
10月6日(金)
平日の昼下がり、三菱自工前で降りた乗客は私ひとりでした。
駅前にはあるのはもちろん三菱自動車の工場、周囲も工場が立ち並ぶ臨海工業工業地帯です。近くにはコンビニも飲食店もありません。
JR鶴見線の大川駅や名鉄築港線の東名古屋港のような光景、工場に用のある人以外でこの駅で降りるのは物好きか私のような乗り鉄くらいでしょう。

次の倉敷市行きの発車時間は約50分後。無人駅の三菱自工前は駅舎も待合室も無く、バスの停留所のようなもの。
ここで50分も列車を待つのはさすがに勘弁!隣の水島駅まで1.2㎞を線路際の道を歩いて進みます。
平日の昼下がり、道路は大型トラックが行き交じっています。歩道を歩く人は皆無。ひとり歩く私は、かなりの不審者です(笑)
それにしても数時間前のる備中高松城趾を訪ねた時とのギャップが激しいですな

あちらはのどかな水田地帯、こちらは無機質な工場地帯。

高架上にある水島駅。
近くには水島の町があります。水島の町は何となく昭和の雰囲気を残す町でした。

水島中央公園に保存されているD51。最近の旅の目的のひとつがこのような保存車両を見に行く事です。
ちなみに当ブログのタイトルは「意味も目的もない旅」です。
しまった!目的があった!タイトルと矛盾している(笑)、まぁエエか。誰も気にしてないだろ。

水島の町を歩いた後、再び1.2㎞歩いて三菱自工駅へ向かいます。水島臨海鉄道全区間往復乗車のために。
我ながら物好きというか変なこだわりです(笑)
三菱自工前は画像のように狭いホームと屋根、簡易なベンチしかありません。
15:33 始発の倉敷市行きが車両基地からやって来ました。三菱自工前から乗車するのは、またもや私ひとり。

16:00 終点の倉敷市に到着。途中の駅から帰宅時間の高校生達が大量乗車。倉敷市のホームは混雑で列車を撮影できる状態ではなく…
折り返しの倉敷市16:05発の列車を駅近くの線路脇で撮影しました。

倉敷市の構内に留置中の車両。

このあとはJRの倉敷駅へ。1年前に訪れた倉敷の街も美観地区も見るともなく。
こちらが昨年の倉敷訪問時の記事。本日の朝は倉敷
今ふりかえってみるとヘタな文です(笑)