
12月14日(火)
琴平に来たならば金比羅宮に参らねば。
電車の待ち時間30分余りに土産物店が並ぶ金比羅宮の参道へ。師走の忙しい時期のせいか、参道を歩く参拝客は数人程見かけたぐらい。
土産物店や駐車場の係員も暇そうです。
ゆっくりと静かに金比羅宮にを廻りには絶好の機会です。
しかし!悲しいかな時間がありません。本堂へ向かう785段の石段を前にして引き返します。
冬の日照時間は短い。明るいうちに、高松琴平電鉄(琴電)の全線乗り鉄のためにはやむを得ず。
金比羅宮に参るのはまたの機会に。(いつもこればかりです

琴電琴平駅へ向かいます。

琴電琴平駅横に立つ高灯籠。
慶応元(1865)年築。高さ27.6m。

琴電琴平駅。この駅から琴電琴平線の乗りつぶしを始めます。
ちなみに琴電は平成15(2003)年8月に全線完乗しました。
その時は夏の熱い盛り、歩く体力消耗するので電車に乗ってるだけででした。沿線の見処はほとんど訪れず。
あれから7年、当時の記憶も薄れ、琴電沿線の見処も訪れずれたい、そんな思いから再び琴電に乗りに来ました。

窓口で ことでん電車全線 一日フリーきっぷ 1,200円を購入。
琴電全線が一日乗り降り自由の乗りつぶしには最適のきっぷです。

琴電琴平11;42発 高松築港行きは 元京急1000形!の1080型。この前面デザイン、全面貫通型のデザインとしては最高傑作と勝手に思っております。
念願のこの電車に乗れるとは!遠路はるばる讃岐の国まで来たかいがあった

私、生まれも育ちも現在住んでる場所も京急沿線(名前だけ見ると中央線沿線在住者みたいですが)
京急1000形は子供の頃から走ってる姿を見て、通学の時にも乗った電車です。
久々の再会?に感激です!

琴電琴平駅には元京急700形の1200型も昼間留置中。
この車両も京急時代によく乗りました。朝ラッシュ時の通勤快特12両とか懐かしいです。
もっとも全面デザインがイマイチのためか、あまり好きな車両ではなかったです。
11;42 琴電琴平を定刻に発車。
琴電はワンマン運転ではなく車掌も乗務しています。
よってワンマン機器など装備されておらず、車内はほぼ京急時代のまま、もちろん走行音も!
12;36着の瓦町まで元京急1000形の乗り心地を堪能しました。

瓦町では乗り換え時間わずか2分で長尾線に乗り換え。
瓦町12;38発 長尾行き に乗車。
電車はまたもや元京急1000形、長尾線用1300型。派手な広告塗装でした。
13;10 終点の長尾に到着。

長尾駅駅舎。7年前はこの駅に到着後、すぐに引き返しましたが

今回は駅周辺を歩きます。
駅から徒歩5分程の四国八十八箇所霊場第八十七番札所の長尾寺へ。
画像の山門は寛文10(1670)年の建立とされています。

境内にはお遍路さんの姿も見られました。
寺の周囲には遍路宿も。