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4月も近づき、いよいよ桜の季節。
でも桜の開花時期には差があって、「お花見散策」の企画を立てる自分としては開花状況が気になって仕方ありませんでした。
だけど今年はやや早咲きとなり、開催日(3/25)でも普通に桜が楽しめそう!
というわけで、今回は文京区の桜の名所を巡ります。
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①林泉寺
集合場所である茗荷谷駅の近くにある林泉寺。
ここには縄で縛って願をかける「しばられ地蔵尊」がいらっしゃいます。
予想以上の縛られっぷりにちょっとびっくり^^;
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②播磨坂
最初の桜スポット「播磨坂」へ。
こちらは左右の歩道と中央の遊歩道にたくさんの桜が植えられています。
天気もよくて本当によかったなぁ。
遊歩道の半分は宴会用に使われてました。
場所によってはもう満開を迎えている感じでした。
これが今日のベストショットでしょうか^^
そこまで有名なスポットではないので、人混みもまだ我慢できるレベルです。
通りには美味しいケーキ屋さんやパン屋さんもあり、楽しいひと時が過ごせました^^
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③石川啄木終焉の地
「一握の砂」「悲しき玩具」などが有名なクズ…もとい詩人・歌人の石川啄木は明治44年(1911年)、当地で亡くなりました。
ここに設けられた「石川啄木顕彰室」では啄木の一生が紹介されています(クズエピソードは割愛されています)。
隣の歌碑には歌が刻まれています。
「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」というクズ歌は刻まれていません^^;
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④小石川後楽園
水戸徳川家の2代目、水戸黄門こと徳川光圀が完成させたのが小石川後楽園です。
着いてみてビックリ、入口に人が並んでいるではないか!
桜の季節の庭園には人が並ぶほど押し寄せることを、ここのサークル主催者は全然知りませんでした^^;
黄門さまは儒学を重んじていたので、「後楽園」という園名や、園内名所などに中国の影響が見られます。
下の「得仁堂」は不良時代の黄門さまを改心させた古代中国の兄弟・伯夷と叔斉を祀っていました。
震災や戦災を免れて現存する園内最古の建物です。
こちらは震災で焼失した「八卦堂跡」。
「円月橋」。
アーチ部分+水面に映るアーチ部分=満月のように見えるので、その名が付きました。
小石川後楽園は桜は少なめ。
なので、入口の桜の周りにはすごい人の群れ!
播磨坂ではまだ近づいて桜の写真を撮れたけど、ここはもういいかな^^;
その他、花の写真など。
これは梅かな?
ここは周囲の石積も見どころです。
一部に江戸城の石垣が使われていて、当時の刻印などが残されています。
裏家紋(プライベートな家紋)である「六葉葵」を見ることもできます。
写真の場所は家紋(公式な家紋)「三葉葵」と「六葉葵」を一緒にみることができます。
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⑤春日局像
家光の乳母で、将軍の私邸「大奥」の基礎を作った春日局。
現在の本郷に彼女の屋敷があったことから、「春日」という地名として残っています。
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⑥文京シビックセンター
文京区役所本庁舎として使われている地上28階建てのビル。
なんとなくポットのような外見ですな。
25階の無料展望ラウンジからは都内の素晴らしい景色が一望できます。
遠くからスカイツリーとうんこが一緒に見えるスポットでもあります。
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⑦樋口一葉菊坂旧居跡
本郷付近にはたくさんの文豪ゆかりの地があります。
春日駅近くには「樋口一葉菊坂旧居跡」がありますが、これが路地裏にあってとても分かりにくい!
周囲には古い建物も残されており、表通りの喧騒が嘘のように静かな場所です。
一葉も使ったという井戸が残されています。
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⑧円乗寺と大円寺
どちらも白山駅近くにある「八百屋お七」ゆかりのお寺です。
円乗寺にはお七のお墓が三基建っています(お寺が工事中だったので下見の時の写真です)。
真ん中のお墓がお七のお墓と言われていますが本当は…(自主規制)。
こちらは大円寺の「ほうろく地蔵」。
火刑になったお七の苦しみを自らも受けるため、熱したほうろく(素焼きの土鍋)を頭にかぶったと言われています。
近づいてみると頭の上にほうろくを載せているのが分かります。
なかなかのバランス感覚ですな!
お花見散策なので桜の前で記念写真を撮りたかったですが、どこに行っても人が多いので今回はほうろく地蔵さんの前で写真を撮りました。
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⑨六義園
途中で参加者さんから「六義園ってすごく混みますよ」という情報を知らされ、ドキドキしながら六義園へ。
着いてみると外まで行列ができとるがな
陽も落ちてきて疲れていた方もいたので、ここで一旦解散して希望の方々だけで六義園に行くことにしました。
並んで移動してようやく枝垂桜にたどり着くと、この有様。
桜にカメラを向けても人の頭しか映らんような状況でしたが、なんとか前に行って一枚撮ってきました。
夕方になると寒くなってきて、ちょっとつらくなってきました(みんなもつらそう)。
ライトアップを待っていてもしょうがないので、園内を歩きます。
いかん、疲れのせいか写真もイマイチだこりゃ。
結局ライトアップまで体力がもたず、六義園をあとにしました。
下の写真は帰りに撮影したもので、この行列は今から園内に向かう人たちです^^;
こんな人混みじゃ、公式ページにあるような桜は絶対に撮れないよなぁ。
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⑩染井吉野桜記念公園
さて、帰るついでにJR駒込駅の隣にある「染井吉野桜記念公園」をご紹介。
駒込はかつて染井村と呼ばれていて、多くの植木職人や造園師が住んでいました。
彼らが作った桜がソメイヨシノであり、駒込は「ソメイヨシノ発祥の地」とされています。
近くの六義園の人混みが嘘のように人がいません(笑)
こっちの桜だって見事なもんですぜ。
近くのポストも桜色で可愛らしいです。
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というわけで、今回の散策はこれにて終了。
今回はどこに行っても人混みばかりで、自称タフガイの主催者も相当疲れました
その分欲張って桜の名所を幾つも見て回れたので、疲れの分だけ満足してもらえてたらなぁと思います。
ではまた次回以降の企画にも是非ご参加下さい