興福寺 

長崎県長崎市

令和5年4月12日㈬ 撮影

画像は県指定有形文化財の山門

元禄三年(1690)再建、昭和20(1945)年の原爆投下により大破した後、復元

*興福寺

長崎県長崎市寺町にある、日本最古の黄檗宗の寺院。山号は東明山。山門が朱塗りであるため、あか寺とも呼ばれる。
 1624年(寛永元年)に中国僧の真円により創建された日本最初の唐寺である。崇福寺・福済寺とともに長崎三福寺の一つに数えられる。本寺には、福建省・浙江省・江蘇省出身の信徒が多いため、媽祖堂も置かれていて、南京寺とも称せられた。黄檗宗の開祖隠元隆琦ゆかりの寺院で、本堂にあたる大雄宝殿は国の重要文化財に指定されている。 福建省出身である隠元が黄檗宗・インゲンマメなど様々な文化を日本に伝えたことを縁として、黄檗文化交流が行われている。

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拝観料300円にて境内へ
重要文化財 興福寺本堂(大雄宝殿) - 

元禄2年(1689年)再建。慶応元年(1865年)暴風で大破し明治16年(1883年)に修復。 


重要文化財 唐人屋敷門(長崎市所有)

長崎市所有
重要文化財 旧唐人屋敷門

寛永18(1641)年の出島の完成から54年後、元禄2(1689)年に、十善寺郷に唐人屋敷が完成、長崎に来航した中国人の民宿を禁じて、皆ここに居住させ、その地は唐人屋敷と呼ばれた。
唐人屋敷の建物は大火や移転などで残っていないが、この唐人住宅門だけが民家の通用門として残っており、昭和35(1960)年、保存のため中国にゆかりの深い興福寺境内に復元した。建築年代は不明。

県指定文化財 興福寺鐘鼓楼



鐘鼓楼

寛文3(1663)年の大火の後、元禄4年(1691)に再建。享保15(1730)年に修理、修、その後もたびたび修理が加えられた。建築様式は和風で、二階建て上階は梵鐘を吊り太鼓を置き、階下は禅堂とした。梵鐘は第二次戦時中に供出して残っていない。
県指定文化財 興福寺媽祖堂(まそどう)


媽祖堂(まそどう) 県有形文化財 

媽祖は道教の海上航守護神で、唐船には「媽祖」が祀られ、停泊中は、船から揚げて唐寺の媽祖堂に安置した。寛文3(1663)年の大火から7年後、寛文10年(1670)に整備されたものと考えられている。
県有形文化財 中島聖堂遺構大学門(長崎市所有)




県指定文化財 三江会所門

御朱印は500円、「お釣りのないようにないように」とのこと

このときは細かいおカネは所持してなかったので御朱印は頂きませんでした。

境内に建つ  隠元禅師像

隠元隆琦(いんげん りゅうき)、

文禄元(1592)年〜 -寛文13(1673)年

明末清初の禅宗の仏教僧。江戸時代初期に来日し、日本黄檗宗の祖となった。俗姓は林氏。福建省福州府福清県の出身。