
4月27日(水)
鹿児島駅から歩く事10分程、坂を上り丘の上に位置する南州墓地へ向かいます。先程まで降り続い雨もようやくやみはじめてきました。


南州墓地
明治10(1887)年の西南戦争で政府軍に敗れた西郷軍戦死者が葬られた墓地。
西郷隆盛、村田新八、桐野利秋ら維新で功を成した人物達が眠っています。
鳥居奥の中央にある墓石が西郷隆盛の墓所。
維新三傑といわれた西郷の墓としては小さく見えます。

南州墓地に隣接する西郷南州顕彰館。
館内では隆盛の生涯をジオラマを再現、隆盛の遺品などが展示されています。
当日使用した「カゴシマシティービュー一日乗車券」を提示すれば入館料が割引(200円→160円)が割引、もちろん見学しました。

南州墓地から眼下の錦江湾を眺めます。
天気が良ければ雄大な桜島の姿が見えますが……
この日は雨ときどき曇りの天気、画像のように



鹿児島駅前から鹿児島市電に再び乗車し鹿児島中央駅前へ。
これにて鹿児島市電全線往復乗車完了。

甲突川に架かる高見橋を渡ります。
市電の車窓からも見える巨大な大久保利通像。
維新三傑の一人、ながら鹿児島では西郷に比べ人気のない大久保。
高見橋の周辺、加治屋町は多くの偉人生誕の地。ところどころに石碑が建てられています。

甲突川の川岸に建つ「大久保利通生い立ちの碑」
歳月の風雨に晒されたため、石碑に刻まれた文字が磨耗しています。

「大久保利通生い立ちの碑」の横に建つ建物は「維新ふるさと館」
明治維新に関する歴史観光施設。こちらも「カゴシマシティービュー一日乗車券」を提示することにより入館料が割引(300円→240円)となります。
再び雨が降り始めたこともあり、雨宿りを兼ねて入館します。時刻は既に16時過ぎ、17時の閉館時間(入館は16:30まで)は近づいていました。

館内は原則撮影禁止、画像は撮影可の西郷さんと並んで記念撮影できるスポット!
残念ながら東方はさみしい「ひとり旅」。


こちらも撮影可、篤姫コーナ。
江戸城大奥の篤姫の居室が再現されています。
残念ながら?というか当然立ち入り禁止!
しかしキンキラキンで落ち着かねえな!
この後は「維新体感ホール」、ロボットによる劇を見学しました。
西郷や大久保、勝海舟や坂本龍馬のロボットが登場するも、残念ながら撮影禁止

6年ぶり5度目の鹿児島訪問で初めて訪れた「維新ふるさと館」、歴史好きにはおもしろい施設でした。もっと早く訪れればよかった


閉館時間直前に維新ふるさと館を出ます。
外はザーザー降りの雨、「西郷隆盛生誕の地」の脇を通り、今夜の宿泊地、高見馬場のホテルへ向かいます。


夜になってようやく雨もやみました。夜の鹿児島を徘徊
