天童荒太の本を夜、ようやく読了した。
そんなに胸に刺さるものではなかった。
深夜まで読書するのは久しぶりだった。
ので、起きるのが辛かった…
それでも二度寝しないで起きている。
次はやどかり出版から、買った
「かごの鳥」を読みます。
伊藤時男さんのこと、情報としては知っていたが、詳しく知るのははじめてだ。
精神科の長期入院は罪なことだと、この本は訴えて来る。
40年もの入院を経て伊藤時男さんは、グループホームにいき、のち、アパートでひとり暮らしをしている。
精神医療国家賠償請求訴訟をおこして闘っている、伊藤時男さん。
カッコいいと思う。
私見を述べれば、訴訟は伊藤時男さん、ひとりだけではなく、多くの患者がおこせば効果的だと思う。
ハンセン病やB型肝炎、薬害エイズなど、どれも、たくさんの原告が居る。
伊藤時男さんが闘うのは、確かにカッコいいが、それが、ひとりであるためプレッシャーにならなければいいのだが。
医療保護入院は本人の意思に反した強制入院である。
どうにかならないものか⁉️
私は昭和の時代の閉鎖病棟を知っている。
院外作業はいつの間に廃れたのかしら。
あの頃は私の人生どん詰まりだった…
今、閉鎖病棟に居る患者さんは、やはり、どん詰まりなのだらう。
そんな弱き者たちを経営の肥やしにする精神病院許すまじ
やどかり出版から出る本は教科書みたいに、近寄りがたいものばかりである。
しかし、一度その真髄に触れると沼の底に引き摺り込まれる。
いろいろと聞き齧ってみても、結局、私の闘うフィールドは精神保健福祉なのである。
頑張れ伊藤時男さん❗️
バイバイ・ベイビー★