我が家は数年前から


ほとんどテレビをつけません。


今では年に数回、大きいニュースがあった時くらい。



テレビの情報は受動的で選べないし


CMが多く、展開が遅く、時間を浪費する印象があり


間接的にストレスを受けている感じがあります。


必要な情報を得たかったら


ニュースサイトかSNS、YouTubeを2倍速で観る方が


よっぽど効率が良い。


夫ともそんな意見で一致したので


付けなくなりました。



そんなテレビですが


どうやら育児にもあまり良い影響はないみたい。


少なくとも2歳までは


全く見せない方がいいという文献がありました。


4歳未満の幼児がテレビを見る時間が1日に1時間増えると、小学校に入学する頃にいじめをおこなうリスクが9%増加する


これは、感情の制御がうまくできないせいだ。 

テレビはまた、注意力を持続できる時間と集中力にも悪影響を及ぼす


どちらも実行機能に欠かせない能力だ。 

3歳未満の幼児がテレビを見る時間が1時間増えるにつれ、7歳を迎える頃に注意力に関する問題が生じるリスクが10%増加する。


つまり、1日に3時間テレビを見る未就学児は、まったくテレビを見ない子に比べて、注意力に問題が生じる可能性が30%高くなるのだ。


乳幼児の脳の発達に関する研究によれば、乳幼児には親やおもに世話をする人(保育者)との直接的な交流が必要不可欠だ。

乳幼児はこうした交流を通じて、脳を健全に発達させ、社会性技能を身につけ、情動を適切に発達させ、認知能力を向上させていく。


出典はこちら。



実はわたし自身


テレビを推奨されない家で育っており


高校時代はよく話題についていかずに友達にからかわれたものです。


(安室ちゃんの結婚を1週間知らなかったことは


今でもネタにされます。笑)


でも、ある時自分でも気づいたんですよね。


テレビをよく観た時期のテストと


観なかった時のテストの結果に差があることに。


テレビを観る習慣が集中力を奪っているのではないか…


と気づいてからは


自分からテレビをつけることが減りました。



それでもそれほど困ることなく今まで生きてこれているし


育児的にもメリットがあるなら


テレビなし生活は続行しようかなーと思っています。



ただ…テレビはない分


うちはネットやスマホ依存度が高いので


そことの付き合い方は課題かも。



まだ有益な研究も少ないようですが


上述の本によると人間関係を円滑に進めるためには


いかに直接的な交流をしてきたか、が大事で


人との関わり方が将来を決めてしまう。


子どもにとってデジタルツールを介したコミュニケーションの割合が増えることは


健全ではなさそうです。


わたしも今やSNS依存wですが


だいぶ大人になってからですもんね。



ゲームに関してもまだ研究は発展途上のようですが


小児肥満はゲームをしない子どもより、ゲームをする子どもに3倍も多く見られているそうで


脳以前に、座ったままでいることで身体への深刻な影響もあるよう。



色々と難しいメディアとの付き合い方。


メリットデメリットを知った上で


デメリットを最小限にしつつ


いいところを取り入れていける加減を


模索していきたいところです。




夫の独身時代の小さいテレビ、ただの置物になってます笑

そしてベアブリックが占領している。。