
平成23(2011)年8月31日(火)
鹿島神宮駅を出て、坂道を登り鹿島神宮へと向かいます。
その坂道の途上にある公園には、「剣豪 塚原ト伝生誕之地」との表記と銅像が。
塚原ト伝(つかはらぼくでん)とは戦国時代の剣豪、兵法家、このときにその名を初めて知りました。

塚原ト伝像の眼下に見える鹿島神宮駅。
さらに坂を登り、鹿島神宮への参道へ。

初詣シーズンには賑わうであろう参道もこの時はほとんどの人影はなく。晩夏とはいえ陽射しがきつい。
道端には「NHK BS 時代劇 塚原ト伝 放送決定」と書かれた旗が風になびいています。

駅から歩くこと10分ほど、鹿島神宮に到着。
鳥居がない、日本大震災で大鳥居は倒壊してしまったとのことです。
境内には10数人のほどの参拝者の姿、駐車場の様子をみるとそのほとんどがクルマ利用でしょうか。
このときの参拝者で暑いなか駅から歩いて鹿島神宮に来たのは私だけなのか。


重要文化財 楼門
寛永11(1634)年、水戸初代藩主徳川頼房により奉納。
楼門を潜り拝殿へ。

重要文化財 拝殿
元和5年(1619)年 徳川秀忠奉納
暑いなか、信心深い方々がお参りしています。
拝殿の奥は本殿。なぜか撮影してなかった。

本殿から先は奥宮へと続く道、木に覆われ薄暗い、夏は涼しさを感じます。

神の使い の鹿。
奈良の春日大社や広島の厳島神社の放し飼いの鹿とは異なり、鹿島神宮の鹿は柵の中。

重要文化財 奥宮
慶長10(1605)年 徳川家康奉納
かつての本殿、元和5(1619)年の造営時に鹿島神宮の奥深い地に移されたとのこと。
この後は再び鹿島神宮駅へ向かいます。
暑さで鹿島神宮駅周辺を見てまわる気力はなく…