令和4年(2022年)4月21日(木)


北陸周遊乗車券を使用する旅2日目は福井から

乗車するのは越美北線、8年ぶりの乗車


平成26(2014)年8月20日(水)、青春18きっぷを使用し越美北線全線乗車


越美北線の下り始発列車723D は福井908発、おそらく「日本一遅い始発列車」  では?

 
*北陸周遊乗車券   2,580円

 北陸地区のJR西日本、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道の普通列車(普通車自由席)に2日間乗り放題となるフリーきっぷ、北陸新幹線を「新幹線eチケット」(えきねっとトクだ値含む)を利用し、糸魚川~金沢間に到着した乗客のみが購入可能

利用期間・発売期間:   通年、北陸新幹線乗車ニチの同日または翌日のみ発売

有効期間:2日間

発売駅、:金沢、新高岡、富山、黒部宇奈月温泉、糸魚川

発売条件: ① 北陸新幹線にJR東日本の「新幹線eチケット」、「えきねっとトクだ値」を利用して乗車

②北陸新幹線東京~上越妙高間を発駅、糸魚川~金沢を着駅とする場合のみ

③  対象区間の「新幹線eチケット」、「えきねっとトクだ値」を購入したことがわかる画面プリント(印刷したもの)や、スマートフォンの画面メモを提示した場合に発売

フリーエリア

JR西日本:  北陸本線   金沢~長浜、小浜線   敦賀~青郷、越美北線   越前花堂~九頭竜湖、七尾線   津幡~和倉温泉、  城端線   高岡~城端、氷見線   高岡~氷見、高山本線   富山駅~猪谷、大糸線   糸魚川~中土 

IRいしかわ鉄道:  金沢~倶利伽羅

あいの風とやま鉄道:  倶利伽羅~市振

えちごトキめき鉄道:   日本海ひすいライン   市振~直江津

利用効力:   フリーエリア内の普通列車自由席に2日間乗り降り自由

特急券購入により特急列車も乗車可能、北陸新幹線は乗車不可

価格:  2,580円
越美北線が発着する福井駅2番のりばは、3番のりばの越前花堂方の切り欠き部分にあります。

「減便」されるほど利用者の少ないローカル線、ガラガラの車内を予想しましたが

意外なことに乗客が多い、そのほとんどはハイキングに行くような中高年のグループ客、おそらく一乗谷か越前大野に行くのであろうか(この予想は外れました。)


JR西日本が実施した2021年10月2日のダイヤ改正により越美北線は減便、下り始発列車は3時間以上の繰下げ。

越美北線下り始発列車であった  723D福井603発 越前大野行きは廃止。2021年10月ダイヤ改正以降 723D   福井908発  九頭竜湖行きが下り始発列車となりました。

2021年10月以前の本数は福井~越前大野間が下り9本・上り9本、越前大野~九頭竜湖間が下り4本・上り5本。

2021年10月2日ダイヤ改正以降は、福井~越前大野間の本数は下り8本・上り7本、。越前大野~九頭竜湖間が下り4本・上り5本。




723D  福井908発 九頭竜湖行き

朱色5号のキハ120 204

 *朱色5号は旧国鉄が定めた色名称、「首都圏色」
、「タラコ色」とも呼ばれ、国鉄末期の一般型気動車標準色。
JR発足前後では一般型気動車でも地域ごと・線区ごとに独自のカラーリングが採用され、使用例が減少した。
JR西日本では2009年12月から、経費削減の一環として塗装工程の簡略化、転属時における再塗装の省略するため、気動車の標準色として再び朱色5号の単色化が進められている。そのため、国鉄時代には存在しなかったキハ120形200番代も本塗装に変更されている。

wikipediaより引用



入線後、ドアが開くと同時に半分以上の席が埋まりました。
ボックスシートはすぐに埋まったのでロングシートに着席

青春18きっぷシーズンの越美北線は混雑することを予想してこの時期に訪れたのですが
時折、列車最高部から景色を眺めます。

高架の福井を発着、福井〜越前花堂 2.6 Kmは北陸本線を走行
左には福井〜越前花堂にはJR貨物の南福井駅、右は開業前の北陸新幹線高架橋

越前花堂(913発)、この先は越美北線 

北陸本線と北陸新幹線の高架橋が別れていきます。

足羽(919発)、このあたりに来ると田畑が多く見られます。

一乗谷朝倉氏遺跡の最寄り駅、一乗谷(926発)

予想に反して下車客は数人、 
一乗谷〜越前高田では足羽川を渡ります。

この足羽根川第一橋梁は2004年7月の福井豪雨により越美北線の足羽川に架かる7つの橋梁のうち5つ(第1・3・4・5・7足羽川橋梁)が流失し、越前花、・越前花堂〜越前大野は2007年6月まで3年間運休となりました。

画像の足羽川第一橋梁は2007年の運行再開時に新たに架橋されたもの

越前高田(931発)
市波〜小和清水の足羽川第六橋梁、福井豪雨でも流出しなかった橋

越前大野(1004着1007発)ではまさかの?20人近くの乗車、ついに立ち客もでました。

越前大野から乗った乗客の多くは皆おそろいのバッジ、旅行会社団体ツアー客の混乗でした。

小海線や五能線でよく見かける団体ツアーの一般列車混乗、まさかここでも見られるとは

車内が混雑したので越前大野から先の車窓は撮影できず、このまま九頭竜湖まで混雑は続くのか?
勝原(1028発)、ここで90%以上の乗客が下車

このように駅周辺には花桃が咲きほこっています。

勝原駅線路脇の「勝原駅のハナモモ」が有名で、毎年4月中旬には白やピンクの花が咲き、「桃源郷」とも称されている。

「勝原駅のハナモモ」、この日まで知りませんでした。
ワンマンの運転士は大量下車の対応に追われ勝原発車は遅れ気味

小さな駅舎には観光客がぞろぞろと降りていきます。

線路脇にはハナモモと列車を撮影する人達

勝原は定時より3分遅れ1031発
勝原から先の車内、残った乗客は数人
越前下山〜九頭竜湖、九頭竜川が渡り


終点の九頭竜湖には定時1042着より3分遅れて到着

九頭竜湖では折返し列車、

724D   1056発  福井行き

に乗るため滞在時間はわずか14分でしたが、列車遅延のため11分

724D の後の福井方面は4時間後

726D   九頭竜湖1432発 福井行き