
12月15日(水)
山陽本線に乗り上郡に到着。風が強く寒いです。
JRの駅舎口を出て歩くこと1分、ひっそりと目立たぬ場所にある跨線橋を渡り智頭急行の小さな乗り場へ向かいます。
このようなJRと第三セクターの接続駅の両者の位置関係、立派なJR駅に遠慮した裏口のような場所に第三セクター鉄道の乗り場がある、という光景を全国でよく見かけます。※例:西舞鶴、豊岡、掛川、角館、

駅窓口でフリーきっぷを購入し 上郡13:12発 智頭行きワンマン単行列車に乗ります。
この旅で初めて乗る気動車の列車です。
約30%、両手で数えられる程の乗客数で上郡を発車しました。

今回使用したきっぷ、
「普通列車1日乗り放題きっぷ」 1,000円
利用期間 平成22年12月10日~平成23年1月20日
智頭急行上郡~智頭の普通列車に限り何度でも乗り降り自由。特急列車は乗車不可。
上郡~智頭の普通運賃は1,260円なのでかなりお得なきっぷです


途中の大原で車内の乗客はすべて下車、単行列車は私の貸切りとなってしまいました。
沿線は山にはスギの木が多く見られます。
花粉症の身としては春に訪れるのは苦しそう。

14:25 貸しきりのまま終点の智頭に到着。

さすがに会社名の表す駅だけあって駅舎も立派です。

こちらは隣にあるJR因美線の駅舎。上郡とは逆に智頭急行の駅舎の方が立派です。
智頭に来るのは2ヶ月前の因美線乗り鉄以来、あの時は暗い夜で町の様子がよくわかりませんでした。
智頭町の見所は因美街道の宿場町として栄えた「智頭宿」。
智頭町の商店街を歩き10分程で到着。

御本陣跡。

下町公民館 登録有形文化財

智頭宿の風景。右の建物は「西川克己映画記念館」。
内部が無料公開しているので入って見ました。

古い民家ときれいに整備された庭。
見学者は私ひとりのみ。もっとも周囲で歩いている人はほとんど見かけません。

重要文化財の「石谷家住宅」。
一般公開されてるもののこの日(水)は休館日。
粉雪がちらほら降ってきました。駅へ戻ります。