6月9日(木)

「令和4年6月上旬の旅」2日目は鳥取県倉吉市に来ました。

米子から乗った上り山陰本線 244D   は終点の倉吉1339着の


倉吉は平成26(2014)年7月23日(水)以来、8年ぶりの下車

この時は鳥取〜米子の普通列車に乗車、途中の倉吉での停車時間9分の間に改札を出て駅舎を撮影しただけでした。


よって倉吉は「実質的に初訪問」
駅前のバスターミナルから

日本交通 北条線

倉吉駅1400発 赤瓦・白壁土蔵経由 西倉吉行き

に乗車


1412着の赤瓦・白壁土蔵で下車 運賃230円



バス停の前には新しい建築物

展望台らしきものもあります。「打吹回廊」なる施設
打吹回廊は、2019年この区内を一望できる展望台を備え、レストランやお土産ショップ(赤瓦18号館)イベント会場など利用できる複合施設として誕生

倉吉市打吹玉川伝統的建造物保存地区

通称は白壁土蔵群。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

6月の平日午後、観光客の姿は少ない 

玉川と白壁土蔵


倉吉市打吹玉川伝統的建造物保存地区を歩いていると力士像が見えてきました。

大相撲第五十三代横綱 琴櫻の銅像


*大相撲第五十三代横綱 琴櫻 ・昭和15(1940)年〜平成7(2007)年

鳥取県東伯群倉吉町(現・鳥取県倉吉市)

初土俵1959年1月、入幕1963年3月場所、引退1974年5月場所

生涯戦歴・723勝428敗77 休(93場所)、

幕内戦歴・553勝345敗77休(65場所)

優勝・幕内最高優勝5回、十両優勝2回、三段目優勝1回


今から半世紀前の横綱、この日まで琴櫻の存在を知りませんでした。

私が知っている横綱は昭和末期・平成初期の千代の富士の時代のあとです。

この銅像の建立は平成11(1999)年、不知火型土俵入り姿

豊田家住宅 登録有形文化財

*倉吉市の市街地、打吹玉川建造物群保存地区の西方に位置する。呉服屋を営んでいた商家のもので、典型的な町家建築である現在の主屋は1900年に建立された。1930 年増築の離れとともに登録有形文化財に登録されている。

屋は切妻造り、棧瓦葺き、平入、木造2階建で、倉吉の伝統的な町屋形式を保持しています。 また、主屋と渡り廊下で接続する離れは1930年に建築され、造りは主屋と同じく、各所に上質の材を用い、昭和初期の熟達した和風の造詣を残しています。 毎日、豊田家住宅にて歴史講談を行います。 「天下の豪商・淀屋」と「里見八賢士」、「大江磐代君」の倉吉にまつわる歴史物語を講談で聞くことができます。

wikipediaより引用 
豊田家住宅では歴史講談は毎日開催されているとのことですが
この日は休業でした。



倉吉淀屋 倉吉市指定文化財

*倉吉淀屋は宝暦10(1760)年築、倉吉市に現存する最古の町屋建物。「淀屋」の屋号をもつ牧田家は倉吉を代表する商家で、淀屋橋で有名な大阪の豪商「淀屋」と密接な関係を持っていたといわれる 

鳥取県観光連盟のHPから引用
倉吉淀屋は入館無料

・ご自由にお入りください
・入館無料
・写真撮影可

と旅人には優しい言葉が書かれていました。


このときの見学者は私ひとりでした。

たまたま不在なのか管理人(受付)姿は見当たらず

人様の家に勝手に上がりこんだ、不法侵入したような気分です?

庭です。

誰にも合うことなく倉吉淀屋をあとにします。

倉吉淀屋から約600m、倉吉線鉄道記念館へ向かいます。

倉吉線鉄道記念館は旧国鉄倉吉線の打吹駅跡

*国鉄倉吉線は倉吉〜山守 20.0kmは昭和60(1985)年4月1日に廃止