
12月27(木)
平成24年も残り4日となった寒い朝。
宿泊した大津駅近くのホテルを出発。
古い商家が点在する京町通、旧東海道を歩きます。
まだ人通りが少ない。


京町通りの一角に建つ小さな石碑。
「此付近露国皇太子遭難の碑」の文字。脇の説明板には
露国皇太子遭難地の碑
明治24(1891)年帝政ロシアのニコライ皇太子に津田三蔵巡査がサーベルで切りつけた「大津事件」の発端となった場所。
当事ロシアは強大国で、日本は近代国家として発足したばかりの弱小国のため、国民を不安のどん底におとしいれた。
大国ロシアを恐れた松方内閣は皇室に対する大逆罪を適用し死刑を画策。しかし、大津地裁で開かれた大審院法廷では謀殺未遂罪を適用、無期従刑の判決を下し、「司法の独立」を貫き通しました。
大津まちなか元気回復委員会
法学を学んだ者なら一度は耳にしたであろう「大津事件」、その場所を見たくてここに足を運びました。
しかし「大津まちなか元気回復委員会」とは…
大津の町も賑わいが少ないのでしょうか。

昨夜も撮影した登録有形文化財 旧大津公会堂。

浜大津駅前から見た琵琶湖、琵琶湖汽船が停泊する大津港。

朝から晴れたよい天気、これより向かう比叡山も見えます。

浜大津から京阪石山坂本線に乗車。

使用するきっぷは京阪電車の
湖都古都・おおつ1dayきっぷ
500円、京津線(御陵~浜大津)、石山坂本線(石山寺~坂本)が一日乗り放題。
坂本ケーブルの運賃が2割引、沿線の施設でさまざまな優待。


最初に乗るは石山坂本線
浜大津744発 坂本行き
800形二両編成、滋賀県警のラッピング、パトロールカー…
車内の多くは通学生、まだ時間帯が早いのか50%とほどの乗車率。
終点の坂本800着。

坂本駅舎。

比叡山延暦寺の門前町坂本、坂道を登り徒歩15分、坂本ケーブルのケーブル坂本駅へ向かいます。