930年、園内に関東大震災による遭難者の遺骨を納める慰霊堂が完成し、戦後、戦災犠牲者も合祀して、現在は「東京都慰霊堂」と呼ばれています。
合わせて16万人もの人々の遺骨が納められている慰霊堂の中ではお参りができます。
神仏を全く信じていない僕だけど、ここでは手を合わせてきました。
慰霊堂の裏にある三重塔が納骨堂。
昼間は子供たちも遊ぶ賑やかな公園ですが、夜は少し怖いかもしれない。
一見花壇のようですが、真ん中のドアの奥には東京大空襲で亡くなった方々の名簿が納められています。
「東京都復興記念館」は関東大震災の惨事と、そこからの復興を後世に伝えるため、1931年(昭和6年)に建てられました。
館内や屋外ギャラリーには、遺品や写真、絵画や図表が展示されています(撮影禁止)。
すっかり平和になった東京。
たくさん楽しいところがあり、そういうところにみんなで行きたくてサークルを立ち上げましたが、こういう悲しい歴史があったことも忘れちゃいけません。
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⑧-両国-江戸NOREN
2016年にオープンした新しい観光スポットで、江戸の町並みを再現した飲食店やお土産物屋が並んでいます。
中央には本格的な土俵も置かれており、力士によるパフォーマンスなどが行われることも。

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今回はちょっとボリュームも少なくなってしまい、いつもより早めに散策終了。

参加人数が多かった分、もう少し色んな所を回りたかったなぁと思いましたが、みんな楽しんで頂けたでしょうか。

もうすぐ11月、紅葉のシーズンにもなりますのでまたよろしくお願いしますニコ