今日もまた快晴の日曜日。

寒さは感じますが陽射しがあってポカポカの素晴らしい散策日和になりました。

集合場所の柴又駅と言えば有名な「男はつらいよ」の寅さん像があります。

渥美清さんが亡くなってもう20年も経つのに寅さん像は人気があり、多くの人が写真を撮っていきます。

最近「寅さんを見送るさくら像」も設置されました。

寅さん像の人気は嬉しいですが、できれば「男はつらいよ」も見て下さいというのが本音です^^;

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①矢切の渡し

天気がいいので江戸川河川敷には野球少年たちがたくさんいました。

土手を降りて渡し場へ向かいます。

「矢切の渡し」は江戸時代から続く渡し場で、都内で唯一残る渡し場です。

看板はありますがほとんど読めませんね、船待ちの人の列がないと乗り場すらよく分からないかも。

昨今、様々な事柄に関して安全性が求められていますが、そんなものは微塵も存在しない昔ながらの渡し場です(笑)

運行時間なんかも存在しません、適当に人数が揃ったらしゅっぱーつ!

もちろん船頭さんの手漕ぎであります。

手を伸ばせばすぐに水面に手が届きそうなほどです。

対岸の松戸に上陸し、折り返し柴又へ。

天気も良いのでとても気持ちのよい船旅が楽しめました^^

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②山田洋次ミュージアム

「男はつらいよ」の監督、山田洋次さんの作品を紹介しているミュージアム。

柴又へ来た人の多くがここを訪れるのか、お客さんがたくさんいました。

柴又駅前の寅さん像の原型モデルが見られるのは嬉しい。

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③寅さん記念館

寅さんを知らない若い人には敬遠されるかも…と心配しつつコースに入れた「寅さん記念館」。

自分(主催者)が寅さんファンであったので、参加者のみんなに寅さんのストーリーなども少し紹介させて頂きました。

寅さんを全く知らないよりはほんの少しだけでも知っていた方が楽しんでもらえるかなと思って。

心配しましたが、この記念館自体はジオラマやセットなど視覚的に分かりやすい展示が多いので、みんなにも楽しんでもらえたようでした。

ちなみにここでは、昔金町と柴又間を走っていた「帝釈人車鉄道」の紹介も行われています。

人車と名が付いている通り、人が押して走る鉄道のことです(1両は6人乗り)。

人車鉄道のジオラマもありました、なかなか細かく作られています。

ここもお客さんが多くてびっくりしました。

来週は「アド街ック天国」で柴又が放送されるようなので(9月末に下見に行った時に偶然撮影してた)、放送後はまた少し人が増えるかもね。

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③山本亭

カメラ部品メーカーの創始者・山本氏の邸宅で、大正末から昭和初期の増改築で和洋折衷が特徴的な建物になりました。

現在は葛飾区が所有して一般公開されています。

裏手にある長屋門、見た目はやや和風?だけど袖部屋の窓はステンドグラスの和洋折衷です。

家の継ぎ目が面白い。

庭の紅葉は一部だけ、11月はまだちょっと早かったようです。

有料ですが室内の見学もできます。

完全なる洋風の部屋「鳳凰の間」。

通路から見える庭は樹木がけっこう多いです。

庭に面した部屋は喫茶スペースにもなっています。

溢れる陽の光で開放的な気分になりますな。

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④帝釈天・彫刻ギャラリーと邃渓園

駅方向に戻り、いよいよ帝釈天を見学です。

まずは彫刻ギャラリー、こちらは帝釈堂内殿の周囲三面を覆う装飾彫刻が見学できます。

ガラス越しに無料でも見学できますが、ケチらずお金を払って近くで見ることをおすすめします。

メインは大正末~昭和初期に作られた10枚の彫刻絵で、法華教説話をテーマにした作品となっています。

羽衣とかどうやって彫っているのか…凄すぎて言葉もない。

十二支やお釈迦様、龍や獅子など素晴らしい彫刻群にみんな見入っていた感じでした。

こういう作品は大切に保存してもらいたいですね!

帝釈堂と本堂を結ぶ渡り廊下には「人車鉄道」の彫刻もありました。

渡り廊下から本堂裏の客殿の方へ。

本堂と帝釈堂裏手は邃渓園(すいけいえん)という名の庭園となっており見学ができます。

部屋や庭の写真など適当に何枚か。

帝釈天は人がたくさんいましたが、こちらはわりと静かに庭園散策できました。

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⑤帝釈天・題経寺

このお寺には簡単に言えば「大曼荼羅」「板本尊の帝釈天」の2つのご本尊がおり、本堂も2つある感じのようです。

こっちが有名な「帝釈堂」で、「板本尊の帝釈天」を安置しています。

本来、帝釈天というのは神様の名ですが、ここではその名がそのままお寺の名前にもなっています。

四方に枝葉を伸ばす拝殿前の「瑞龍の松」。

帝釈天の趣ある景観には欠かせません。

こっちが「大曼荼羅」を本尊とする本来の本堂。

法事などで使われる場所で、帝釈堂と違い中での参拝はできないようです。

左が帝釈天参道へ続く二天門、右が大鐘楼。

二天門の左右には増長天と広目天がいます。

網に囲まれた門の奥にいますが、すきまから見ることができます。

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⑥帝釈天参道

昼から遊びまわってすっかりお腹も減りました、お待ちかねの帝釈天で食べ歩きです。

休憩もしたいので寅さんファンなら誰でも知っている「高木屋老舗」に入りました。

焼だんごが売り切れていたので、草だんごと磯おとめをチョイス。

美味しかったです^^

休憩後は自由行動にして、各自食べ歩きや買い物をしました。

みんなは何を食べたのかしら?

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柴又ハイカラ横丁、柴又おもちゃ博物館

帝釈天参道の入口近くにある面白スポットで、「ハイカラ横丁」は駄菓子屋さんです。

2Fにあるのが「おもちゃ博物館」。

博物館と言っても昭和のおもちゃや雑誌、ゲームなどが独特なセンスで飾られているカオス空間です。

懐かしいジャンケンゲームに挑戦!

僕は無駄に勝ってしまいギャンブル運を消費してしまった^^;

懐かしグッズを見て、みんなで思い出話に浸るのもなかなか楽しいものです。

一通り見て回って外に出るともう薄暗くなっていました。

今日もたくさん遊んだなぁ。

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千葉に近く東京の人からしたらちょっと遠く感じてしまうかもしれない柴又ですが、観光スポットがたくさんありとても楽しい場所でした。
駅から近く、今回みたいに一日で遊び尽くすことも可能です。
春になったら桜も綺麗なんだよな、春には行ったことがないので気が向けばまた春に企画してみたいなと思っています。
参加してくれた皆さんもお疲れ様でした、また次回以降もよろしくお願いします^^