8/17にラジオドラマ制作に関するワークショップに参加してきました。

講師は、ラジオのディレクターをされている乗松さん。

(ラジオに関わられて45年!ベテランすぎる)

 

40分ほどの講座でしたが、

音や音楽はもちろん、ラジオ番組の在り方についても

こだわりが伝わってきました。

 

またその後の質問コーナー、というか、フリートークが

面白く、気づけば1時間くらい経ってました(講座より長かったです)

 

■面白いラジオ(ドラマ)の特徴3選

もうちょっとだけ聞いてみようと思わせてくれる

車でラジオを聞いてて、車を降りるときに

つい車内で聞き続けてしまったことないですか?(僕はたまにあります)

いつでも消せるのに、聞いてしまう、、、絶対面白いんです。

 

効果音が想像力をかき立ててくれる

ラジオドラマでト書き(ナレーション)が多いと

萎えるというか、世界観が壊れてしまう、みたいなことがあります。

セリフも長いと聞き疲れる。

ト書きやセリフを効果音で置き換えられないかな、と考えてみるだけで

ずいぶんドラマに奥行きが出そうな気がします。

 

言葉より、話の展開・見せ方にこだわっている

僕は、台本で冗長な言葉遊びを盛り込んでしまうことがあります。

それって自分は面白いと思うけど、一般の聴衆にはそれほど受けないかも。。。

それよりも、「これからどうなるの?」と思わせるような

ちょっと変な展開を用意したほうが面白いものができる。観客目線、大事ですね!

 

長くなってしまいましたが、本題。

9/8のワークショップのメニューです。

5月と同じテーマですが、「感じる」をテーマに。

 

■メニュー

ウォーミングアップ(13:00~13:10)

鬼ごっこをやります。

脱力、発声練習、顔体操、ベクトル飛ばし(13:10~13:50)

【想像力】連想ゲーム(14:00~14:40):2人~

相手の言葉に敏感になるためのワークです。普通に連想ゲームをします。スキップあり/リズミカルVer.*と、スキップなし/ツッコミありVer.をやります。

*緊張感を出すために、指名制度を導入します(ベクトル飛ばしも兼ねてます)。

 

【想像力】ワットカムズネクスト(14:40~15:10):2人~

2人でシチュエーションを共有して、物語を作っていきます。相手の作ったストーリーを受け入れて「つぎどうなるの?」と合いの手を入れて、物語を膨らませていきます。(制限時間3分)

■ルール

・ストーリー展開は簡潔に断言口調で。(×こうなりたい→〇こうなる)

・展開したストーリーは、相手の了承を得ること。

・了承が得られたら、ストーリーは即実現する。

 

■禁止事項

・流れを止めない

・突飛なストーリーにしない

・並列のストーリーはなるべく避ける

 

【想像力】実況中継(15:10~15:30):2人~

アレンジオリジナルです。

1人が演技プランを決めてあるシチュエーションを演じます。

残りのメンバーはアナウンサーや解説者になって、実況中継します。

ネライは、中継者で、演技を観て、どういうシチュエーションなのかを

徐々に探り当てていきます。

演技者は、あまりわかりやすい演技はせず、淡々とリアルな感じで演じます。

 

台本読み(15:40~16:30ごろ)

 

よっちぃさん作の台本読みをします。

※持ち物は特にありませんが、筆記用具があるといいかもしれません。
※終わりの時間は16:30頃を目安にしています。

 

先述のラジオディレクターの話で、

ラジオ番組を制作するうえで、一番大切なことは、思いやりだそうです。

観客への思いやり、スタッフへの思いやり。。。

自分の行動が各関係者に、どのように映っているのか、

常々考えるんですね。難しいですけど。

 

では、9/8にあかがねミュージアムでお会いしましょう ノシ☆