今夏、豪雨により二度も運休となった三江線


8月1日、土砂流入により石見川本~浜原が運休。


お盆前の8月12日、全線運天再開。


しかし2週間後の8月24日、橋脚流出により全区間運休。


9月1日、浜原~三次 運転再開、江津~浜原の復旧は未定。


以下は7月下旬に三江線「全区間」に乗車した時の記事です。この1週間後、三江線が運休になるとは思うこともなく…

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7月23日(火)


三江線に乗るのは平成15年8月の初乗車以来10年ぶり。



日本全国鉄道完乗を目指して乗った多くの路線、もちろん「用もないのに」乗ったのでその後は御無沙汰。乗車時の記憶もあいまいに。

10年近く乗っていない路線には再び乗ろう、そのようなわけで三江線に乗りにいきました。


三次を発着する三江線の列車は一日わずか5往復。


その貴重な?乗車列車は


432D 三次1656発 浜原行き


キハ120の単行。車内は「18きっぱー」で賑わってると予想、早めにホームに向かい、4つしかないボックス席に着席。


しかし発車時の乗客は両手で数えられるほど、旅行者風(18きっぱー)3名、沿線乗客数名。


これは予想外?の出来事、10年前は青春18きっぷ利用者(当時は18きっぱーなる呼び名はあったか?)が三江線に乗っていたのに。


何はともあれ空いている車内はありがたい、18きっぷシーズンの只見線や木次線のような混雑を勝手に予想していただけに…
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三次発車後、芸備線の線路と別れ列車は馬洗川を渡ります。
車窓右に見えるのは先ほど歩いて渡った巴橋。

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江の川を見ながら


香淀~作木口と広島・島根県境を過ぎる頃には乗客はわずか4人(私を含めて)
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口羽(1752発)では対向列車の429D(1752発)と交換


429Dは 江津1508発 三次1847着と三江線全線を走る列車。
この季節では全区間で車窓を眺めることができるため、429Dの車内のほうが旅行者で賑わっています。
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途中、何度か江の川を鉄橋で渡ります。
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終点の浜原1830着。三次から1時間34分の乗車時間。3人の乗客とともに下車します。



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無人駅の浜原駅舎。日没が迫った駅前には人影はなく。



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駅舎前に建つ三江線全通記念の石碑。

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運行本数の少なさを物語る浜原駅時刻表。
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浜原から先は


434D 浜原1900発 江津いき


に乗り換え。こちらもキハ120の単行。


画像右手前が434D、左は432Dの折り返し列車


433D 浜原1841発 三次いき


432Dの乗客4人(私を含む)すべてが434Dに乗り継ぎました。