4月1日、新年度の始まりですね~。

本日フレッシュな新入社員が入社して清々しい気持ちになりました。

私も気づけば社会人も10年目に突入。

今の会社も新卒で入社して10年目です。

全力で駆け抜けて気づいたら丸9年も経ってたんだなあ。




せっかくなので入社して9年を軽く振り返ってみようと思いますキラキラ

叩かれたり孤立したり、順風満帆ばかりではなかったけど

不器用ながらも確実に成長してきたと思います。


出版社に入れなくて入社した制作会社。

最初の配属は営業でした。

配属早々は仕事がなかったので

Webのコピーを書いたりパチンコやさんのチラシの提案をしたり色々雑多な仕事をやっていました。


そのうち、とある出版社の営業担当を任されることに。

雑誌や本を作る仕事はあまり経験がなかったので

毎日お客さんにも社内にも怒られながらも、毎日せっせと通って仕事をもらい

運良く大きな案件に恵まれて、前年比120%、一億超えるクライアントに成長。

こんなたくさん誰が作るんだよ!と制作部には散々叩かれ(変な話ですけどね)

人手不足により2年目の途中に営業部から制作部に異動。

自分が受注した大きな仕事を自分が作る事になるとは…(笑)


営業から突然やってきた私は制作チームに馴染めず(そもそも仕事を増やした諸悪の根源のような扱い)

人手不足で教えてくれる上司も先輩もなく

デザインソフトの使い方も仕事の進め方も分からなくて見よう見真似で仕事を進め

誰にも頼れず毎日3時に帰宅して9時に出社する日々。

仕事が終わらなくて夜中にひとりで泣きながら黙々とやってたなー。

残業時間は毎月150時間~くらいでした。


社内に味方も仲間もいなかったけど

それでもやったことに対してお客さんは評価してくれた。

初めはいっぱい怒られたけど、必死で返してたら、気づいたら一番信頼してもらってた。

それがどんどん次の仕事につながってた。

そのやりがいがあったから耐えれたんだと思う。


制作に異動して2年くらい経つと

誰よりもたくさん仕事してた私を、受け入れて認めてくれる人も出始めて

少しずつ心を開いて、仲間と言えるようになっていったような。


5年目から制作チームのリーダーになり

人一倍自分で仕事をしているだけじゃだめで

チームメンバーのマネジメントや組織としての方向性を考えることが必要に。

最初から全然うまくなんかできなくて

メンバーに散々不満をぶちまけられたり怒られたり喧嘩したりしたことで

成長させてもらった感じです。

毎日何時間もメンバーの話を聞いたり

会議室で本気で喧嘩したり

メンバーが辞めるときや上から評価されなかったときは一緒になって本気で泣いたり

今思い出してもすごく熱かったなあ…。

このとき初めてチームの力とか絆を感じれたと思う。


そのうち出版業界の経営不振で仕事がなくなって、

時給で働いているアルバイトの子たちを食べさせることができなくなりました。

これは自分が営業しなくては!と焦って

やったこともないくせに勝手に飛び込み営業とかして

そういうことは営業の仕事だから!って上司に怒られて(笑)

勝手に企画考えてお客さんのところに提案に行ったり。

今思い出すと無謀だったけど、必死でした。


そんな動きを見てかどうなのか?

皮肉にもまた異動になり、7年目にして再び営業部に。

今度はちゃんと役割として新規営業をやることになりました。

志半ばで制作部のメンバーの面倒を見れなくなるのはすごく心残りだったけど

ここは仕事をたくさん持って来て立て直さなきゃ!と思ってた。

制作部からのプレッシャー(期待)もすごかったなあ。。


久しぶりの営業でやり方もよくわからなかったけど

分からないときはとにかく動く!

動いていればそのうちわかる!

というのが今までの経験だったのでがむしゃらです。

手当たり次第電話して

地道にお客さんの信頼を得て、次の仕事につなげて、を繰り返して

とにかく案件数を増やしていったら、大きな仕事の確率も上がって

個人目標を2年連続120%達成。営業部のリーダーに。


仕事が増えたらまた仕事が多くて制作できなくなってきた(笑)

春には主要なメンバーが続々と抜けてますますピンチな今日この頃。

歴史は繰り返す…?汗


そんな9年間でした。

人によってはもっとうまくやれるだろうことも

不器用だから必死に体当たりしてなんとか乗り越えてきた感じ。

でもそれがあったから私でも成長できたんだと思う。



10年目の今、組織的にはかなり変革期を迎えています。

でも焦りよりも、それを立て直すのは自分の仕事だという

静かな覚悟みたいなものが据わってきてもいます。


全力でやるということに慣れてるし(というか不器用なのでそれしかできない)

自分の能力も限界もわかる。

でもそこを超えていくと絶対成長する。新しい自分が開ける。

乗り越えれば開けるということを経験として知っているのは強いかも。

超えていくまでは本当に苦しいけど

ハードルが高いと感じるところに成長のチャンスはあるんですよね。


起業準備も始めようとしてて、ますます自分でハードルを上げてる気がするけど

どちらも大事なことだし

まだまだ自分はできるはずと思う。


ほんとにたくさんの経験させてもらって

今までの社会人生活にはあまり悔いがありません。

(いや、欲を言えばあのときのあの仕事を穫ってもっと評価されたかった、とかはたくさんありますが)

だからこそもっと次のステージに行きたい。

それは組織として何か大きな変革に貢献することなのか

自分が事業を起こして成功することなのか。



うまくやれるかなんて考えてもわからないので、というか最初からうまくいくことなんてそうそうないのて、どちらもとりあえずやってみよう!上げ上げ


決意を新たに

そんなことを考えた今日の日でした。