https://isum.or.jp/

 

披露宴で流す映像に絡む著作権には、演奏権と複製権の2つがあり、映像に音楽を取り入れるのは複製権という権利が関わってきます。

これを一手にまとめているのが、ISUM一般社団法人音楽特定利用促進機構です。

 

そのISUM一般社団法人音楽特定利用促進機構からISUM楽曲データベースに登録された楽曲の情報が定期的に届くのですが、今週5月22日付の最新リストに、Van Halen (ヴァン・ヘイレン)の「Jump」、「Oh,Pretty Woman」などが追加されました。「Jump」は、1984年にリリースされたアルバム『1984』に収録されていて、当時のビルボードチャート1位を獲得した名曲です。アルバム『1984』は、「Panama」や「Hot For Teacher」などヒットナンバーを輩出した名盤として、個人的には好きなアルバムです。

 

 

 

 

 

この曲=「Jump」は、ISUM楽曲データベースではライブバージョンがすでに登録されていましたが、今回、2004年にリリースされた2枚組のベスト『ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレン-THE BEST OF BOTH WORLDS-』での登録となっています。

 

 

 

シンセサイザーから始まるイントロ、ビートの効いた躍動的なリズム、歌いやすいサビは、ニューヨークやシカゴ発のようなコテコテなロックではなく、西海岸の乾いた空気を感じることができ、披露宴とも相性が良いです。

 

楽曲自体は、入場や乾杯、ケーキ入刀など前半のメイン処で盛り上げることができますが、オープニングムービーに使用するのも良いです。

イントロから新郎新婦の紹介をして、1分15秒のサビで扉が開いて入場!なんて演出で一気に盛り上げることができます。

 

1984年といえば40年前なので、もしかしたらロック好きの親御さんが、当時ご自身の結婚式で流したかもしれません。親子2代で披露宴で同じ曲を流すのも演出としては面白いかも。

 

5月22日付のISUM楽曲データベースには、「Jump」の他に、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の「オー・シャンゼリゼ」があったのが興味深かったです。

 

 

 

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団は、奇妙礼太郎を中心とした関西発のジャズっぽくないジャズバンド。総勢10数名からなり、活動時期やライブ時によって変わるためメンバーは固定していません。

とても個性的な歌い方でファンを魅了します。

 

「オー・シャンゼリゼ」は、あの有名な「Les Champs-Élysées(オー・シャンゼリゼ)」のカバーです。

 

何ともいえない独得の雰囲気で、足取りも軽くなります。

 

披露宴では入場のシーンで使用したことがありましたが、エンドロールに挿入するのもなかなか良いですね。終盤に向かっての♪オー・シャンゼリゼ~のコーラスは、ゲストの名前がロールアップで流れてくる様子が目に浮かんできます。

 

 

これらのようにムービーで使えるようになったことで、これまでできなかった演出ができるようになったので、イメージ次第で演出の幅を広げることができます。

他にもお馴染みのテイラー・スイフトや桑田佳祐、またHi-Fi CAMPやKing &Princeなど70曲強、追加されているので興味のある方はぜひ5月22日付のISUM楽曲データベースをチェックしてみてください。

 

ただし登録されている曲のISUMへの楽曲使用申請は個人ではできなくてISUM一般社団法人音楽特定利用促進機構に登録の映像制作会社や音響会社に代行してもらう必要があります。(弊社もその一社ですので、気になった方はご相談ください。)

 

 

 

 

また、披露宴で流す映像に挿入する音楽著作権について詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。

 

 

 

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★このブログの中でご紹介の曲を試聴したり、購入したいという方のために、Amazonで販売されているCDはリンクされています。

またデジタル配信されている曲は、Amazonデジタルミュージック (MP3音楽ダウンロード)で視聴&購入ができます。ぜひご利用ください。

★また、ご披露宴では著作権の観点から市販のCDでしか流すことができませんので留意されてください。

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