(前回の続き)
②府中市郷土の森博物館

「府中市郷土の森博物館」…博物館と聞くといわゆる郷土博物館を思い出しますが、ここは周辺の自然や展示物までも博物館に含めた広大なフィールドミュージアム。

まぁ口で言ってもよく分からないので、実際に散策しましょう!

まずは移築・復元建築物のコーナー、「旧府中尋常高等小学校校舎」はピンク色の建物が印象的です。

中では昔の教科書の展示とか…

ご当地出身の詩人・村野四郎記念館などがあります。

窓の向こうには桜の花。
みんなで席に座ってノスタルジックな気分に浸ってきました。


明治天皇も泊まった府中宿の大店「旧田中家住宅」。
蔵の中も見学しました。

「旧島田家住宅」は”ズライ猫”などを売っている薬屋さん。

「旧府中町役場庁舎」は一見洋風ですが…

後ろには和風の家が引っ付いています。

こちらも中に入れるので見学。
年季の入った建物内はレトロ感満載です。

天井の四隅にあった謎の孔雀の模様。
どうやら通気口のようですね、面白いなぁ。

こちらの矢島さんちは一見民家のように見えますが…

郵便ポストと丸い窓口。

そう、ここは住居兼郵便局の「旧府中郵便取扱所」なのです。

古い建物だけでなく、復元遺跡なんかもあります。
名前が面白い「まいまいず井戸」は地面をすり鉢状に掘った井戸で、まいまいのように螺旋状の道があったことから「まいまいず井戸」と呼ばれています。
初めて見る人が多く(自分もでしたが)、不思議な形状にみんな驚いていました^^

その他には長屋門など。

園内でも、多摩川沿いは水辺や自然が多くなります。
水辺に咲き誇るたくさんのお花。
ここは梅が有名な場所ですが、桜もそれなりにあるのでこの時期に来ても楽しめます。

ご当地の有名人・川崎平右衛門さん。
江戸時代に農業政策で多くの業績を残したほか、あとから行く大國魂神社の修理なども行いました。

雰囲気のある水車小屋。

小屋をのぞいたら歯車がしっかりと作ってあってビックリ!

園内はまだまだ広いですが、時間が足りなくなったので自然散策はここで終了。

ここからは博物館(いわゆる郷土博物館)へ。


大國魂神社で行われる「くらやみ祭り」の紹介。

大昔、武蔵国の中心だった府中の歴史・文化など、皆さんに自由に見学してもらいました。

先週の文京区散策は人だらけでしたが、こちらは土日というのに人も少なく、のんびりとした気分で散策できました。

殆どの人がこの場所は初めてでしたがとても好評だったので、紹介出来てよかったです^^

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かつて鉄道が走っていた「下河原緑道」を通って府中駅へ。

ひたすら真っ直ぐな道も、みんなでお喋りしながら歩くと距離を感じません。

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④大國魂神社

武蔵国があった頃から存在する古社。

府中駅のそばにありながら自然も豊かな場所です。

拝殿に隠れて見えないのですが、奥にある本殿がなかなか特徴的なのです(扉が三つある)。

ブサカワな狛犬さん。

境内の古い建物の一つ・鼓楼。

立派な手水舎の彫刻もご覧下さい。

日曜は時間があったので、女性の皆さんは人形流しに挑戦!

流すところ撮らせてもらえばよかった(すぐ溶けちゃうけど)。

しだれ桜もなんとかギリギリ楽しめたかな。

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去年に引き続き、主催者が酔っ払うというアクシデントがありましたが、なんとか終了^^;
土日とも天気も良く、実に爽やかな春の散策が楽しめました。
これからもツツジやバラ、アジサイなど花の散策回があるので、また是非ご参加下さい^^
合わせて、二年目に突入した当サークルをこれからもよろしくお願いしますニコ