あの頃の未来

先日、20年来の友人たちに誕生日を祝ってもらいました。



中学から一緒なので

もう20年近い付き合いの親友です。

昔話にも花が咲きつつ

近況報告をしあいました。


夜空のムコウにこんな歌詞ありましたよね。


あの頃の未来にぼくらは立っているのかなぁ

全てが思うほどうまくはいかないみたいだ…


あの頃今の自分たちの姿を

昔は全く想像はできなかったけど。

でも、わたし的には、

全てが思った通りにうまくいってるなーと思います(笑)


昔は全然そんな風に思えなかった。

特に中学高校時代は暗黒でした。

中学受験に失敗して親の勧める中学に進学して

全く自由のない学校が嫌いで仕方なかったし

門限などすごく厳しい家で

全てがつまらなくて、何にも熱中できなくて、グレてた頃もありました。

有り余るパワーをどこにもぶつけられず、不完全燃焼。

お嬢様学校の中では浮いた存在で

友達みんなで停学くらったこともある。


それが悔しくて、自由になりたくて

誰にも文句を言われないよう一番上の大学に行くって決めて（私大だけど）

冬の模試でD判定だったけど、一ヶ月毎日18時間勉強したら合格できた。


そのことで

努力したら夢は叶う的な精神論は苦手だったけど

望んだものを手にいれるためにはただ達成に必要なことをやればいいだけ

というシンプルなことに気づけたから

その後は、もちろん右往左往あったけど

だいたい望んだ通りのものは手に入っている気がする。


今は好きな仕事をして評価もされて十分な収入もあって

体も健康だし、山とかフラとか熱中できるものがたくさんあって

大事な友達も恋人も仲間もいる。

まだまだ欲はたくさんあるけど

きっとそのうち手に入ると思えるから

十分幸せだなー。


くすぶってた中高時代も

今となってはいい思い出。

いろんな壁にぶつかりつつ今日に至るまで

お互いにずーっと知っている友人たちです。

みんな色々、ホントに色々あったけど

それぞれ今、自分にとっての幸せを感じられているんじゃないかな。


これからさらに20年後も

一緒に誕生日を祝いつつ

いい人生だよね、と言い合える友達同士でいられたらいいな。