よく理想として

年収1000万円以上の人と結婚すれば将来安泰!とか

専業主婦になって贅沢したい〜

というような話を今でも聞くけど


年収1000万円では

全然贅沢はできません!爆


それどころか必要な控除も受けられず

かえって損なこともあります。


累進課税で所得税も増えるから

年収に対する手取り額の割合は

年収500万円で76%なのに対し

年収900万円では72%、

年収1200万円では69%と徐々に下がります。


例えば年収1200万円だとすると

所得税だけで100万超え

実際に使える可処分所得は

800万円ちょっとくらい。


わたしも夫も

頑張って稼いで収入が増えても

手取りがあまり変わらないことに

驚愕したことがあります。


さらに子どもがいるなら

15歳までもらえる児童手当も所得制限でもらえず

トータル200万円ほど損する計算。

さらに配偶者控除も高校の学費補助も奨学金もなし。


そんな日本の制度自体がかなり微妙だなーと

最近モヤモヤすることが多いけど。


日本、特に都心部では

家賃も教育費も生活コストも高いし

年収1000万円程度では

決して贅沢はできないんですよね。


そして前述のように

収入が上がれば上がるほど税金の割合も上がるので

どこまで行ってもお金持ちになりにくい国です。

せめて資産を運用に回すとか対策しないと

稼ぎだけでは限界がある。
 

けど、同じ世帯年収1200万円でも

年収800万と400万の共働き家庭だと変わってきます。

児童手当の所得制限はないし

夫婦合算の所得税は50万円ちょいと

片方だけ年収1200万円の場合の半分に。

そもそも年収1000万円以上の男性は

日本に数%しかいないので

そこを重視して相手を探すよりは

会社員でもフリーランスでもいいから

自分も好きで得意な仕事を見つけて

収入の柱を持ちつつ

夫婦で世帯年収を上げて

少しでも余裕が出たら資産運用に回す

というのが

一番現実的で堅実、かつ

贅沢にもつながる道な気がします。


ちなみにわたしは結婚出産に関わらず

仕事を辞めることを考えたことがありませんでした。

働き方は変われど

病気など物理的に何もできなくならない限りは

何らかの仕事をしている気がします。

それは、仕事は基本楽しいもので

自分の力を発揮できるのはやりがいのあることで

自分で得た収入を好きなように使う自由が常に欲しいと

いつも思っているから。


もちろん家事子育てに専念したい方もいるだろうから

人それぞれでいいと思います。

正直、時間と神経をすり減らして安月給で働くくらいなら

家族との時間を大事にする方がいいかもしれない。


ただ、働き方もいろいろあって

今はリモートワークなど融通のきく会社も増えているし

会社勤めやパートなど時間に縛られる時給の仕事じゃなくて

家で自分の時間でできるネット完結の仕事もたくさんあります。

自分の好きなこと、得意なことで、空いている時間にお金を稼ぐ

そういう仕事の仕方もあるってこと。

1000万円どころかもっと稼げる可能性だってあります。


そういう選択肢を持っていることで

相手選びも人生設計も

より自分らしい選択ができるようになります。


一つの会社でずっと働けるとも限らないし

どちらかの収入だけに頼るのもまたリスク。


リスクヘッジをしながらいろんな収入の柱と選択肢を持つことが

堅実な安泰と贅沢(笑)の目指し方かなと思います。

夫婦で年収の桁を上げつつ資産を増やしたい



スキル経験がなくてもできる週末起業の始め方