前回、披露宴スピーチでは、
「笑い」は意外と起きにくいものであり、
ユーモアを表現するのは難しいというお話をしました。
ユーモアを求められる方は、きっと、
『その場を堅苦しいものにしたくない』
『和やかな雰囲気の中で話をしたい』
という思いをお持ちではないか、と思うのです。
その希望を実現させる、一番簡単な方法は、実は、
自分自身が、誰よりも、
にっこりと、和やかに、フレンドリーにお話する
ということなんです。
これだけでいいんですよ。
その場の皆さんがリラックスして、
柔らかい雰囲気になるためには、
実はご自身がそのようになられるのが一番早く、確実なわけです。
さて、前置きが長くなりましたが、
披露宴において発揮できるユーモア(笑い)について
今回は非常にざっくりとですが、挙げていきます。
是非ヒントにしていただければ幸いです。
①だじゃれ、語呂合わせ
②罪のない、無邪気な勘違いや
若さゆえの思い出エピソード
③一生懸命なあまり起きた失敗談や
びっくりエピソード
④ご自身の失敗談や至らなかった話
②~④は、新郎新婦や「結婚」と関連のある内容にすること、かつ、
それをポジティブな形のオチに
しっかり持っていくのをお忘れなく。
ユーモアと笑いとは厳密に言うと同義ではありません。
ニヤリとさせられるような個性的な褒め方や、
スピーカー自身が卑屈にならないかたちでの謙遜、
ウイットに富んだ表現など、いろんなものがあります。
どれにしても、
頑張ってます!感が伝わらない形で、
不自然になることなく、
無理のない感じで検討してみてください。
くれぐれも、新郎新婦本人を、
お祝いの席で無神経にイジることのないように
留意してください。
そもそも披露宴スピーチに笑いは必須ではありませんので…
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