商業出版で紙の本を出すのはブランディングになるけど


Kindle電子書籍の出版なんて誰にでもできるし


意味ないんじゃない?



と思う方も多いようです。


著名な起業家の方までそう言っていたので


へぇーと思いました。



わたしも5、6年前はそう思っていたかも。



でも今やわたしも


紙の本なんて何年も買っておらず


欲しい本があったらAmazonで検索して


iPhoneのKindleアプリで読むのが当たり前になりました。


その方がすぐに買えるし


持ち歩かなくてもいつでも読めます。


収納を気にすることもありません。



そして昔は書店で売れている本を読んでいましたが


最近は読みたい本のキーワードを


Amazonの検索窓に打ち込んで探すようになりました。


最近なら「赤ちゃん 寝かしつけ」とか


「赤ちゃん」「脳」「遊び方」


「離乳食 レシピ」


とかで検索してみたり


Kindle出版に関する本も何冊も読み比べてみたり。


Kindle Unlimited会員なので


無料で読める本があれば知らない人の本でも


どんどんダウンロードして読んでいます。



だからそもそも本を選ぶ上で


あまり著者や売れ筋を気にしなくなりました。


SNSで流れて来て気になった本を


リンクからダウンロードして読むことも多いです。



ある意味、本(特に実用書)にあまり


ブランドや権威を求めなくなって


読書自体がカジュアルなものになってきたのかもしれません。



もちろん電子書籍は商業出版本に比べて


本のクオリティはバラバラですが


書店ではなかなか探せない


ニッチなテーマのものが見つかることも多いです。


だからユーザーからしたら出会える本が断然多い。


ネットで探したブログを読む感覚に近いかも。


でもブログよりまとまっていて読みやすい。


ブログ記事を遡って読むのはちょっと面倒だけど


電子書籍なら必要な情報をサクッと手に入れられます。



著者側から言えば、ニッチなテーマでも実績のない著者でも


見つけてもらえる可能性が格段に高い。


紙の本だと新人作家はせいぜい数千部しか刷ってもらえないし


それが書店で目立つところに置かれる可能性は限りなく低いです。



では電子書籍でもブランディングにつながるのか?というと


それは本の内容次第かな、と思います。


せっかく出会えても中身があんまりだと


読み終わる前に閉じてオシマイですが


役に立った!面白かった!となれば


この著者どんな人なんだろう?と興味を持ちますし


サービスにも興味が湧くことも。


それはブログでも同じですよね。


検索して見つけてもらえて読んでもらえても


そこでファンになってもらえなければ


購入に至りません。



出版社の出した本のように


「ハクがつくのか?」と言われたら


確かにそれはあんまりかもしれません。


でも、ちゃんと表紙がついて、本としてまとまっているものがあったら


少なくとも「このジャンルの専門家としてちゃんとコンテンツを用意しているな


ということは伝わります。


電子書籍は紙の本より簡単に出せるとはいえ


それは制作コストがかからず個人で手続きできるという点であって


内容をまとめるのはやはり、そんなに簡単ではありません。


だから本としてまとまっているだけでも


ちゃんと活動していることが伝わります。



そして「出版社から出したらハクがつくのか?」


も、最近はそもそも疑問、、と感じます。


最近は出版社も著者を探してTwitterでスカウトしまくっているようだし


そのわりに著者が何百冊買い取るとか、売れる保証がないと実際の出版には至らないし


他の書籍の売上減を補うために


自費出版したい人(つまりお金を出して出版したい人)を募っているくらいだし



良書を出している権威ある出版社ももちろんたくさんありますが


お金さえ払えば商業出版本を出せるのも


ある意味事実なのです。



そして内容に関しては出版社側のチェックや意向が入るので


自分の意図と違う内容になってしまった…


ということもよく聞きます。


(わたしも、お声掛けいただいたことはありますが


副業の本来の進め方よりも


楽して稼ぐ副業の本にしないと売れないと言われたことが多々あります)



だからもし、本を出してみたい、伝えたいことがえるのであれば


時間とお金がかかるかもしれない商業出版にこだわるよりも


自分の書きたい内容ですぐに出せる電子書籍にして


それをSNSでアピールしたり


生徒やお客さんにお勧めしたりした方が


よっぽど実用的な気がします。



それに電子書籍じゃ売れない、なんて言いますが


紙の本が売り上げに対する印税10%なのに対して


Kindle出版は70%入りますので(紙や印刷、流通コストがかからないため)


同じ冊数売れたらKindle出版の方が断然収入になります。



さらに電子書籍でまとまったものがあると


商業出版にお声がかかりやすいという噂も。


書籍としての実績があると、その方の発信内容や


文章力、コンテンツ力が目に見えるので


出版社の人としてもリスクが少ないと感じるようです。



だから意味ないなんてことは全然なくて


むしろメリットだらけ。


今後ビジネスを広げていく上で


一つの大きな実績になることは間違いありません✨





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