稽古も終盤、佳境。
連日の長回し、通し稽古。
本番が近づいてくるのに、完成度が頭打ちというか、
思ったよりも上がってこない・・・
小屋入り前のラストウィークの稽古場は、焦りが強い瞬間が多かったです。
でも、苦しかったからこそ、得たものもありました。
■コンタクトインプロと彫刻のエチュード、カバンのワーク
ダイアログは、単純な立ち稽古だけでは、決め打ちになりやすい(特にシリアス場面)。
ゲーム感覚で相手の状態(欲望と障害)を感じるような工夫が必要。
ということで、コンタクトインプロなどで、相手の身体に触れ続けながら
演じることを繰り返しました。
また彫刻のエチュードは、相手の身体を可動域を観察し、相手が面白く美しく見える形を模索することで、(自分の創造性を発揮するのではなく)相手の理解が進みました。
逆にシリアスと軽口が混在するダイアログは、カバンの中身を整理しながら
演じると、シリアス場面では自然と手が止まる。
こうやって自分の感情を可視化したら、相手とも共有できる。
■手は目よりも先に肥えることはない
演出家さんからの言葉、めちゃくちゃ刺さりました!
とにかく動画を繰り返し見て、違和感を感じた部分を書き出して、
共有して、改善策を考えるようにしました。
■稽古前に「一体感」を生み出すワーク
・全員で間を詰めて縦に並んで、後ろの人の膝に座る。
輪になれば、みんな座れる。
身体を他人に預ける感覚が分かります。
・輪になって、「ロ・ミ・オ・と・ロ・ザ・ラ・イ・ン」を一人ずつ回す
・ある程度回したら、さらに続けて「ロミオとロザライン」でみんなどうなりたいかを回す。熱いセンテンスができたら、みんなでこころが一つにならないかなと。
(※ただ、やっぱりみんな思うことが違うので、意外とうまくいきませんでした。)
◎小屋入り!
3/9から本番舞台の準備が本格的に始まりました。
本当にありがたいことに俳優部は、舞台練習からの合流でOKとのこと。
舞台上でも、ミザンスがバシバシ決まってゆき、照明が付き、音響のボリュームも上がり、カーテンコールも付き、段取りが固まってきました。このあたりの流れのスムーズさは、やはりプロのスタッフワークです!(惚れ惚れ)
さぁ、決め打ちにだけは気を付けつつ、このまま、本番まで、突っ走るぞー!