ヒップホップはその起源において、カウンターカルチャー的な様相があった。
もちろん、ジャマイカから来たミュージシャンが「なんか面白いことやってやるぜ!」
的な軽チャー(フジテレビ)なノリもあったろう。




たとえばこんな説


貧富の差や人種差別といった、あからさまな社会的軋轢だけが、抑圧というものを生み出すわけ
ではありません。<ニッポン株式会社>ならではの抑圧構造は厳然と存在

ライムスター・佐々木さん




日本の場合は、若干事情が違ってくるかもしれない。





しかしそこで日本のラッパーのパイオニア吉幾三

「おら東京さ行くだ」

スラング(方言)を駆使し、ロック・演歌の融合も図っている。

それほど、アレンジを詰めてないピチカートみたいなトラックがかるーい。
歌詞も軽めなのですが、そこは秋元康というかなんというか。



「恋をするたび 一人言 100倍増えてく」
「まわりのノイズ 気にせずに 悟りを開くわ」




みたいなディープ系の歌詞をにべもなくさらりとしのばせるとこは秋元マジック。

VENUSは良いですね。ラテンノリだったのが意外。




こういうラテン系プラス少年隊テイストだと良いかもしれない。





これはなかなかの自意識系の曲で、初期の堂本剛ソロ(ミスチル)の「街」、

「オリジナルカラー」に似ている。架空の主体に寄り添うような歌詞をつくる。







だが、さらに言うと浜崎あゆみに近いのかもしれない。


おそれずに主体的なものをつくりあげようとする意思。


お台場一丁目商店街的とも言えるかもしれない。






そう考えると死滅していた男性ソロアイドルの久しぶりの登場は納得できた。

この人は、インプレッションが強い。


インプレッションだけで戦略となっているところが強味。


なにをしても、様になっている。



広告に例えるのはなんだが、そのためCPCが異常に安く済む。





中島美嘉, SOUL OF SOUTH, 河野伸, George David Weiss, G.Douglass, Dr.kyOn
ALL HANDS TOGETHER



B'zは、形式上は洋楽メジャー系譜にあるんだろうが、どこか日本的ポップな部分がある。



「juice」という曲はかなりポップであった。



やはりそこには松本さんがTMネットワークのギターしてたことが刻印されているので
あろう。


ユニコーンがTMネットワークっぽくつくった「光のネットワーク」に近い。



そこに稲葉さんのテンポよくも、かけまくも刹那な言葉が心地よい。




B’z, KOHSHI INABA
SPLASH! (通常盤)



キャッチーなフレーズでマーケットに様々なアプローチをかけている倖田來未。
う~ん、でも「キューティーハニー」くらいしか曲思い浮かばないんだよねえ。

倖田來未よりも戦略が一人歩きしてますね。



それと連なるのが和田アキ子で彼女も2、3曲しか思い浮かぶ曲がないのに、
毎年毎年紅白のオオトリ云々してるし。

大御所の常道なのでしょうか。





*和田アキ子さんは、ブルース歌手としてはものすごい力量の持ち主なので
他の日に書きたいです。

もちろんAAAの歌唱力もあるだろうが、真島が書いたのはデカイなあ。
それをきちんとこなす能力もある。





真島はけっこーメロディ・歌詞ともにしんみりとしがちだが、
「ハリケーン・リリ~ボストン・マリ~♪」という言葉が
POPなアクセントとして機能していて聴きやすい。




AAA, 真島昌利, 家原正樹, ササキオサム, 日高光啓
ハリケーン・リリ、ボストン・マリ




たいてい、今のオリコントップ10に入っている曲は、恋愛系の歌が多い。あるいは
内面系。こういうのってたいてい日本語の問題にされてしまう場合が多い。
では、日本語の問題ってなにか?
「政治」と個人的なレベルでの「惚れたはれた」、「悩んでる」系。




和歌のころから、いやもっと以前から歌の歴史はあるが、やはり政治体制(天皇制)にこびり
ついていたのが和歌であり歌であった。そこで政治について歌うのは難しい。
そこで「惚れたはれた」系が発展してきた。西行なんてはうまく距離を
とりつつ歌ってたようだが。