第4話:おませなマリア | ★私立 ウエッジウッド学院★ by SIMS freepray


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あら、あそこにいるのは「マリア」だわ。

こんな朝早くどうしたのかしら?

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「マリア、おはよう。」

「あっ!モモちゃん!久しぶりね!今から学校へ向かうの??」

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この子は、近所のマリア。
まだ小学生だけど、おませさん。

本当はウエッジウッド学院の初等科に通いたいけど、学費が高くて入学できないらしい。

だから、私がママに頼んで入学させてあげるわよって言ったら、そんなことしてはダメ!って怒られたわ(笑)


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「いいなぁ、ウエッジウッド学院」

マリアは、モモの制服をジロジロ眺める。

「だから、私がママに言ってあげるわよ?学費を免除とかでいいんじゃない?」

「モモちゃん!それはダメ!ママに”マリアが高校生になる頃には、パパも昇進してきっとウエッジウッド学院に入学できるわ!難しい学校なんだから、それまでに頑張ってお勉強しなさいね!”って言われたの!」

しっかりした小学生ね。
尊敬しちゃうわ。

「私よりマリアの方が大人ね!」

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「ふふ、嬉しい!頑張るわ!それより、モモちゃんて本当にお顔が小さいね!」

「そんなことないわ、マリアの方がお顔小さいわよ?」

「そんなの嘘に決まってるじゃない!明らかに頭の大きさから違うわ!モモちゃんとミケル様はマリアの憧れなの!」

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「あら、ミケルは”様”つき?(笑)」

「そう!お人形みたいだもの!あ、もちろんモモちゃんも!」

「なんか悔しいけど、まぁいいわ(笑)マリアは今から学校?」

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「そうなの、もう行かないと。」

「あら、車で一緒に行く??」

「いいえ、美容の為に歩くの!方向も全然違うしね!じゃあね!」

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「ええ、気を付けてね。」

マリアは歩いて学校へ向かった。

マリアとの出会いは、私が家の前で友達を待っていたらマリアが「うわ!お人形が動いた!」って腰を抜かしたのが出会い。

マリアはとてもおませだから、将来が楽しみだわ。

さて、私もそろそろ行かなきゃね。

モモは車のところに向かった。




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