令和4年(2022年)7月13日㈬


令和4年7月中旬の旅は比叡山フリーパスを使用し比叡山延暦寺の東塔に来ました。

国宝の根本中堂は平成28(2016)年から約10年間の保存修理工事中、囲いに覆われて外観は見えません。

平日の午前中でも参拝者は多い

10年前、年末の雪の日の朝、誰もいない根本中堂を訪れたときとは対照的な光景




*比叡山フリーパス 3,500

 京都から大津へ。比叡山エリアの乗りものと延暦寺の諸堂巡拝券がセットになった乗車券。 

○発売場所 ;出町柳駅 (その他、KTIC京都(京都タワービル3階)、坂本観光案内所(京阪電車坂本比叡山口駅前)でも発売) 

○発売金額 おとな3,500円 こども1,600円 

○発売期間 2022年3月19日(土)~12月4日(日) 

○通用期間 発売日から翌月末日までの任意の1日 (ただし、2022年12月4日まで) 

○乗車券に含まれる内容 【叡山電車】出町柳~八瀬比叡山口 乗り降り自由 【叡山ケーブル・ロープウェイ】乗り降り自由 【比叡山内シャトルバス】比叡山頂~横川 乗り降り自由 【坂本ケーブル】乗り降り自由 【江若バス】ケーブル坂本駅~比叡山坂本駅 乗り降り自由 【比叡山延暦寺】諸堂巡拝券





根本中堂は工事中も拝観は可能、修復の様子が間近で見られる「修学ステージ」もあります。
ステージ上のみ撮影可能


根本中堂の前には御朱印所があります。

この御朱印所にて

御朱印を頂きました。

根本中堂の前にある石段の上にあるのは延暦寺の正門 文殊楼

このような石段を登ります。

重要文化財の文珠楼 現在の建物は寛文8年(1668)の再建

延暦寺東塔をあとにして


坂本ケーブルまで600m、坂道を下ります。

10年前の年末、雪の積もる中、この道を歩きました。

そんなことを思い出しながら歩く10年後

眼下には琵琶湖が見えます。

坂本ケーブルのケーブル延暦寺駅に到着

10年ぶりに乗る坂本ケーブル、比叡山フリーパスは坂本ケーブルも乗車可能

10年前の記事です。

登録有形文化財の駅舎内部、まだ山を下りる時間には早いのか、誰もいません。

ケーブル延暦寺1130発の下りに乗車、車両は1号車「緑」、前回乗った10年前とほぼ変わらぬ外観


*坂本ケーブルの正式名称は比叡山鉄道線(ひえいざんてつどうせん)、滋賀県大津市のケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅に至る比叡山鉄道のケーブルカー路線である。 

○路線距離 : ケーブル坂本〜ケーブル延暦寺 2.0Km 

○駅数;4  

○軌間:1,067 mm

○最大勾配:333‰

○高低差;484m

比叡山延暦寺への東側のルートで、坂本ケーブルと呼ばれている。年末年始を除く冬期は、西側から比叡山頂を目指す鉄道のルートである叡山ケーブル・叡山ロープウェイ、そして、比叡山ドライブウェイを経由する比叡山ドライブバスのいずれもが運休するため、その期間中は通年営業の当路線が公共交通機関では唯一のルートとなる。 全長は2,025 mで日本最長のケーブルカー、途中にほうらい丘駅ともたて山駅の2つの駅がある。車両は1993年から1号車の「縁」号と2号車の「福」号という愛称の付いた新車両が運行されている。また、ケーブル延暦寺駅、ケーブル坂本駅の両駅舎は、1927年の開業以来の建物で1997年に国の登録有形文化財に登録された。

運行形態 は 30分間隔で運行される。ただし、紅葉シーズンなどの土曜・休日は15分間隔に増発される。所要時間は11分であるが、中間駅に停車した場合は少し所要時間が延びる。 

wikipediaより引用


発車前の車内、私ひとりの「貸切状態」と思いきや、発車直前に数名が乗車

ケーブル延暦寺を発車

ゆっくり坂を下って行きます。

乗降客はいないので もたて山 は1131通過

トンネルを潜り

2号車「福」と交換

ほうらい丘 も乗降0、1139通過

ケーブルカーにしては長い?10分を超える乗車時間

ようやくケーブル坂本が見えてきました。 
ケーブル坂本1141着


ケーブル坂本駅舎も登録有形文化財

ケーブル坂本駅から450m、日吉大社へ向かいます。