第9回は、5人で実施。うれしいことに、1名の方が新しく参加してくださいました。
準備体操、樽枝(13:00~13:20)
脱力、発声練習、顔体操(13:20~13:40)
【表現力】「はぁ」というゲーム(13:50~14:30):3人以上
カードを使ったパーティーゲームです。たったひと言「はぁ」を、色んなシチュエーションを想定して演技します。残りの人は、どんなシチュエーションの「はぁ」なのかを当てます。
たくさん当ててもらった人が勝ち。たくさん当てた人も勝ち。
1回戦「はぁ」
2回戦「ん」
3回戦 拍手(手の動きだけで表現。表情なし)
想定以上に、答えが割れます!
とくに3回戦の拍手は、手の動きだけなので、想定外の回答をされてしまうことも。
ちなみに、こんな感じの星取表を作って結果を整理すると、
横の〇が多い人が演技力〇、縦の〇が多い人が観察眼〇
といえます。
(私は、一番よく外していて、観察眼×でした。)
【表現力】ジェスチャーゲーム(14:40~15:30):2人~
演者は指示された感情を言葉を使わず、10秒くらいの身体表現だけで表現します。
演者以外は、演者がどんな感情なのかを当てます。
進め方
・演技プランは4分間でしっかりと用意します。
・感情のシグナルを2つ以上盛り込むことをノルマにしました。
・演技の制限時間は設けず
お題は次の8つの感情を用意。
A. 嬉しい
B. 怒っている
C. 悔しい
D. 悲しい
E. 虚しい
F. 退屈している
G. 悩んでいる
H. 上の空
結果は、、、
H.上の空の演技は、G.悩んでいる、と感じる人もいるという結果に。
こういうところに、演技が上手くなる気づきが隠されている気がしますので
ちょっと考察してみたいと思います。
「上を見る」というシグナルは、思考を巡らせるときの視線です。
人は思考に集中するとき、邪魔な視覚情報をシャットアウトするために目線を上に向けます。
つまり、上を見るというマイムは、「上の空」よりも「悩む」に近いシグナルといえます。
腕組みも同様です。
生返事の演技も人によって振れ幅が大きく伝えるのが難しいようです。
「小刻みな相打ち」だったり「ゆっくりな反応」だったり…
どっちも適当な返事であることに変わりはないですが、
反応している時点でアクティブで「上の空」という感じからは離れて行ってしまいます。
また1人芝居の状況では、隣の友人の動きは観客に想像してもらう必要がありますので、
伝わりにくくなります。
では、G.悩んでいる/H.上の空 の
本質的な差は何なのでしょうか?
「悩んでいる」は能動的な感情、「上の空」は受動的な感情ではないかと思います。
受動的な感情を表現するマイムを追求すれば、より精度を高められる気がします。
では、E.虚しいとF.退屈している の
差をつけるとしたらどうしたらいいんでしょうかね?
今度はマイムの時間を短くしたり、選択肢をもっと増やしたりして
難度を上げてみてもいいかなと思います。
台本読み(15:40~16:30)
『天使は瞳を閉じて』の第3場を、
「間を詰めてテンポよく」を合言葉に↓こんな感じでやりました。
次回は
10/1(日) 13:00~ @あかがねミュージアムスタジオ1
*ワークショップ参加者募集中*
weeeeLABでは、仲間を募集しています。
単発の参加、途中退場/参加、外野で見てるだけ、、、大歓迎です!
興味を持たれた方は↓までご連絡ください(3日以内には返信します)
weeeelab@gmail.com
「週末に演技の実験をしよう」がコンセプト。いろんな演技の練習を試したり、
台本を読んで演じて、表現力の幅が広がったり、新しい自分を発見できたら、
また月曜日からも頑張れるかも?演劇で、日ごろの”感”動不足を解消しませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!