
島原城
長崎県島原市
令和6年(2024年)5月16日㈭ 撮影
島原鉄道島原駅から島原城へ向かいます。
坂を登ると天守と巽の櫓(西望記念館)が見えます。

*島原城
長崎県島原市城内にあった城。別名は「森岳城」や「高来城」。城跡は長崎県指定史跡に指定されている。
有明海に臨み、雲仙岳の麓に位置する。城郭の形式はほぼ長方形の連郭式平城で、高く頑丈な石垣が特徴である。本丸は周りを水堀で囲まれており、二の丸と廊下橋形式の木橋一本で繋がれている。橋を壊せば本丸を独立させることが出来るが、逆に袋の鼠状態になり、しかも廊下橋は防備上、矢玉が当たりにくくなるので、縄張の欠陥とも言える。同じ事例に、高松城の天守曲輪(本丸)がある。また、天守は破風を持たない独立式層塔型5重5階(初重の屋根を庇として4重5階とも)で最上階の廻縁高欄を後に戸板で囲ったため「唐造り」のようになっていた。 江戸時代は島原藩の政庁であり藩主の居所であった。成立当時の領主である松倉氏の知行は4万石であったが、総石垣で天守と櫓49棟を建て並べた。火山灰や溶岩流でなる地盤での普請工事は困難であったとされ、続く松倉勝家の代に領民の一揆を引き起こす一因となった。 明治以降は廃城処分となり建物などは撤去され、現在は本丸に天守・櫓・長塀が復興され、城跡公園となっている。 石垣と堀は江戸時代から残っている。堀では1950年代まで農家が栽培していたレンコンが根付いており、秋にレンコン掘り大会が開かれる。
1618年(元和4年) 松倉重政が島原城の築城を開始する。
1624年(寛永元年) - 島原城完成。
1637年~1638年(寛永14年~15年) - 初代重政、2代勝家の圧政により島原の乱が起こる。勝家は領内を騒乱に導いた責により斬首。松倉氏は改易となる。
1638年(寛永15年) - 高力忠房が4万石で入封。以後、譜代大名が4家入れ替わる。
1871年(明治4年) - 廃藩置県により、島原県となる。この時の藩主は松平(深溝)家であった。
1874年(明治7年) - 廃城令により、廃城処分となり土地建物などが民間に払い下げとなる。
1876年(明治9年) - 天守以下建造物が破却される。本丸は畑地となり、三の丸には島原中学(現・島原高校)など学校が建ち並んだ。
1960年(昭和35年) - 西櫓復元。
1964年(昭和39年) - 天守復元。キリシタン資料・藩政時代の資料を展示する歴史資料館となっている。
1972年(昭和47年) - 巽櫓復元。巽櫓は地元出身の彫刻家・北村西望の作品を展示する西望記念館となっている。
1980年(昭和55年) - 丑寅櫓、長塀復元。
1996年(平成8年) - 雲仙普賢岳噴火災害を伝える「観光復興記念館」開館。
2006年(平成18年)4月6日 - 日本100名城(91番)に選定された。
2016年(平成28年)2月18日 - 城跡が長崎県指定史跡に指定。
wikipediaより引用

本丸内堀




左方向に内堀の周りを歩き

島原城入口へ



坂を登ります。中央に見えるのは西の櫓


西の櫓

本丸跡に入りました。

西の櫓は1960年(昭和35年) 復元
入場には10円、入りませんでした。





































































島原駅へ向かいます。

「お城の鐘」
1674年(延宝3年)、藩主松平忠房が『民に時刻を知らしめ、これを励行せしむることは政治の要道』と時を告げる鐘を鋳造させたもの。 明治以降の廃城後も残ったが第二次大戦により供出。

1964年(昭和39年) 復元の 天守。



島原城築城主 松倉重政公御斎祀の祠


1980年(昭和55年)復元の 丑寅櫓(民族資料館)


入館無料なので

入りました。



丑寅櫓(民族資料館)から島原駅方面を眺めます。




西櫓(再訪記念館)の周囲には北村西望の彫刻が展示


1972年(昭和47年) 復元の-巽櫓(西望記念館)、北村西望の作品を展示。

*北村 西望(1884−1987)
長崎県出身の彫刻家。昭和を代表する彫刻家の一人。代表作に長崎平和公園設置の巨大像「長崎平和祈念像」、国会議事堂内設置の「板垣退助翁」などがある。文化勲章・紺綬褒章受章者、文化功労者。日本彫刻会では西望の功績を称え、同会展覧会における最優秀作品に贈られる賞の名称を「北村西望賞」(西望賞)としている。



登録有形文化財の御馬見所(おんうまみしょ)
島原城の数少ない遺構






天守入口前に来ました。

入口前に展示されている鯱

島原城天守閣に入場
開館時間 9:00~17:30 (入館は17:00まで)
休館日 無休
入館料 大人:700円

島原城で購入した御城印、こちらは通常版
島原城築城400年記念限定御城印(令和六年版)
【販売場所】 島原城天守閣券売所 ※9:00~17:30の開館時間内での販売
【価格】 ◆島原城築城400年記念御城印・島原城御城印(通常版)セット 1,500円(税込) ※各年400枚限定、毎年4月6日(城の日)販売開始。
2024分7月22日に完売。

島原城築城400年記念御城印・台紙

島原城築城400年記念御城印

城カード

島原城天守閣券売所に設置されている日本100名城スタンプを押しました。

五層五階の天守、最上階五階の展望室
















西の櫓前に展示
キリシタン墓碑




石の水道管


1964年の東京オリンピック聖火リレーで使われた聖火台


西の櫓前にも彫刻が展示


本丸と二の丸の間、廊下橋形式の木橋一本で繋がれていた。


水のない堀を通り



城外に出ました。
