7月と10月、雨でレインボーブリッジが渡れずにいましたが、今日は見事な快晴。

今回は芝浦で集合して、レインボーブリッジへ出発です。

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①レインボーブリッジ

有名な橋ですが、正式名称は「東京湾連絡橋」といういたってフツーの名前の橋です。

実は徒歩で渡れるのですが、東京の人でもそれを知らない人は多いみたいです。

特に芝浦側入口は工事現場のような場所なので、知らないと入口にすら到達できなさそう。

ちょっと先へ進めば入口はあるんですけどね。

芝浦側入口はエントランスもあります(お台場側入口は何もないです)。

ここで都心方面が見える「ノースルート」か、臨海副都心方面が見える「サウスルート」へ分岐。

今回は「サウスルート」へ行きましょう(昼はこっちがおすすめ)。

エレベーターで上へ向かうと、そこはレインボーブリッジの遊歩道「レインボープロムナード」です。

展望スペースが数ヶ所設けられていますが、それ以外はこんな感じで車道と網に囲まれた道を歩きます。

車がうるさい、排ガス臭い、揺れる、などあまり環境がいい場所ではありません^^;

とは言え、網と車を除けば52mの高さから素晴らしい景色が楽しめます。

しばらく歩くと眼下に現れる島、これが「第六台場」。

1回目のペリー来航後、次の来航に備え幕府が急きょ品川沖に作らせた海上砲台場です。

いくつか作られた砲台場はお上のものであることから「御台場」と呼ばれ、翌年ペリー艦隊はこれを避けて横浜に上陸しました。

さらに歩くと「台場公園」が見えてきました。

こちらはお台場から陸続きで行けるので、知っている人も多いかなと。

ここもかつては砲台場の一つで「第三台場」と呼ばれていました。

石碑の文字がみんな見えず…なんて書いてあるのかなぁ。

拡大アップで見てみよう!

えっと、品川ほにゃほにゃ場…結局読めねーじゃねーか^^;

海自体は汚いですが、たまに魚の大群がいることもあります。

以前レインボープロムナード上から撮影した魚群がこちら。

今回レインボーブリッジ歩き初体験の人も多く、良い経験になったんじゃないかなと思います。

機会があれば「ノースルート」や「夜のレインボーブリッジ」も歩いてみて下さいね!

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②お台場

明治以降の埋立事業により「御台場」の多くが姿を消しました(現存するのは上の2つのみ)。

しかしその地名は残り、新しくできた埋立地は「お台場」と呼ばれることに。

臨海副都心として開発され、フジテレビや多くのレジャー施設の建設により今では都内でも有数の観光地になっています。

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③南極観測船「宗谷」

耐氷構造貨物船として1938年竣工しました。

第二次世界大戦が始まると軍が買い上げ、特務艦「宗谷」と命名。

戦闘にも巻き込まれますが強運で何度も危機を潜り抜け、戦後は引揚船、輸送船、南極観測船、巡視船など1978年まで40年に渡って大活躍しました(船の寿命は20年)。

現在は「船の科学館」で記念船として無料で展示されています。

特に南極観測船としての活動が有名で、通算6回もの南極観測業務をこなしています。

南極への移動だけとは言え、こんな狭い船の中で生活するって本当に大変そうです。

船内は順路が決まっており、途中で部屋の紹介や資料の展示などが行われています。

無駄に広くない分、見学しやすかったです。

船内の写真を適当に何枚か紹介。

みんなの人気者、南極猫のタケシ(笑)

で、「宗谷」と言えば「タロとジロ」も有名ですね。

第一次越冬隊の交代の際、天候不良からやむなく基地に取り残されてしまった犬たち。

生存は絶望視されますが、翌年、次の越冬隊によってタロとジロの生存が確認され、日本中に感動をもたらしました。

船内にはぬいぐるみが置いてありますが、真っ黒でよく分からん。

写真を見ても真っ黒でよく分からん(笑)

ジロは上野の国立科学博物館に剥製があるんだけど、行ったことあるのに写真撮ってなかったな…。

その時は正直よく分かってなくて興味がなかったのですが、こうやって散策の中で勉強することによって思いが深まることも(だからちゃんと勉強して散策するのです)。

今度博物館に行った時はちゃんとジロの写真を撮ってこよっと。

宗谷も老朽化が激しく、保存のためには補修工事が必要となっています。

そのわりにはなぜか見学費が無料なのですが、今回は参加者のみんなにも保存募金をしてもらって(関係者じゃないけど)感謝します。

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④日本科学未来館

青海にあるサイエンスミュージアム。

最近のサイエンスミュージアムは視覚効果や音響を駆使して見栄えはいいんだけど、中身がイマイチな場所が多いような気が(TeNQとか)。

ここも少しその傾向があって、このゲームとか見栄えはすごくいいけどただの運ゲーでした。

ターゲットが子供ならそれでいいけど、大人は楽しめるんだろうか。

アトラクションによっては待ち時間も長いので、ここは時間の余裕をもって見学する場所だったのかもしれません。

今回は閉館時間も近く、次の予定もあったので早めに切り上げてしまったので参加者の皆さんには申し訳なかったです。。

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⑤ユニコーンガンダム立像

初代ガンダムに代わって展示されることになった最近のガンダム。

ユニコーンモードからデストロイモードへの変身が売りなので、ガンダムに興味がない女の子たちにもここだけは付き合ってもらいました。

ここで一旦サークルはお開き。

お台場は新しい土地でもあることから、若干ライトな散策だったなという印象です。

土地土地によって色々な散策企画を開催しているので、また参加してもらって街の再発見をしてもらえればと思います。

みなさん、ご参加ありがとうございました!

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⑥THE GUNDAM BASE TOKYO

ダイバーシティ7階のガンプラ総合施設。

マニアックすぎるので男性陣のみで見学に出発です。

お客さんはそれなりにいますが、やはり主に男性ですね。

新旧プラモがずらり。

マニアックな主催者によるガンプラの解説が炸裂!

帰る頃はすっかり暗くなって、昼の暖かさもどこへやら…。

最後までお付き合い頂いた皆さん、ありがとうございました。