令和3年(2021年)12月31日(金)   大晦日


3泊4日、年を跨いだ東北の旅3日目目は青春18きっぷを使用

気仙沼から気仙沼線BRTに乗り志津川に来ました。

ここは宮城県南三陸町志津川地区、10年前の東日本大震災の津波により甚大な被害を受けた地域

仮説のようなプレハブ駅舎には係員が在中

気仙沼線BRTは2022年10月に開業予定の「道の駅さんさん南三陸」に移設予定
気仙沼線BRT志津川駅から徒歩数分の南三陸さんさん商店街

南三陸さんさん商店街は宮城県本吉郡南三陸町の志津川地区にある商店街である。

大きな被害を受けた志津川地区の事業者が集まり、2012年に仮設商店街として開設後、2017年に本設商店街に移行。28店(仮設時代は32店)が軒を連ねている。週末には商店街中央のフードコート特設ステージにて、様々な催しが開催される。 

wikipediaより引用
南三陸商店街入口付近に立つモアイ像、背後に見える川は八幡川


モアイ像は東日本大震災後にチリ・イースター島から贈呈されたもので、イースター島の石で彫られたモアイ
この日は大晦日

南三陸さんさん商店街は年末休業の店が多く買い物客の姿は少なめ
南三陸商店街と八幡川を挟んだ南三陸町震災復興記念公園に架かる人道橋の中橋

中橋は橋の上下に通路があるダブルデッキ構造、長さ80.6m、令和2(2020)年完成

画像は南三陸さんさん商店街側から対岸の南三陸町復興記念公園を見た景色
風が強い、橋を渡るときにちょっとした怖さが┅

橋を渡ると南三陸町震災復興記念公園

向こうに見えるのは南三陸さんさん商店街
南三陸町復興震災記念公園

案内表示によると

平成23(2011)年3月11日午後2時46分に発生したマグニチュード7.0の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の大津波により、南三陸町では死者・行方不明者が800名を越え、過去に例を見ない甚大な被害が発生しました。南三陸町震災復興記念公園は東日本大震災によって犠牲となられた方々の追悼・鎮魂の場であるとともに、甚大な被害の記憶や教訓を継承し、震災からの復興を祈念する公園です。


震災から10年の大晦日、公園内には人影が見当たらず
震災遺構

旧南三陸町庁舎

説明板によると

平成23(2011)年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により発生した高さ16.5m(海抜)の津波が南三陸町を襲いました。当時、庁舎内にいた職員や近隣住民は防災対策庁舎の屋上に避難しましたが、このうち43名は犠牲となりました。現在防災対策庁舎は令和13(2011)3月10日まで国有化されており、南三陸町はこの間に、震災遺構としての保存の是非について検討していきます。

令和2(2022)年9月   南三陸町
南三陸町震災復興記念公園内にある丘、「祈りの丘」から志津川湾を眺めます。


東日本大震災によって犠牲になられた方々の名簿を納める「名簿安置の碑」
再び中橋を渡り南三陸町さんさん商店街を通り
志津川駅から気仙沼線BRTに乗車

1934K  志津川1436発   前谷地行き
志津川発車後、右には南三陸町震災復興記念公園が見えます。
かつての鉄道跡、BRT専用道を通り
柳津1502着

柳津では「鉄道」の気仙沼線が接続していますが、次の列車は

932D   柳津1626発   前谷地行き

1時間以上後、このままBRTに乗り続けます。

柳津の次の停車は前谷地、この間は一般道を走ります。
北上川を渡り
終点の前谷地1536着