この週末は八ヶ岳の雪山に登ってきました!


標高2760メートルの硫黄岳。



雲一つない空と、白い山とのコントラストが素晴らしかった!


そして標高2899メートルの赤岳。



風速20メートルを超える強風を体験したのは初めて。

吹き飛ばされそうになりながら踏ん張って登りきりました!


アイスクライミングにも初挑戦。やってみたら、できた!



盛りだくさんな週末でした。


けっこう自分としては、ハイレベルな山の世界に足を踏み込みつつあるな~という感じ。

ここまでやる予定ではなかったんですが…

もともと運動音痴で体育はずっと5段階中3、体を動かすことも嫌いだったのに

4年前に始めて、山ガールのカッコから入って(笑)ハイキングを楽しみ

少しずつ目標を立てて次の山、次の山とクリアしていくうちに

どんどん次の目標が出来ていって

ここまで至りました。


登山って辛くない?雪山なんて危ないのによく行くね

ってた~くさんの人に言われますが

同じ国内にもこんな素晴らしい絶景が広がっていて

心が震えるほどの、忘れられない感動を味わうことができるのに

むしろ知らないなんてもったいない!

絶景も感動もしょっちゅう味わっている私は、人生幸せだなー、充実しているなーと思います。


目標を達成するまでの道のりは

時に厳しかったり辛かったりするかもしれないけど

とにかく前に進むのに必死だから何も考えていないんです。

だから山登りが辛いってあまり感じたことがなくて

終わったあとに、体が痛い、疲れた、とか感じる、その程度。

それ以上に達成した満足度の方が大きい。


下手すると怪我したり死につながることもある世界なので

体力だけじゃなく、経験と知識も必要です。

自分の体の限界に向き合う機会って

スポーツをあまりちゃんとやってこなかったので、山登りをするまでありませんでした。

経験から自分の限界を知り、足りないところは知識や道具でカバーする

その積み重ねでさらに高く、遠く、難しい山を攻略する。

このプロセスも好きなのかも。



よく仕事や人生も山に例えられますが

実際に山に登っていると実感として分かります。

登り続ければ景色が開けること

登りは辛くてもいつかは下ること

登ったり下ったりがひたすら続くだけなこと

道迷いは時に遭難の危険があること

天気が悪い時は止まった方がいいこと

全ては自己責任だということ。それでも人に救われることがあること。


仕事がどんなに忙しくても、時に辛いことがあったとしても

仕事以外の自分がしっかりあることでバランスを保てることがある。

自分にとってはそのひとつが山なんだろうな。



数年後にはモンブランかマッターホルンを目指したいです!